2018/03/15 12:06

僕らが廃校となった小学校の校舎をリノベーションし、MUKASA-HUB(ムカサハブ)と名付けてオープンしてから早いもので一年近くが経とうとしています。

 子供達の声が消え、「無価値」となった建物に、もう一度息吹を吹き込む。それは本当に有意義なチャレンジであり、此処から沢山の出会いも生まれました。
 地域の新たなコミュニティの拠点として、「地域」「ベンチャー」「ビジネス」「起業」と言ったテーマで、その在り方を再定義し、学び多き日々を過ごしています。
 MUKASA-HUBのシンプルなロゴマークに込めた想い、それは「廃校になった学校って、がらんどうの箱のようなもの。箱はただの受け皿にしか過ぎない。ここにどのような風景を描くのか、それは集った一人一人の関わり方次第である。」ということ。
 やがて僕らは、「いいかねPalette」や」「大名小学校」のように、九州で志を同じくする廃校利活用をしている仲間達と繋がり、「九州全体で“廃校を通して”地域の課題を見つめ直し、 “前のめり”なくらいに未来志向な九州リージョナル(地域)ネットワークを築こうということになりました。
  廃校が存在するということは、その背景には必ず様々な地域課題があります。それぞれの町の、それぞれの課題を、同一テーマで重ね合わせ、そこから炙り出されてくる共通の問題点。それを共有し、話し合う貴重な機会が「九州廃校サミット」だと思っています
まちづくり、ベンチャー、地方創生、それぞれのフィールドで活躍するユニークな個性が一堂に会する機会です。全国でも、いやきっと世界でもはじめての「廃校」を切り口とした100%民間運営のワクワクした出会いにあふれたサミット。
是非とも一人でも多くの方々のご参画を心待ちにしています。  
MUKASA-HUB代表 村岡浩司