今日はライターの甲斐さんが紹介してくれた記事を共有させてください。
甲斐さんも上山には何度も来られ、ウェブ作成にも関わっていただきました。その後も東京に行けばちょっと相談に乗っていただくこともあります。
甲斐さんと会うときは、バァァァァッと話をさせてもらい、それをよく頷いて噛み砕いて暖かみのある表現に落とし込んでいただけるので、また東京か、九州、熊本でお会いできるかな。
甲斐さんの著書「ほどよい量をつくる」
https://book.impress.co.jp/books/1119101054
https://www.mishimaga.com/books/shigotonowa/001632.html
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岡山県上山集楽の、梅ちゃんこと、梅谷真慈さんが本格的にシカ革製品の販売を始めるそうです。
もともと梅ちゃんは、シカを檻などで捕獲して、自分でさばいて、美味しいカツレツやカレーにして食べさせてくれる粋なハンターですが、自分たちで食べるだけでさばき切れるわけでもなく。
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以前調べて知ったのですが、国や自治体が有害鳥獣駆除に膨大な金額を費やしているおかげで、猟師一人当たりの捕獲数は2007年度以降、激増。捕ればお金になるというので、猟師はイノシシやシカを集中的に狙って、2013年度の時点でも全国での捕獲頭数はシカが51万頭、イノシシが45万頭。
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農作物に及ぼす影響を考えるとそれでもいいのかもしれないけれど、殺すだけ殺して死骸を放置するなど、猟というより「殺戮」だと言う人もいます。
以前、梅ちゃんはこんな話をしていました。
害があるから処分するという人間中心のやり方ではなく、「人間の動物や自然とのつき合い方そのものを問われているんじゃないか」と。
「昔は猟師仲間が協力し合って、生活のために猟をしていたんですよね。人間が暮らしていく中でシカやイノシシを活用できれば、自然と獣の数が抑えられて、人の暮らす「里」と獣の暮らす「山」の境界線が保たれる。だから僕は一人の猟師が100頭捕るより、10人が年に10頭捕まえる方がいいと思うんです」。
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それで、食べるだけでなく、革小物に。
立ち上げに際して、クラウドファンディングをAll-or-Nothing方式で。残り9日間だそうです。
名刺入れや、ペンケースなど、
先だってエコプロ展で見てきましたが、シンプルで素敵でした。
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https://faavo.jp/okayama/project/4268…
上山集楽は、膨大な数の棚田を守る活動を進めている地域でもあります。
革製品がうまく持続できれば、ここでの暮らしも持続できることに。そのトライでもあります。
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次は3月20日@大阪でやります。
大阪の会場は西成にある協創LLP、NPO法人英田上山棚田団の拠点でもある無心庵です。
引き続き6日間、どうぞよろしくお願いいたします。
※このプロジェクトは、All-or-Nothing方式です。
200万円の目標金額を達成した場合にのみ、購入いただいた品が皆様のところへお届けできる仕組みとなっております。
わがままなお願いも多いのとお知らせばかりで恐縮ですが3月24日まで、どうぞよろしくお願いいたします。