この度は当プロジェクトへのご支援、誠にありがとうございました。プロジェクトオーナーの東郷です。私の力が及ばず、今回はプロジェクト未達成となってしまいました。今回、All or Nothingでプロジェクトを行った為、プロジェクトは終了となった為、ご支援頂いた金額は皆様にご返金されます。次回またチャンスがあれば、プロジェクトに再チャレンジしたいと思っています。小松原窯も無事個展が終わり、次のステップに向け、私も先生と共にまた歩き始めました。本日も、webサイトを見てくださった首都圏在住の方が「花器」をご購入に工房までお越しくださいました。クラウドファンディングを初め、インターネットを知り、webサイトを公開し、少しずつですが知ってもらえる機会が増えたのかな?と実感しております。嬉しいことに、インターネットを見ていらっしゃる方の多くは20代〜30代の若い方がほとんどです。伝統工芸の魅力を若い方にも伝えていけることが、何よりも嬉しく思っています。これからも15代続く灯を消さないために、少しでもその作品の美しさを世界に広めて行きたいと思います。ぜひ、今後とも小松原窯の応援宜しくお願いします。
本日、大変うれしいお知らせが届きました。この度、これまでの功績を評価され、「卓越した技能者」として宮崎県より知事表彰を頂ける次第となりました。 個展前にこのような名誉ある表彰の通知を受け、先生も私も大変光栄に思っております。小松原窯の陶芸品は宮崎県の伝統的工芸品に指定され、朴先生も伝統工芸士として、数々の賞を受賞してきました。今回の知事表彰を受け、卓越した技能者として、より作陶に没頭し、小松原窯の技術を日本中に、そして世界中に届けていければ幸いです。400年15代続く朴家のご先祖様も、そして窯の中で眠る先代の作品も、きっと喜んでおられると思います。必ず登り窯を復活できるように、クラウドファンディングも最後まで全力で頑張りますので、皆様の温かいご支援、宜しくお願い致します!
いよいよ10月30日(火)から宮日会館(宮崎市)にて、小松原窯 第15代朴平意 個展「茶陶百碗展」が開催されます。個展は昨年を除き、毎年開催しておりますが、今回は「茶道具」に関わるもののみ、100点以上を集めた非常に珍しい個展となります。抹茶茶椀をメインとしておりますが、建水、蓋置、花器なども作陶致しました。 この日の個展の為に、数年かけて準備を続けて参りました。 ほぼ全てが新作となっており、新作発表も兼ねた個展となっております。もちろん、webサイトにも掲載されておりません。朴先生の師匠である、加藤六美先生が生前に「個展を開くなら茶椀を100点並べてみなさい。なかなかできるものじゃない。迫力もあっておもしろいよ。」と仰っていたそうで、いつかは百碗展をしたい。と考えておりました。その長年の目標でもある個展を【茶陶百碗展】としていよいよ開催致します。ぜひ会場で手にとって頂き、その美しさと歴史を感じて頂けますと幸いです。 日時:平成30年10月30日(火)〜11月4日(日) 10:00〜17:00会場:宮日会館 2階 ギャラリー(宮崎日日新聞社 本社ビル) 宮崎市高千穂通1-1-33 期間中、呈茶をご用意しております。(無料)また、30日(初日)15:00から書家 黒蛇氏によります、パフォーマンスも予定しております。宮崎で活躍されている、若き書家の迫力あるパフォーマンスと共に、書と茶器の融合もお楽しみ頂ければ幸いです。
過去に人気の高かった作品をリターンとして追加しました。この機会にぜひ小松原窯の作品を知って頂けると幸いです。【ぐい呑 - 天目(てんもく)】 魅力的な輝きが人気の天目釉のぐい呑。黒の中に浮かぶ輝きが星のように輝いています。 【ぐい呑 - 蛇蝎(だかつ)】 小松原窯の特徴の1つでもある蛇蝎(だかつ)のぐい呑。その名の通り、蛇や蠍(さそり)のウロコ肌に似た柄で、薩摩焼の流れを感じられる一品です。釉薬の縮れで表現される為、同じ模様は二度と作ることができません。 【抹茶茶碗 - 面取】 あえて削ぎ落とした面取りは、自然の中に人工物が存在するような作り上がりになります。自然と人が調和した、まさに匠の技が光る一品です。 【抹茶茶碗 - 天目】 今回追加されたぐい呑と同じく、人気の高い天目のお茶碗です。鼈口で鉄釉の天目茶椀は、保温性に優れ、熱くても飲みやすく、茶道家から愛され続けています。 【抹茶茶椀 - 梅花皮(かいらぎ)】 刀剣の柄に巻くエイの皮を「梅華皮(かいらぎ)」と言い、焼き付けられた状態が粒状、縮れ状になっているのが特徴です。 こちらも小松原窯の400年以上続く釉薬の研究によって作られた歴史ある作品となります。



