2018/01/21 11:46

1月16日(木)に倉敷芸術科学大学の先生、学生とともにマスキングテープ「mt」を製造しているカモ井加工紙へ見学とデザイン打合せのため行ってきました。
最初に「mt factory tour」でも使用されている全面ガラス張りの史料室へ行き、なんとカモ井加工紙の鴨井社長自ら「カモ井のものづくり~「mt」誕生秘話!~」についてお話いただきました。

「mt」誕生秘話!について説明する鴨井社長

元々は、車・建物の塗装で色を塗らない部分を隠すため、また、簡単にはがすことが可能なことから工業用製品としてマスキングテープが使用されていました。
そこへ10年前、東京の女性3人から「好きな色、柄」のマスキングテープを作ってほしいという問い合わせがあったそうです。
その3人は、国内のテープメーカー8社に相談しましたが、その中で、唯一、申し出を受け入れてくれたのがカモ井加工紙だけでした。
それをきっかけとして、マスキングテープ「mt」が誕生しました。
鴨井社長からは、「mt」誕生の背景の他にも販売戦略等について、冗談を交え学生とコミュニケーションをとりながら一時間ほどお話いただきました。

次に2階へ移動し、会社の歴史や過去に製作された2,000種類の「mt」、昔懐かしいポスター、看板など様々なものが展示されているスペースを見学しました。

史料室2階展示スペース

その後、限定マスキングテープを作成する上で、重要な仕様、注意点について担当者の高原さん(写真中央)と村松さんと打合せを行いました。デザイン打合せの様子

テープの幅、色、印刷の方法など細かい部分について入念に確認しました。
お二人には丁寧にご対応いただいたおかげで、今後デザインを仕上げていく上で、非常に参考になったと思います。

今日のことを踏まえ、果たしてどのようなデザインが生まれてくるのか楽しみに待ちたいと思います。

当日ご対応いただいた鴨井社長、高原さん、村松さん、お忙しい中、貴重なお時間をいただき本当にありがとうございました。