高校生に
”地域って面白い!””地域の大人と繋がりたい!”
そう思ってもらえるよう、
夏合宿イベントの準備を進めています。
■わたしたちについて
こんにちは!SCH東北です!
SCH東北とは、東北芸術工科大学コミュニティデザイン学科の有志の学生が集まって「教育」の観点から持続可能な地域を目指して活動している学生団体です。
↓SCH東北は現在2・3年生の5人の学生が活動しています。
地方創生が叫ばれ、地方の生き残りの厳しさが現実味を帯びている今、教育ができることは何でしょうか。
多くの子どもたちは、小中学校で「ふるさと教育」を受けていますが、高校になると地域との接点はなく、自分たちの地域について知らないまま、進学や就職で都会へ出ていってしまう現状にあります。
地元の魅力も課題も知らずに出ていく若者たちは、地元に戻る動機が希薄であり、このままいけば、地方から若者がいなくなり、高校そのものの存続も危ぶまれます。
地域は若者との活動を欲しています。高校生も地域で学ぶことで成長します。
「高校は地域に何ができるのか?」
「地域は高校生に何ができるのか?」
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このような思いから、わたしたちは、次の2つを目的として活動しています。
①高校生の地域活動の推進
②高校・行政・民間のネットワーク形成
①の目的達成のために、「SUMMER IDEA CAMP」という夏合宿、
②の目的達成のために、「SCHシンポジウム」というイベントを毎年開催しています。
『SUMMER IDEA CAMP』という2泊3日の合宿を行うことで、
・高校生が地域に目を向けるきっかけづくり
・コミュニティデザインの手法を体験することによる、課題発見解決能力の向上
を目指しています。
今回は夏合宿開催に向けて、クラウドファンディングに初挑戦します!
■日本全国の高校生がコミュニティデザインを体験する2泊3日の「夏合宿」
このイベントでは、コミュニティデザインの講義や授業を体験し、地域の魅力・課題を発見し、地域の課題を解決するアイデアを考え、それを発表するまでを行います。他にも、懇親会でおいしい山形の食を堪能!
・開催日
8月7日(水)〜8月9日(金)
・場所
山形県新庄市、東北芸術工科大学
・プログラム内容
1日目:【新庄市を知る】
新庄市内をフィールドワーク→新庄市についてのレクチャー→懇親会
2日目:【新庄市の課題を解決するアイデアを考える】
地域の人にインタビュー→アイデア出しのグループワーク→アイデアをまとめる
3日目:【地域の人にアイデア発表】
地域の人を招いたアイデア発表会→3日間を振り返る
・イベント詳細
SCH東北フェイスブックグループページ
https://www.facebook.com/sch.network.sch/
SUMMER IDEA CAMP 2019フェイスブックイベントページ
https://www.facebook.com/events/2279725168775226/
・SUMMER IDEA CAMP 2016の動画
「おいで、おおえ」youtubeより引用
■全身で地域を感じ、地域を良くするアイデアを考える
SUMMER IDEA CAMPでは、高校生に「地域に目を向けてもらう」ことや「合宿で学んだ手法を高校生自身のいる地域でも活かしてもらう」ことを実現するために、コミュニティデザインの手法を取り入れています。
SUMMER IDEA CAMPで取り入れているコミュニティデザインの手法とは、
①基礎調査
②デザイン思考を使いながら課題の発見・解決方法を考える
③チームでの協働
の3つです。
①基礎調査
まずは、高校生がその地域の理解を深めるために、基礎調査を行います。地域の方々のご協力のもと、街中を歩いて知る「フィールドワーク」や、町の人の声を聴く「ヒアリング」を行います。高校生が実際に自分自身の目で見たり、耳で聴くことで、地域の魅力や課題を『自分ゴト』として捉えます。
②デザイン思考を使いながら課題の発見・解決方法を考える
基礎調査で得た情報をもとに、地域の魅力や課題を整理します。そして、その地域に今必要とされていることは何なのかを分析し、その課題を解決するアイデアを創発するワークを行います。高校生の自由な発想を大切にしながら、答えのない問いにグループ全員で挑戦します。
③チームでの協働
高校生にコミュニティデザインの一連の手法を体感してもらう中で、チームで協働することを常に促します。納得するまで話し合い、1人では出せない答えをグループ全員で導き出すことで、協働することの楽しさを感じてもらうことができます。
■SUMMER IDEA CAMPへの思い
なぜ私たちが、全国の高校生向けにこのようなイベントを開催しようとしているのか?
それは、高校生に「地域のおもしろさを知ってほしい!」という、私たちの思いがあるからです。
今の高校生には、家と高校の往復で、地域に目を向ける機会や地域と関わりを持つことが難しい状況があります。
学生スタッフの中には、SUMMER IDEA CAMP に参加したことで高校時代から地域の面白さに気づいた人もいれば、高校生の時に勉強や部活動に励む日々の中で、中学時代まで参加していた地域行事に参加する機会がなくなった人もいます。
そんな様々な高校時代を送ってきましたが、今は、「高校生のうちに地域に目を向け、課題解決の手法を学んで欲しい!そのための場作りをしたい!」と考えています。
それには、3つの理由があります。
①高校時代に「地域に目を向ける」大切さ
高校時代に地域系の部活に入っていた学生は、部活の中で地元の良さを知り、地元が大好きになりました。
また、同じ部活の仲間からも、大学は地元を離れるが「将来地元に帰ってくる」という声を聞いているそうです。
高校時代に地域について知ることが、地域の持続可能につながっていると思います。
②課題解決をしていくために「答えを作る」こと
今、コミュニティデザインを学び、地域で活動する中で、地域における「正解はない」ということに気づきました。
これまで詰め込み型の覚える学習をしていた学生にとって、正解のない課題解決は、最初はとても難しいものでした。
ですが、「正解を探す」のではなく「答えを作る」ことが、これからの先行きが不安定な時代を生きていく中で大切だと感じています。
③参加高校生からの声
過去に参加した高校生から、「また参加したい!」「今年も楽しみ!」「地域って面白い!」との声も聞いています。
より一層高校生のためになるイベントができるよう、同じような高校生が増えるよう、スタッフ一同頑張ります!
このような思いから開催する『SUMMER IDEA CAMP2019』。
高校生に地域で学ぶ場を提供するために力を貸して下さい!
■支援金の使いみち
今回のクラウドファンディングでいただいた支援金は、以下の項目に使用させていただきます。
・印刷製本費
・消耗品・材料購入費
・通信運搬費
・交通費
・施設使用料
・食料費
・クラウドファンディング手数料
・リターン制作費
■実行スケジュール
5月下旬 参加者募集開始
6月上旬 開催地定量・定性調査(フィールドワーク、ヒアリング等)
6月中旬 テーマ設定(当イベントのテーマ)
6月下旬 プログラム設計(アイデア創発のためのプログラムの流れを作る)
6月24日 クラウドファンディング開始!
7月上旬 参加者募集締め切り
7月25日 クラウドファンディング終了!
8月7日〜9日 イベント当日
8月中旬 来年度に向けた振り返り、事後処理(関係各所へのお礼等)
■終わりに
参加した高校生が
「参加してよかった」「地域って面白いんだ!」「地域で生きる大人の人ってかっこいい!」
そんな風に思ってもらえるようなイベントが開催できるように、学生スタッフ一同、全力で準備を進めているところです。
みなさんの支援をいただくことで、イベントを開催することができます。
ご支援、よろしくお願い致します!
↓昨年開催した SUMMER IDEA CAMP 2018 の最後に撮影した集合写真。やりきった表情をしています!
■お問い合わせ先
SCH東北(学生団体): sch.tohoku@gmail.com
最新の活動報告
もっと見る【SUMMER IDEA CAMP 2019 明日から始まります!】
2019/08/06 23:13明日から、SUMMER IDEA CAMP 2019 始まります! 前日もみんなで集まって準備作業をしました! 明日から、高校生のため、地域のために頑張ります!!! もっと見る【クラウドファンディング無事終了】ご支援ありがとうございました!
2019/07/30 21:01こんばんは!SUMMER IDEA CAMP 2019 学生スタッフです。 7月25日(木)に、無事クラウドファンディングを終了しました。 目標金額に対し121%の達成率となり、847,000円のご支援をいただきました。 たくさんのご支援、誠にありがとうございました! ・柿﨑遥佳(会計担当)の言葉 「皆様、ご支援、応援のお言葉ありがとうございました!応援メッセージのひとつひとつや、支援をいただいたという通知を見るたびに、嬉しい気持ちでいっぱいでした。全ての嬉しい気持ち、感謝を忘れず、当日まで走り切ります!」 ・瀬戸里奈(会計担当)の言葉 「たくさんのご支援、応援のお言葉をありがとうございました!クラウドファンディングは私個人としても初めての挑戦でしたが、皆様からの温かい応援に支えられて、最後まで頑張ることができました。このキャンプを成功させ、皆様からの応援にお応えできるよう、準備や当日の運営も頑張ります!」 ・本間真生(リーダー)の言葉 「応援してくださったみなさん!!そしてご支援してくださった122人の方、本当に、本当にありがとうございました。この声援を忘れずに、高校生の地域教育に還元したいと思っています。高校生に来てよかったと思ってもらえるプログラム作り頑張ります!」 SUMMER IDEA CAMP 2019 は、8月7日〜9日開催です。 本番まであと一週間、学生一同皆様への感謝を忘れず、準備を頑張りたいと思います! 当日まで、応援よろしくお願い致します! また、8月9日には高校生が考えたアイデア発表会を開催します。 よろしければ、ぜひご参加下さい!詳細は、改めてレポートをお届けします。 ↓学生スタッフのキックオフミーティング後の集合写真です。初心を忘れず、当日まで頑張ります! もっと見る【SUMMER IDEA CAMP 2019 リーダーの思い】
2019/07/23 21:46こんにちは!SUMMER IDEA CAMP 2019 スタッフです。 みなさん、ご支援、シェア、応援のお言葉など、本当にありがとうございます!早いもので、クラウドファンディング終了まで 残り2日 となりました。 目標金額は達成しましたが、ネクストゴール100万円まで、あと少し諦めず頑張りたいと思います! みなさまご支援のほど、何卒よろしくお願い致します。 今日は、SUMMER IDEA CAMP 2019 のリーダーである、まちゃきこと本間真生(ほんま まさき)のイベントへの思いをお伝えします! 【本間真生プロフィール】 ・新潟県新潟市出身 ・コミュニティデザイン学科3年 ・高校3年生の時に SUMMER IDEA CAMP 2016 に参加 ・大学生1年生から学生スタッフをしている 高校生で参加し、感動した SUMMER IDEA CAMP 2016 「新しい道を知りたい、見つけたい」そんな気持ちで参加 高校3年生の時に、姉から勧められてSUMMER IDEA CAMPを知りました。 正直、チラシに入っていた『地域を元気にするアイデアを考えませんか?』という言葉にはピンとこなかったです。むしろ、「何を言ってるんだろう?」と思いました(笑) バレーボールに一生懸命だった高校時代だったから、バレー以外の世界を!という気持ちがあったり、進路に悩んでいたことから、参加を決めました。 参加して、地域ってこんなに面白いんだ!と思った 参加してみると、意識がガラッと変わりました!「地域ってこんなに面白いんだ、地域に目を向けていなかったんだな」と気づきました。 他にも、班で協働して2泊3日を過ごして、「人と話すことっておもしろいな」「一緒に作るって楽しいな」ということにも気づきました! みんなで納得するアイデアを作り出した深夜2時 特に思い出に残っているのが、イベント全体の進行をしていた、大学生ファシリテーターのこてっちゃんが、神様みたいな時があったこと! こてっちゃんが、「とことんみんなで納得するまで話し合って決めな」と言ってくれたんです。 どうしようかわからなくなって大学生のファシリテーターに助けを求めて話したときに、その言葉をもらいました。 その言葉をもらうまでは「誰かに向けた何か」を作ろうとしていたのですが、「班の6人が納得するアイデア」を作ることが大切だと気づいたんです。 深夜2:00の出来事だったんですが(笑)、その言葉でみんなのモチベーションが上がって、とことん話して作ろうという空気になり、班員で協力してアイデアを作ることができました! 切磋琢磨し合える大切な仲間 全国から集まった人の価値観はまったく違うもので、人の価値観に対して、「こう思ってるんだ!」という発見がたくさんあったイベントでした。 それまで限られたコミュニティの中でしか活動していなかったため、世界が広がった感覚がありました。 今でも同じ班だった子は気になる存在です。 他学科だったり、取り組んでいることは人それぞれですが、活躍していることが自分のところに届いてくるし、刺激になって自分も頑張ろうと思います。 ↓高校生時、アイデア出しをしている様子 自分の感じた感動を高校生にも! 1年生から、今年3年生までSUMMER IDEA CAMPの学生スタッフを3度やってきました。 高校生の時の思いからチャレンジし、やりきった1年生 1年生の時は、高校生の時から、「コミュニティデザイン学科に入ったらスタッフをやってみたい!イベントの運営をしてみたい!」と思っていました。 私は、自分が感動したものについて、「私もつくりたい!!」と思うんです。 高校生の時に参加したあの場が、裏方から表の動きまで全て学生が作っているということを知った時に、かっこいい!と強く感動しました。大人数で何かを作りあげるって楽しいんだろうな!と思い、スッタフに挑戦することを決めました。 初めてのスタッフは、することに追われ、なんとかやりきった印象です。 グループで動くことを学んだ2年生 2年生の時は、小さな班で動くことについて学びました。この班のリーダーとしてみんなを引っ張ることや、段取り良くしようと考えました。正直失敗だらけ。私は人に伝えたり頼ったりするのが苦手なんだと実感しました。この班は心配されないようにしようと思いながらやりました。 組織について学んでいる3年生 3年生の今、感じているのは、高校生にイベントを通して身に付けてもらいたいと思っている「生き抜く力」を今、身につけさせてもらってるという感覚です。 組織で動くという中で、特に、「協働すること」「対話すること」についての学びがあると感じます。 みんなのためになる、働きかけや声がけを気をつけて活動していて、1、2年生の時以上に、観察力や決断する力が身についているように感じます。 1年生から3年生で、ちょっとずつ見えている範囲や考える範囲が大きくなっているのが、おもしろいなぁと思います。 毎年、今年はスタッフをやろうか?と迷うけれど、「自分が体験したことを高校生に伝えたい」という思いや、参加することから「自分の学びになる・する」という思いを持って活動をしています。 準備が始まってからは、辛いことがあっても、「この状況をどうしていこう?」という前向きな気持ちで取り組んでいます! 人生が変わる2泊3日、SUMMER IDEA CAMP このイベントを表現するときに、「たった2泊3日で人生が変わる」という言葉を使っているのを聞いたことがあるのですが、本当にそうだと思います! サマキャンを通して、コミュニティデザイン学科に入学している人がいて、さらには今回スタッフをしてくれる人がいます。また、学科に関わらなくても他の道でも活躍している人がいます。 全国から集まった、全然知らなかった人同士が、チームになり、仲間と呼べる関係になることができるのは人生においてかけがえのないことだと思います。 それは、単純に楽しいだけでなく、苦しいでもそれを乗り越えた楽しさなども感じることができるから、仲間になれるのだと思います。 苦しい中を乗り越えるからこそ、参加すると価値観が変わったり、自分にとっての大切なことや好きなことを知る機会になります! 仲間になれるような合宿をつくれるのは、チームビルディングの大切さやチームになる楽しさを知っているコミュニティデザイン学科の学生だからこそです! 今年も、感動して帰ってもらえるように、準備を頑張ります! 人生が変わるかもしれないSUMMER IDEA CAMP。高校生の皆さんの参加をお待ちしています! また、そんな場作りをする手助けとして、ご支援のご協力よろしくお願い致します! ↓高校生の時、終了前に撮影した写真。ひたすらに「楽しかった」3日間でした! もっと見る