2019/06/22 15:23

 

東京2020カヌー競技会場でのオープニングセレモニーを終えた今井選手は、そのまま石川県へ向かいました。

石川県小松市には、毎年9月にパラカヌー日本選手権が開催される木場潟カヌー競技場があります。

今回は、そこで、ヴァーに乗艇する際に使う足の固定具を作製するために、6月17~19日の期間滞在しました。

ちょうどその期間、専門業者さんが木場潟に来ている事を知り、訪問したのです。

 

パドルを操作するときの足の動きを細かく確認しながら、最善の固定具をイメージして、業者さんに伝えます。

そして、業者さんに形にしてもらった固定具を試しながら、また検証して、調整していく。

カヤックもヴァーも、このような細かい作業を繰り返して、自分の足回りの環境を整えていくというのが、下肢障がい者を対象としたパラカヌーの特徴でもあります。

 

今回の滞在中に完成させることはできませんでしたが、また微調整を繰り返し、完成させたいと思います。

 

↓↓せっかく木場潟まで来たので、その作製の時間の合間を縫って、カヤックの練習をする今井選手!