「津山のミライを変える場所。インセクトから始まる新たなストーリー」
地域にはその土地の歴史や文化がタペストリーのように織り込まれている。津山という町にも様々な表情と心象風景があり、自分の足でゆっくり歩を進めないとその良さがわからない不思議な場所。例えば建築物。武家屋敷はもちろん大正ロマンを感じさせる建物から昭和の香り漂う商店や街並みがあちこちに散在していて、歩けば歩くほど町の滋味がこんこんと湧出してくる。
そんな魅惑的でラビリンス感ある町の中心に今月(12月16日)3階建ての複合型施設「INN-SECT」(インセクト)がオープンする。地元の金融機関、元津山金庫中央支店というレガシーな場所にリノベーションして誕生するこの施設には大きく3つの機能がある。
① 集う 気軽なランチと夜はカフェバーにも変身するラグジュアリーな食空間
② 憩う 現代の旅人を誘(いざな)い、夢を見させる津山初の本格的なゲストハウス
③ 営う クリエイティブな環境で共創を演出するコワーキングスペース
僕みたいなローカル・ノマドワーカーにとってインセクトは、もはやライフラインと言ってよい必需な場所になる予感。その意味で単なる複合型施設ではなく、ここから自由に働く個人を創出する「インセクト・ワークスタイル」や起業家・経営者が集うコミュニティ「インセクトプレナー」、様々な有識者を呼び、知を学ぶ「インセクトアカデミー」、旅人とアーティストが出会う空間「インセクト・アート」をプロデュースしたい。
”知の共創空間”=インセクト
「インセクトスタイル」 働くをオフィスから解放する
「インセクトプレナー」 起業家や挑戦者を支援するインキュベーションプレイス
「インセクトアカデミー」 多様な知を学び、自己をアップデートする
「インセクト・アート」 旅しながらアートするレジデンス拠点
「インセクト」を起点に多様性溢れる人材、プロジェクト、プログラムが縦横に駆け巡り、新たな十字路をつくる。そして数年後、津山のカルチャーやビジネスシーンを一変させた場所として「インセクト・インパクト」という言葉が現実になることを夢見て、僕はレプタイルと共にこの場所を約束の地としていく。
このプロジェクトは新たなレジェンドを皆さんと創る最初の一歩。
ぜひ応援してください。
レプタイル株式会社 ビジネスプロデューサー 安川 幸男