2018/03/03 22:01
もう何年も前に、新聞で読んだのですが、
今の頭数では、対州馬は遅かれ早かれ
絶滅をまぬがれない、というのです。
その学者の試算では、種の保存に必要な
最低頭数は80頭前後で、その半分くらいしか
存在しない同馬は存続できないと言うことでした。
昭和の初め頃まで、対馬では4000頭くらいが
飼養されていたという対州馬。
人との暮らしの中にあって、ともに泣き笑いの
毎日の中にもその存在は小さくなかったと思いますが、
まるで、そんなものは最初から存在などしなかった、
とでもいわんばかりに、静かに消えていこうと
していることに、どうしても違和感をぬぐえません。
日だまりの中、すやすやと眠るひん太。
一応、牡馬(ぼば)なのですが、その相手もおらず
今のところ見つかるあても何もありません・・・・