2018/12/29 14:24

ありがとうございます!!!

 

先月末からスタートさせましたクラウドファンディングへの挑戦ですが、皆様の多大なるご協力のおかげで目標金額を達成することが出来ました。

厚くお礼申し上げます。

来年のスキーを楽しみにしている児童、関係者のみなさんに嬉しいお知らせを届けることが出来ました。

当日の模様は、こちらでもご報告させて頂きますのでよろしくお願いいたします。

児童養護施設にはいろいろと複雑な問題を抱えて生活している子どもが多くおりますので掲載できる写真などは限られたものになりますが、可能な範囲でご紹介しますので楽しみにお待ちください。

 

児童養護施設は閉鎖的な施設でも隔離された施設でもありません。

様々な事情により家庭で生活できない子どもたちが普通に生活している場所です。

里親や児童養護施設、グループホームなどは社会的養護としてそのような子どもたちを養育していますが、私たちはこの子どもたちに対して何もしてあげることはできないのでしょうか。

子どもは宝であり、未来の担い手です。地域や国を発展させていくのはひとりひとりの子どもたちです。

 

自分の子どもだけではなく、すべての子どもたちが幸せに生きる権利がある。

「みどり学園」は放課後児童クラブを運営したり数日間子どもを預かるショートステイなどを行ったりすることで地域のニーズに応え、南小学校は同じ小学校に通う子どもたちに対してわが子同然に成長を見守り、豊かな経験を共有させることによって養育の一端を担っています。

私たちが彼らを応援する理由はここにあります。

社会を構成している大人の誰もが子どもの健全な成長に責任を持ち、個人で出来る範囲のことを一生懸命やっている、そのような地域だからです。

 

今回の挑戦で、私は多くのみなさまに支えられていることを改めて実感することができました。

Swing-Byとは、天体の運動と万有引力を利用して宇宙機を加速したり進路を変えたりする航法のことです。

この航法により、非力な推進機関しか持たない宇宙機が月や惑星などの力を何度も借りながら独力では到達できない彼方まで行くことができます。

孤独に耐え、苦悩を抱える子どもたちが、それでも前を向いてチャレンジしたい、境遇を変えたい、そんなときに手を差し伸べる存在でありたい、と思い団体の名前としました。

ロゴマークは進路を変えて未来へと向かわんとする子どもを大人が支える様子を表しています。

 

しかし、実際支えて頂いていたのは私の方でした。

資金のありがたみは言うまでもないことなのですが、多くの方々の温かい励ましのお言葉が本当に身に沁みました。

大学の関係者の方々や応援団の後輩、現在の活動を通じて知り合った方々、そしてお目に掛かったことはないものの、思いに賛同して頂いたみなさま、この企画に関心を示してくださったみなさまに改めて心より感謝申し上げます。

どうぞ、よいお年をお迎えください。

 

Swing-By事務局長 日永純治