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昔は海だった!大牟田の干拓1000年の歴史を伝える巨大パズルを作りたい。

 重機なんてもちろん無い昔から大牟田の祖先は何度も何度も風水害に遭いながら干拓を行い、現在の土地を残してくれました。その土地に生まれ、水も食量も不自由なく生きていく子ども達に、干拓・埋め立ての歴史を通して私たちの地域を伝える教材を作ります。

現在の支援総額

109,000

109%

目標金額は100,000円

支援者数

30

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2018/03/15に募集を開始し、 30人の支援により 109,000円の資金を集め、 2018/04/15に募集を終了しました

昔は海だった!大牟田の干拓1000年の歴史を伝える巨大パズルを作りたい。

現在の支援総額

109,000

109%達成

終了

目標金額100,000

支援者数30

このプロジェクトは、2018/03/15に募集を開始し、 30人の支援により 109,000円の資金を集め、 2018/04/15に募集を終了しました

 重機なんてもちろん無い昔から大牟田の祖先は何度も何度も風水害に遭いながら干拓を行い、現在の土地を残してくれました。その土地に生まれ、水も食量も不自由なく生きていく子ども達に、干拓・埋め立ての歴史を通して私たちの地域を伝える教材を作ります。

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子ども達が干拓の歴史順に干拓パズルをはめて、現在の姿までに完成します。

 

これまでに作った大牟田北部(手鎌地域)の干拓1000年の歴史パズルです。


●1/2500縮尺の大牟田の干拓・埋め立ての歴史パズルを作ります。

 これまで大牟田北部の干拓の歴史を2m×2mの大きなパズルにしてきました。これを使って小学校の4年生に干拓の歴史を説明してきました。子ども達が干拓の歴史順に干拓パズルをはめて現在の姿までに完成します。机上ではわからない、地域の歴史を体験しながら理解していくものになっています。組み立てながら、干拓されてきた歴史を話し、最後には食べ物を作る土地が欲しかったから生きるために干拓をしたんだと締めくくります。

 現在、写真のように北部地域(手鎌小校区)まで作りました。今後は、歴史を調べながら中部地域(明治小、中友小、大正小校区)、南部地域(天領小、みなと小)までパズルを作っていきます。中部、南部地域は干拓だけではなく、炭鉱の歴史と共に埋め立ての歴史も入ってきます。

 ▲現在取り組んでいる明治校区の干拓・埋め立ての歴史パズルのラフ図です。 

●生まれた時から豊かな物に恵まれて生きる子ども達に、祖先の苦労を伝え郷土愛を育てたい

 これまで一緒に学習した子ども達からのお手紙の一部です。小学校の先生方は数年ごとの移動と日ごろの多忙さにより地域の歴史をじっくりと研究されることが困難です。だから、子ども達に私たちの郷土を伝えるのは、私たち地域の者の役割と手鎌歴史と里山の会では考えています。子ども達の感想を読んでいると、祖先の苦労をつかみ、私たちの土地に想いを馳せています。確実に子ども達に郷土愛が育っていく様子を感じています。

 

 ▼小学4年生から寄せられた感想です。

 

●干拓とは? 

 海に土地を作る方法として、埋立てと干拓があります。埋立ては神戸市でみられるように、山を崩して海を埋めるという方法です。一方、干拓はというと、海を堤防で締切るだけ。海を締切り、海水を排水することで現れた海底がそのまま陸地になります。しかし、干拓がどこでもできたかというとそうではなく、よほど遠浅か、潟のできる自然条件が揃っていないと行うことができないのです。(九州農政局「干拓とは」より引用)

 埋め立て地は住宅地や工場用地に、干拓地は農地に使われる目的で造られてきました。

 「牟田」は「潟」という意味です。大牟田市はその名のとおり大きな潟を干拓してできたのです。長い年月、自然堆積で潟ができては干拓されてきました。

 今干拓事業というと諫早湾で行われています。しかしこの干拓は、それまで連綿と続けられてきた干拓事業とは様相が異なるようです。人口もお米の消費量も減少傾向の今、干拓は必要かと問われる時代の干拓事業となっています。

 それまでの干拓事業は、弥生時代から私たち人を支えてきた米を生産する農地としての必要性から行われてきました。


▲太古の想定海岸線(太線)。細線が現在の海岸線。その間が自然の力で造られた干陸と干拓・埋め立てで造られた大牟田の土地(三池カルタ・歴史資料館掲示)。 

● パズル完成までの流れ

○歴史的事実を調べます。図書館、市史編さん室、柳川古文書館、歴史資料館、地域に伝わる資料にお世話になりながら、調べていきます。

○1/2500の地図をつなぎ、に干拓・埋め立てがどの年代にできてきたか、順番に書き込んでいきます。

○平安末期、室町末期、江戸末期、明治末期、現代と色分けします。

○クッションシートに貼り、色別、場合によってはできた順に切り分けてパズルの完成です。

○地図は予算が取れたら、印刷します。

○現在のところ、北部ができています。今年はその南部明治校区にチャレンジ!今後もさらに南部に広げていきます。

 

● 支援金の使いみち

○調査の際のコピー代、通信費、燃料代、紙代等。

○パズルの材料(クッションシート、接着剤、絵の具等)

○印刷費用

 

● 実行スケジュール

○平成30年・・・大牟田中部地域のパズル作成。小学校2校以上で説明。説明できる人の養成講座Ⅰ開催。干拓・埋め立ての歴史ツアー開催(自転車と自動車で)

○平成31年・・・大牟田南部地域のパズル作成。。教育委員会へ協力を願い、説明できる小学校を増やす。説明できる人の養成講座Ⅱ。干拓・埋め立ての歴史ツアー2年目(自転車と自動車で)

○平成32年・・・説明できる人の養成講座Ⅲ最終年。干拓・埋め立ての歴史ツアー最終回(自転車と自動車で) 

● これまでの活動

▲作成した干拓マップ(A2サイズ)は、教材として活用できるよう各地域公民館や小中学校等に配布しました。

 

▲市の施設(手鎌地区公民館)等で一般公募の市民を対象に干拓学習会を開催

 

▲地域の公民館で干拓マップの説明会を開催

 

▲地元の地域公民館を借用して地域の宝物を紹介する巡回写真パネル展を開催

 

▲干拓パズル模型を作成中

 

▲手鎌小学校の児童に地域の歴史を授業したところ、児童が学習した内容を体育館で保護者等に成果発表しました。

 

● お問い合わせ先

090-7292-0375 手鎌歴史と里山の会 歴史部会 坂本

支援に関するよくある質問

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最新の活動報告

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  •  大牟田北部の干拓1000年のパズルを使って学習した小学4年生の感想です。こんなに感じ取って、さらに周りの人々へ伝えることまで書いてくれています。まさに私たちが目指していることを、この感想で表してくれてます。この子は住んでる土地を知り、この子の中に故郷を愛する心が育っています。こんな感想をもらうと、やっぱり私たちの活動は必要だと感じます。  そして、こんな感想を寄せてもらうと、もっと多くの子ども達に大人の人々に伝えなければ、と思います。  大人は地図を見てどの場所か想像しながら探すことができますが、小学生では上から地図を見てもまだわからない段階だそうです。成長を待つ段階だそうです。そこで、少しでも具体的に感じることができるよう、巨大なパズルを子ども達が手に取って組み立てていくようにし、理解を助けています。  ※「がたいね」は「黒崎がたいね踊り」の省略です。この小学校では4年生の地域学習で受け継ぐことになっています。「潟(の泥)を荷う」からきた「がたいね」です。昔の干拓堤防は松や藁、石で堤防枠を造り、その中にがたを積み上げて堤防を造りました。現存する堤防跡に立つと幅が20mもある堤防です。それが人力で造られています。昔の人々の労苦が偲ばれます。    現在、パズルは大牟田の半分ほどを作ってみましたが、これを子ども達にわかりやすく伝えるために、史実から伝える内容を選び、子どもがわかる言葉に変えてもらう(元小学校の先生にお願いします)作業が待っています。また、これから大牟田南部地域の巨大パズルの制作も待っています。  まだまだ資金が必要です。どうぞ、支援をお願いします。       もっと見る
  •  何とか明治校区の干拓のパズルを作ってみました。これで半分を越すパズルができたと思います。当日は大牟田北高等学校とありあけ新生高校からボランティアに13名来て下さって、若い力と知恵で作成を進めてくれました。高校生の皆さんに感謝です。  今回ワークショップを試しに開いてみましたが、材料費、お弁当と結構資金が必要とわかりました。 また、明治校区の干拓の歴史はまだ不明な点があります。まだまだ調査が必要です。  そして、子ども達にわかるように伝えるには、教える技術もいると感じています。子どもに伝える力を身に着ける講座も必要になってきました。今後は元小学校の先生に来ていただいて、子どもに教える方法も身に着けていきたいと思っています。  講座を開くにも、調査にも、そして、残りの地域の巨大パズルを作るためにも資金が必要です。  資金援助をお願いします。  メンバーはまだ数人でやってます。一緒に活動できる方、ぜひご一報を! もっと見る

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