2019/11/13 14:25

みなさん、こんにちは!
INN-SECTクラウドファンディングを応援いただき、ありがとうございます。
わたくし「旅人タケ」こと、レプタイルの武川和憲(たけかわかずのり)と申します。

レプタイルでの最初のミッションが”バックパッカーとして日本を旅し、訪れた地域の情報を発信する”だった異色のキャラクタです。
(「旅人 武川和憲」という名刺を出すたびに、「たび…えっ、旅人?どゆこと?」というリアクションをいただいております。ありがとうございます。)

旅のことは、『31のたび日記』というシリーズでブログを書いており、このあたりおすすめです。
31のたび日記【6/31】うだつの上がるまち・岐阜県美濃市
https://www.reptiles.co.jp/archives/replog/305/
31のたび日記【7/31】門前町のまち・長野県長野市
https://www.reptiles.co.jp/archives/replog/316/
31のたび日記【20/31】復活のまち・宮城県仙台市
https://www.reptiles.co.jp/archives/replog/819/

 

今日は、ゲストハウスについて、少しお話しさせてもらいます。

INN-SECTの3つのセクションのうちの1つに、ゲストハウスがあります。
ゲストハウスとは、もともと「ゲスト(家に招いたお客様)を迎えいれ、くつろいでもらうために作られた場所」という意味ですが、最近では「比較的安価に泊まれて、ほかのお客さんやスタッフ、地元のひとたちと気軽に交流できる宿」というような感じで使われています。
僕はこれまでのべ100軒以上のゲストハウスに泊まり、そこでしかできない貴重な体験を楽しんでいる生粋の「ゲストハウサー」です。

まだまだゲストハウスの魅力が知られていない気がするので、この場を借りて、ゲストハウスのいいところを3つ紹介したいと思います。

1.気軽に非日常が楽しめる

ゲストハウスの強みはなんといっても「安価で泊まれる」ことです(INN-SECTは、2800円(税別)から泊まれます)。
気軽に連泊することができるので、「最近家と職場の往復でつまんないなー」と思ったときに、”ゲストハウスから出勤し、ゲストハウスに帰ってくる”というちょっと普通じゃない生活をすることができます。
家から出勤し、家に帰るという繰り返しの予定調和を少し乱すことで生まれる非日常感。職場からゲストハウスへ、いつも通り仕事を終えたあと、いつもと違う方向に歩いている感じがなんともいません。
僕は鳥取市に住んでいるとき、自宅アパートから15分しか離れていないゲストハウスに平日2連泊したことがあります。「今日は家じゃなくて宿に帰るんだ!平日なのに!!」と思ってワクワクしながら仕事をしていたことを覚えています。
『近所のゲストハウスで気軽に非日常を楽しむ』。おすすめです。


2.普段出会わないひとと出会える

お客さんの多くはゲストハウス自体に「ひととひとが繋がる」イメージを持っているため、たまたま同じ日に泊まっているお客さんや、ゲストハウスのオーナーやスタッフ、遊びに来た地元の方と、気兼ねなく、ゆったりと話したり、一緒にお酒を飲んだりできます。
また、「比較的安価に泊まれる」ということで、日本を長期間旅行している外国人や、日本一周にチャレンジしているひとなど、普段出会わないひとと出会い、そのひとの人生観や体験談を聞くことができます。
僕は数年前に仙台のゲストハウスで、歩いて日本縦断している65歳のおじさんと出会いました。歩いて日本縦断している理由やこれまでどういう人生だったのかなどを聞いているうちに話に引き込まれ、気づいたら目から涙が溢れていました。そのひとがいま何をしているのか、最後まで歩いて日本縦断できたのか、名前も、住んでいるところもわかりませんが、確実に言えるのは、こんな心が震えるような出会いが、ゲストハウスにはあるということです。
普段出会わないひとと出会える“かもしれない”。それがゲストハウスの魅力の1つです。


3.地域のことを深く知れる
ゲストハウスは地元が好きで世話好きなひとがオーナーやスタッフをやっていることがわりと多く、地元のひとしか行かないけどめちゃくちゃおいしいご飯屋さんを紹介してくれたり、綺麗な風景が見られる秘密のスポットを教えてくれたりします。また、地元のひとが気軽に訪れることも多く、ずっとその地域に住んでいるおじさんとかが、まちの成り立ちについて教えてくれたり、まちを案内してくれたりもします。
そういったガイドブックに載っていないようなまちの楽しみ方を教えてくれるのも、ゲストハウスの魅力です。


以上、ゲストハウスのいいところを3つ紹介させてもらいました。
どれかひとつでも琴線に触れるものがあれば、INN-SECTにお越しいただければと思います。


さいごに

僕は前職の仕事柄、日本各地を引っ越しまくり、全然知らない土地で数ヶ月過ごしてさようならという暮らしを何年も続けていました。そのなかで、「ゲストハウス」という場所は、単なる宿ではなく、新たに住む土地に溶け込みたい僕にとってなくてはならないものでした。
そこにいけばいつでも快く受け入れてくれて、僕とその地域を繋いでくれる。
ゲストハウスはそういう場所でした。
知らない土地で迷っていた僕をいつも助けてくれた、あのゲストハウスたちのように、INN-SECTをそんな場所にしたいと思います。


追伸

先日、こどもが生まれました。元気な男の子です。

出産祝いはぜひクラウドファンディングで!

 

 

ちなみに…
僕のおすすめのリターンはもちろんこれです。
ランチと宿伯は1名様だけですが、旅人タケによる津山旅は4名様までご参加OKです。
ご要望にあわせて(ときにはご要望を無視して)、津山をご案内させていただきます。