次の世代を見据えた「桜」を植樹したい
桜は、坂出市の「市の花」として、宇多津町の「町の木」として地域の方々に親しまれています。
今もこの地域には「瀬戸大橋記念公園」「番の州公園」「常磐公園」など多くの名所がありますが、その多くは高度経済成長期に植えられたソメイヨシノです。
しかし、桜(ソメイヨシノ)の平均的な寿命を60年と考えると、美しい花を咲かせることの出来る桜は減少傾向にあります。
その「桜」を見て、育って、思い出を作ってきた僕たちの世代が、僕たちの子供たち、孫たちの世代に向けて、「桜」の思い出を紡いでいく必要を感じています。
僕たちの手で「桜」の思い出を紡ぎたい
坂出青年会議所が設立し、今年で60周年を迎えることができましたが、60年前の設立当初に坂出市の聖通寺山に桜を植樹した記録が残っています。
桜(ソメイヨシノ)の平均的な寿命を60年と考えると、この60周年という節目の年に、設立当初のメンバーの思いを紡ぐためにも、次なる世代の「桜」を僕たちの手で植樹することで、60年という歴史を振り返り、新たな時代を築くための大きなチャンスだと思います。
次の時代を担う世代だからこそ、次の「世代」のために行動したい
坂出青年会議所は、坂出市、宇多津町を中心とした地域のために、明るい豊かな社会を築くために行動する青年による団体です。
20代、30代の、次の時代を築く僕たちの世代だからこそ、次の「世代」のために行動したい。
この土地で子供を育てていく僕たちだからこそできることがあるはず。
そして、この土地で育ててもらった僕たちだからこそ、僕たちがやる意味があると思います。
僕たちの見た桜はいまは心の中だけ。。
かつて僕たちに大切な思い出を作ってくれたかつての場所も。。。

かつて満開の花びらで僕たちの感動させてくれた桜も。。。
かつて僕たちの目を輝かせてくれた桜並木も。。。

かつて瀬戸大橋と瀬戸内海を見渡しながら走り回っていた広場も。。。

僕たちの成長の月日とともに、うっそうとした山道になっていました。
でも、僕たちが見たあの素晴らしい桜は僕たちの心の中にちゃんとあります。
その思いをちゃんと伝えないと!!
それは桜の素敵な思い出をもって育ててもらった僕たちの責任じゃないか!!
[SAKURA Next Generation Project]発足!!
60年前の坂出青年会議所設立メンバーの思いを紡ぐべく、2017年入会の新人メンバーを中心として、
「SAKURA Next Generation Project」を発足させました。

これは、設立時の新人メンバーの思いを紡ぐと共に、60年の歴史に感謝し、次なる時代を築く思いをもっともっと強く、確固たるものにするために今年の新人メンバーを中心とした構成で活動していくものです。
このメンバーを中心に、一歩一歩着実にプロジェクトを進めてまいります。
植樹式!!
12月の初旬を目途に、植樹を僕たちで行い、12月の中旬に植樹式を予定しています。
そのために、植樹場所の整地作業、桜の苗の選定、購入、植樹方法の勉強など、一つ一つメンバーで協議しながら進めています。
草刈りから整地、植樹作業も僕たちの手で行いと思っています。
そして60年前の設立メンバーと同じように、次の世代のためにちゃんとした植樹式をして、ちゃんと僕たちの思いを記録に残したいです。
支援金の使いみち
今回、支援をお願いしたいと思ったのは、僕たちの思いに共感してくれる仲間を増やしたい。
同じ思いを共有できる仲間に思いを伝えたいという気持ちからです。
今回植樹を予定している場所は、瀬戸大橋と瀬戸内海という坂出らしい景色が一望できる素敵な場所です。
しかし、月日の経過により簡単に人が入れない状況になっています。
何度も現地に足を運びましたが、鬱蒼と茂った草木や蜂など、作業には危険も伴います。
人手が足りない状況ではありますが、今回は応援いただきたく、「1000円」の支援金のみご用意しました。
支援金は植樹に必要な様々な費用(整地、苗代、重機費、その他諸経費)などに
利用したいと思っておりますが、あくまで支援金は補助的なものとして利用いたします。
支援金が目標金額に達しない場合でも、植樹は実施する予定です。
そのために必要な資金は当プロジェクトにて負担します。
坂出青年会議所とは
最後になりますが、我々公益社団法人坂出青年会議所は、坂出市及び宇多津町を中心に活動する20歳から40歳の青年経済人の集まりです。地域をおもう志のもと、明るい豊かな社会を目指して、様々な活動をしています。「さかいで塩まつり」を中心に、「サマーキャンプ」や「市民大学」など、多くの地域住民の協力を得て、より多くの地域住民のために、次の世代を担う責任をもって、日夜活動しています。
お問い合わせ先
〒762-0053 香川県坂出市西大浜北1-2-33 坂出グランドホテル内
公益社団法人 坂出青年会議所
TEL:0877-46-8068
最新の活動報告
もっと見る
休憩所の屋根取り付け作業!!
2018/03/07 21:01屋根を付けました。 昨年はご支援ありがとうございました。 盛大に植樹式を開催でき、事業としてはひと段落しておりました。 しかし、本格的な桜の季節を前に、もう少しだけ作業をします。 休憩所として使われていた場所ですが。。。 せっかくきれいな瓦屋根ですが。。。 人が集まれないくなっていた休憩所。 昨年きれいに解体しました。 そこで!! 是非もう一度、この場所を人の集まる憩いの場所にしたい!!との思いから、屋根を付けることにしました。 まずは足場を組むところからです。 さすがに屋根は素人が簡単に作れるものではありません。 足場は事前にプロにお任せしています。 作業中もそうですが、人が集まる場所なので、安全面はプロにお任せします。 屋根は大工さんにお願いして、僕たちは全力でお手伝いです。 なれないながらも大工さんの適切かつ完璧な指導の下にどんどん作業を進めます。 簡単に。。。とは言いませんが、屋根の骨格が組みあがりました。 棟となる大きな木材を持ち上げるのは大変でしたが、上にあげてしまうと組むのはあっという間です。 事前に大工さんが木材に加工をしてくれてます。さすが大工さんです。 一つ一つの作業はなかなか大変ですが、着実に一つ一つ組みあがっていくたびに、どんどん屋根の形になっていきます。 大工さんを筆頭に、いわれるがまま作業するだけですが、いつの間にか達成感でいっぱいです。 たった一日で何もなかった場所に屋根の骨組みができました。 ここまでできれば、もう誰がどう見ても屋根です。 簡単な形状とはいえ、屋根をつくというのはそう簡単にできる経験ではありません。 とりあえずこの日は、達成感を胸に、次の作業を思いながら作業終了です。 そして、屋根の土台となるコンパネの取り付けです。 天気が良く、朝から暖かく、絶好の作業日和です。 。。。っと思っておりましたが、少し作業に入ると気が付けば汗だくです。 とても3月初旬とは思えない暑さです。 多少高さも増してきて、颯爽とあるく大工さんを横目に、安全を確認しながら一つ一つ慎重にコンパネを止めていきます。 はじめは慣れない作業で手間取ってましたが、すっかりビス止め作業にも慣れました。 快晴の太陽に背中を照らされながら、意気揚々と作業を進めていると、あっという間に屋根ができてきました。 僕たちは大工さんの指導の通りにビス止めをしただけですが、いつの間にか屋根ができています。 たった数時間の作業ですが、骨組みだけの屋根が一気に屋根らしくなってきました。 最後に大工さんに調整をしていただき、僕たちのできる屋根作業は終了です。 あとは、建築板金屋さんにお願いします。 多くの方の力を借りながら、少ない僕たちの力を出し合いながら、立派な屋根が着実に出来上がっていきます。 そして、なんと!! おいしそうなおにぎりがやってきました。 作業日和のなか、一生懸命体を動かし、作業もひと段落して、満足感と腹ペコ感に包まれた絶好のタイミングです。 昆布、鮭フレーク、ツナマヨのおにぎりに、卵焼きとソーセージです。 絶好のピクニック日和だと思いながら作業をしていましたが、まさか本当におにぎりがやってくるとは思いませんでした。 あっという間の屋根づくりと、あっという間のおにぎりでした。 昨年植樹した桜も、すこし春の訪れを予感させる小さな膨らみを見せています。 さすがに今年の春に、とはいかないと思いますが、やがて立派な花見スポットになってくれるはずです。 やっぱりこの景色はいつ見ても素敵だなあと思います。 小さいころからなんども見てきた景色ですが、青い空と、青い海と、島々と、瀬戸大橋と。。。 ここにきれいな桜が満開になってくれれば、言うことなしです。 達成感と、疲労感と、筋肉痛と、春まで待てないワクワク感を残しながら。。。 もっと見る
SAKURA Next Generation Project「植樹式」
2017/12/31 14:58いよいよ植樹式!! 12月10日の日曜日に、長きにわたって活動してきたSAKURA Next Generation Projectの集大成である、植樹式を執り行いました。 この地域を生まて、育ち、この地域で子育てを行う僕たちが、次の世代へ思いを紡ぐために、数か月にわたり活動してきました。 植樹場所の選定から草刈り、苗の選定、植樹作業まですべて僕たちの手でおこなってきました。 もちろん多くの方のご協力はありましたが、自分たちが発案し、実行し、思いを形にしていくプロセスを経験できたことで、以前よりも僕たちにできることや僕たちがやらなければならないことへの思いが強くなっていくことを感じます。 はじめは想いばかり先立ち、何をどうしてよいのかわからない状態でしたが、多くの方にご協力いただき、植樹を終え、植樹式を執り行うことができました。 改めて、思いを形にすることの難しさと、協力してくれるメンバーの力強さと、自分にできることを実行することの大切さ、重要さを学ぶことができました。 植樹式当日は、坂出市長綾宏様をはじめ多くの先輩方、現役メンバーに来ていただきました。 また、坂出青年会議所創立時のチャーターメンバーである、榊久雪商工会議所名誉会頭(8代、9代、10代理事長)、阿河実三先輩(15代理事長)にも来ていただきました。 60年前に、坂出青年会議所創立を記念して聖通寺山に桜を植樹し、60年後の今僕たちが、この60年から学んだ地域への想いと志、そしてそれを形にする実行力を、これからの60年を生きていく僕たちが次の世代を紡いていけるように。 人が入ることのできないような草木の放置されたこの場所を、多くの方のご協力で植樹式を行えるところまで実現することができました。 SAKURA Next Generation Projectはここでいったん役を終えることになりますが、僕たちの想いはこれからも着実に形にしていけるように努力してまいります。 当日ご参加いただきました方々をはじめ、ご協力いただいた多くの方々、また当クラウドファンディングにご支援ご協力いただきました方々には、この場をお借りして厚く感謝申し上げます。 当クラウドファンディングにご支援いただきました方々には、ポストカードを送付させていただいております。 ささやかな返礼品ではございますが、春うららかな季節になりましたら、桜に紡ぐ僕たちの想いに少しだけ想いを馳せていただければと思います。 もっと見る
いよいよ植樹!!
2017/12/13 17:55とうとうこの日がやってきました。 待ちに待った植樹です。 幾度のなく草木と格闘してきましたが、ようやく辿り着くことができました。 とはいっても、ぱっと掘って、ぱっと植えられるわけではありません。 ココまでも長い道のりでしたが、ココからもまだ道は長いです。 まずは穴掘りからです。 しかし、シャベルでちょっと掘るだけでは、桜は十分に根を張ってくれない可能性があります。 そのために、まず重機を使って大きな穴を掘ります。 そして、その穴の中に落ち葉を入れます。 落ち葉はいっぱい周囲にあるので、かき集めてきます。 3袋~4袋程度入れていきます。 落ち葉が隠れるように、土を入れていき、ある程度桜の苗を植えられるくらいになったら、肥料を追加します。 そしていよいよ桜の苗を植える作業です。 しかし、ココで一つ注意点です。 苗はカップから取り出したら、根っこをほぐしてあげましょう。 こうすることで、根っこが伸びるのを助けてあげることができます。 苗を置いたら、土をかぶせます。 畝を作るように、こんもりと土をかぶせていきます。 苗を中心にくぼみを作ったら、また肥料をかけていきます。 十分に肥料をかけることができたら、最後に水をたっぷりあげます。 ここでまた一工夫です。 たっぷりあげた水が十分に染み込むように、穴を開けてあげましょう。 こうすることで、根っこと土が水によって十分に密着し、吸収をよりよいものにしてくれます。 これで植樹の完成です。 あとは大きく育ち、きれいな花をさかしてくれるのを待つばかりです。 この日は天気もよく、瀬戸内の景色がいつもにましてきれいに見えます。 この日を待ちわびながら、作業を進めてきましたが、ここまでこれて自分でもびっくりです。 残す作業もあと僅かです。 準備万端で「植樹式」の開催を行いたいと思います。 もっと見る



