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400年続く窯元。今は亡き15代目朴平意の兄、博山の作品を完成させたい!

400年以上続く古窯「小松原窯」。先代の14代目博山先生は不慮の事故により54歳という若さでこの世を去りました。それから十数年。今では使われなくなった窯の奥に、その作品はあの日のまま、ひっそりと眠っていました。

現在の支援総額

123,000

15%

目標金額は800,000円

支援者数

16

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2018/09/23に募集を開始し、 2018/10/31に募集を終了しました

400年続く窯元。今は亡き15代目朴平意の兄、博山の作品を完成させたい!

現在の支援総額

123,000

15%達成

終了

目標金額800,000

支援者数16

このプロジェクトは、2018/09/23に募集を開始し、 2018/10/31に募集を終了しました

400年以上続く古窯「小松原窯」。先代の14代目博山先生は不慮の事故により54歳という若さでこの世を去りました。それから十数年。今では使われなくなった窯の奥に、その作品はあの日のまま、ひっそりと眠っていました。

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プロジェクトをお読み頂き、ありがとうございます。

私、東郷と申します。


幼いころに一緒に暮らしていた祖母が和裁士(着物を作るお仕事)だったこともあり、
1枚の布が着物に縫い上げられていく様子に感動し、毎日着物を見ていました。

 

そのせいか、幼い頃から職人と呼ばれる人たちが好きで、伝統工芸品が大好きです。

 

 

そんな私が、小松原窯に出会ったのは6歳の頃。

今の当主である朴先生とは30年のお付き合いとなります。


 

この日も、いつものように窯元にお邪魔して雑談していたのですが。

 

 

現在の15代目である朴先生には14代目のお兄さんがいらっしゃいました。
しかし、平成17年7月24日、突然の水難事故でお亡くなりになりました。

 

先代はとても優しく柔らかい方でした。作品もその人柄が出ているものが多かった印象があります。

 

 

このような経緯があり、こういうときこそクラウドファンディングで皆様のお力をお借りできないか。
と、このプロジェクトを立ち上げました。

 

 

小松原窯と朴平意

九州は伊万里焼や有田焼、唐津焼、波佐見焼、薩摩焼など、全国でも有名な焼き物の産地です。私の住む宮崎県にも沢山の窯元があります。

 

「朝日日本歴史人物事典」によると、慶長3(1598)年、薩摩の武将である島津義弘(のちの第17代当主)が豊臣秀吉の命を受け出兵した文禄・慶長の役で、朝鮮から連れてこられた陶工の一人に朴平意という方がいらっしゃいました。

 

朴平意は、翌年、薩摩焼最初の窯を半円筒形単室傾斜窯(蛇窯)という朝鮮半島の形式で築き、その後、串木野から苗代川に移り元屋敷窯を築きます。


朴平意・貞用父子は、薩摩で初めて白陶土を発見し、それまでの朝鮮半島の雑器風の「黒薩摩」しかなかった苗代川で、薩摩焼の高級陶器「白薩摩」が作られるようになりました。

 

 

現在の朴平意はその直系15代目となります。

朴家は250年鹿児島の地で歴史を築いた後、領主・島津久本の招きで現在の宮崎県都城市に小松原に開窯。島津家の御庭焼として作陶に励みました。
戦火によって一度は窯が途絶えていましたが、昭和46年に現在の地である宮崎市で再開されました。 

 

 

15代目朴先生は、高麗茶碗が最も活躍する分野で、今年の10月には『茶陶百椀展』という茶器だけの個展を開催されます。

 

先生の師には先代の他、東京工業大学学長、国立大学協会 会長、人事官等を歴任した、加藤六美先生がおられます。
加藤先生の師には河井寛次郎先生がいらっしゃいます。

 

先代から引き継ぐ400年の伝統と、独自の師を持つ朴先生の完成が混ざり合い、これまでとはまた違った作品を生み出しています。

 

ただ、その中で作られなくなったものもあります。

 

それが今回復活させたい窯の中にもいくつかありました。

先代のお兄さんは、日用品も沢山作っておりました。

 


その中の1つが「急須」です。

 

 

今はもう作られることなく、ギャラリーにも残っていないためもう見ることはできないと思っていました。

今後も作られることはないと思います。
間違いなく、本当の最後の急須となります。

 

 

もう1つは「植木鉢」です。

 


 

この窯の中の植木鉢はお兄さんが生前に発注を受けたものでしたが、納品されることはなく、そのままになったものだそうです。

 

どちらも先代のものだとはっきり分かる優しいデザインです。
窯の中の作品を見た瞬間、まだ小さかった自分の記憶が蘇り、先代の優しい笑顔が浮かびました。

 

 

最後になりましたが、こちらが、今回復活させたい登り窯です。

 

 

 

資金の使いみち

登り窯を再稼働させるため、煙突等の修理費用に使わせて頂きます。(約60万円)
その他、クラウドファンディングの手数料20%を加味し、80万円を目標としました。

 

今回のリターンは登り窯を修復しなければ、お送りできない作品のため、
目標金額に達成しなかった場合は、プロジェクトを中止するAll or Nothingとなります。

ご了承の上、ご支援宜しくお願い致します。

 

 

リターンに関して

リターンは、お亡くなりになられた14代目の作品と15代目朴平意先生の作品と2種類ございます。

 

今回のプロジェクトが達成した際には登り窯を修復し、先代の最後の作品を完成させることが目的ですが、十数年以上も前のものである為、きちんと焼き上がる保証がございません。


また、焼成する前の状態ですので、焼き上がりの色やサイズが明確にお答えできません。

先代の作品となるリターンには、本プロジェクトに賛同頂けた方のみご支援頂ければ幸いです。


また、十年以上前に作陶した作品となる為、焼き上がりがうまくいかない可能性もございます。

その場合、ご支援金相応の別の商品をご郵送させて頂きたく思います。

こちらの点もご理解、ご了承頂いた上、ご支援をお願い致します。

 

15代目朴平意先生の作品はリターンの写真と同等のものをお送り致しますが、こちらも1点1点、手作業で作成している為、窯の温度や時間によって色合いが変化致します。

 

その為、若干写真と色や模様が異なる場合もございますので、ご了承ください。

 

 

最後に

弟にあたる朴先生とお話をし、この作品を世に出してあげたいと伝えたところ、
兄貴もそれが喜ぶだろうと、快く今回のクラウドファンディングを受けてくださいました。

 

本当は、最後の作品をずっと近くに置いていたいのかもしれません。
でも、兄弟であり同じ陶芸家であるからこそ、最後まで完成させてあげたい気持ちもあるのだと思います。

 

みなさまの温かいご支援で、平成17年7月24日から眠ったままの14代目の作品に命を吹き込んでください。
心より宜しくお願い申し上げます。

支援に関するよくある質問

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  • この度は当プロジェクトへのご支援、誠にありがとうございました。プロジェクトオーナーの東郷です。私の力が及ばず、今回はプロジェクト未達成となってしまいました。今回、All or Nothingでプロジェクトを行った為、プロジェクトは終了となった為、ご支援頂いた金額は皆様にご返金されます。次回またチャンスがあれば、プロジェクトに再チャレンジしたいと思っています。小松原窯も無事個展が終わり、次のステップに向け、私も先生と共にまた歩き始めました。本日も、webサイトを見てくださった首都圏在住の方が「花器」をご購入に工房までお越しくださいました。クラウドファンディングを初め、インターネットを知り、webサイトを公開し、少しずつですが知ってもらえる機会が増えたのかな?と実感しております。嬉しいことに、インターネットを見ていらっしゃる方の多くは20代〜30代の若い方がほとんどです。伝統工芸の魅力を若い方にも伝えていけることが、何よりも嬉しく思っています。これからも15代続く灯を消さないために、少しでもその作品の美しさを世界に広めて行きたいと思います。ぜひ、今後とも小松原窯の応援宜しくお願いします。 もっと見る
  • 本日、大変うれしいお知らせが届きました。この度、これまでの功績を評価され、「卓越した技能者」として宮崎県より知事表彰を頂ける次第となりました。    個展前にこのような名誉ある表彰の通知を受け、先生も私も大変光栄に思っております。小松原窯の陶芸品は宮崎県の伝統的工芸品に指定され、朴先生も伝統工芸士として、数々の賞を受賞してきました。今回の知事表彰を受け、卓越した技能者として、より作陶に没頭し、小松原窯の技術を日本中に、そして世界中に届けていければ幸いです。400年15代続く朴家のご先祖様も、そして窯の中で眠る先代の作品も、きっと喜んでおられると思います。必ず登り窯を復活できるように、クラウドファンディングも最後まで全力で頑張りますので、皆様の温かいご支援、宜しくお願い致します! もっと見る
  • いよいよ10月30日(火)から宮日会館(宮崎市)にて、小松原窯 第15代朴平意 個展「茶陶百碗展」が開催されます。個展は昨年を除き、毎年開催しておりますが、今回は「茶道具」に関わるもののみ、100点以上を集めた非常に珍しい個展となります。抹茶茶椀をメインとしておりますが、建水、蓋置、花器なども作陶致しました。 この日の個展の為に、数年かけて準備を続けて参りました。 ほぼ全てが新作となっており、新作発表も兼ねた個展となっております。もちろん、webサイトにも掲載されておりません。朴先生の師匠である、加藤六美先生が生前に「個展を開くなら茶椀を100点並べてみなさい。なかなかできるものじゃない。迫力もあっておもしろいよ。」と仰っていたそうで、いつかは百碗展をしたい。と考えておりました。その長年の目標でもある個展を【茶陶百碗展】としていよいよ開催致します。ぜひ会場で手にとって頂き、その美しさと歴史を感じて頂けますと幸いです。       日時:平成30年10月30日(火)〜11月4日(日)   10:00〜17:00会場:宮日会館 2階 ギャラリー(宮崎日日新聞社 本社ビル)   宮崎市高千穂通1-1-33   期間中、呈茶をご用意しております。(無料)また、30日(初日)15:00から書家 黒蛇氏によります、パフォーマンスも予定しております。宮崎で活躍されている、若き書家の迫力あるパフォーマンスと共に、書と茶器の融合もお楽しみ頂ければ幸いです。 もっと見る

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