2020/01/19 22:17

被災直後の夏田山の写真です。


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とにかく神殿まで行かなければと、足を取られ滑らせながら、どうしても通れないところは遠回りをしながら這うように上がって行きました。「大丈夫大丈夫」と自分と、おそらく神社に呟きながら、涙が出たそうです。
たどり着いた神社は、屋根には椅子やドアが突き刺さり、何から手をつけて良いのかわからない状態になっていました。
『神坐す山の奇跡ー夏田山扇森稲荷神社復旧プロジェクトのこと』より

 






昨日は10月5日のことを書きましたが、それまでにも延岡のボランティアさんたちが何人も動いてくれました。

本殿近くで倒れた上の写真の大きな木を切ってくれたり、被災した後藤さんのご自宅の片付けや修理を手伝ってくれたり。お友だちなどが協力してくれました。

ただ、夏田山の麓は、倒れた木が重なり合い、絡み合い、経験のない者には手出しできないひどいものでした。

 

でも、ロハス南阿蘇たすけあいのみなさんは、今までに被災地で倒木などの処理の経験も豊富なので、夏田山の木々を片付けることができました。