2019/09/01 19:43
いよいよ9月2日が、クラウドファンディングの最終日です。
スクラッチゴールの目標金額達成に向け、残り一桁まで来ました。
何とか最後の応援、追加の支援をよろしくお願いいたします。
今日からいよいよ、旧服部医院の本格的な改修作業に入りました。
まずは玄関の土間を三和土(たたき)にします。
待合室だったスペースの床を剥ぎ、床下の根太や床束を撤去しました。
元々の土間と併せて、広い三和土にします。
邑南町は、豊富な森林資源の活用を目指して、「おおなんDIY木の学校」を開校しました。
DIYの技術が学べます。
旧服部医院は、その実践研修をする場となっています。
今日は広島、松江、出雲、そして地元から7人が参加しました。
三和土とは、赤土を含んだ真砂土に、苦汁と石灰を入れ、水を加えて混ぜ合わせます。
セメントがなかった時代に、地面を固めるために使われていました。
調合した砂を敷き詰めた後は、重い木材がアタマに付いた専用の道具を使い、人力で叩いて固めます。
三和土という言葉の由来です。
最初は、全体を優しく叩きます。
強く叩くと、凸凹ができやすいのです。
2周目からは、少し強めに叩き、表面を平らに締めていきます。
かなりの重労働です。
参加者同士で交代をしながら作業をしているうちに、段々と一体感が生まれてくるのが感じられます。
交流カフェ「うづい通信部」の改修作業の参加者は、自分たちの手で再生させた建物として、完成後も訪れてくださることでしょう。
クラウドファンディングで支援してくださった方と共に、「うづい通信部」の、そして邑南町宇都井の濃い「関係人口」として、末永く愛着を持っていただきたいと願っています。