FAAVO群馬を御覧の皆様、はじめまして。 高崎市三ツ寺町で2013年から二年間、Gallery Artsoupというギャラリーショップを管理運営している中林と申します。 この度は当ギャラリーのクラウドファウンディングページをご覧頂きましてありがとうございます。 (中林（左）と日本画家の草住さん（右）前橋のカフェアルキロコス様にて) Gallery Artsoupはアーティストを目指す若者、美術を学ぶ学生、仕事や家事の合間に作品制作に取り組む社会人や主婦、定年後に創作活動を始められた方などなど、誰にでも手軽に使いやすい作品発表の場を目指して出資者の私はじめ20代のメンバーで立ち上げました。 二年間のうちに紆余曲折ありまして今では創業メンバーは私一人を残して全員が脱退。私自身も管理栄養士として前橋市内の公立病院に勤務している都合、副業に就くことができないので病院の許可を得た上でアートスープの活動は非営利団体として、私自身は完全無報酬のボランティアスタッフとしての活動しております。 お部屋の家賃やお留守番して下さるパートさんに払う人件費などの経費のために作家さんたちから出展料や販売手数料などを頂きそれを運営資金として活動してきました。 しかしながら時には赤字になる時もあり、当然その時は私が立て替えざるをえなくなり、無収入なのに出費はかさむばかり。 当然人をたくさん雇う余裕はないので管理業務は本業の仕事が終わったあとに私一人でこなさねばならず、資金的にも体力的にもこれ以上ギャラリーを維持するのが難しくなってきました。 そんな折に前橋市が行っていた街中活性化のための助成金の取り組みを知り、まちなか再生室に問い合わせた所 アートスープの活動実績や活動内容の公共性の高さを認めて頂き、平成27年度の まちなかでの社会的起業（非営利活動）を支援 の助成金を適応して頂けることになりました。 もちろん助成金頼りの運営では先々また限界が来るのは目に見えています。しかし三ツ寺町での二年間の活動の中で培ってきた作家さんたち・お客さんたちとの繋がり、ギャラリー運営のノウハウ、ギャラリーを支えてくれる協力者の皆様のご支援、それと文化の街前橋の中心街にお店を持てるということ。この条件であれば今度こそ二年前に私達が目指していた理想のギャラリーを作れると確信しております。 今回のFAAVO群馬様のご協力によるクラウドファウンディングは前橋中央通りの新店舗の改装工事のための費用およそ300万円のうちの一部として使わせて頂きます。 仮にもし目標の金額が集まらずプロジェクト成立とならなかったとしても私は必ずGallery Artsoupを前橋にオープンさせます。 でも、私一人が開業資金の全てを背負うよりもたくさんの人を巻き込んでみんなで一緒にオープンさせたほうが上手くいくと思いますし、きっとそのほうが楽しいと思うのです。 頂いた支援金分以上に、作家さんたちをプロデュースして、お客様に楽しんでいただき、前橋街中の活性化のために尽力させて頂きます。 支援者へのリターンは支援金と同額の商品が買える商品券か同額の出展料券です。 つまり普通にギャラリーで買い物したり展示したりするのと まったく同じ金額でみなさんもアートスープの支援者としてこのプロジェクトに参加することができます。 当然アートスープにとってはプラマイ０（FAAVO様にお支払いする手数料分むしろ赤字です） それでも、たくさんの人を巻き込んで開店準備ができることで 商品券を受け取った皆さんはたくさんの作品の中から気に入った一品を選んで持ち帰る事を楽しんでいただき、 出展料券を受け取った皆さんは自分の作品を人の目にふれさせ、買ってもらえる喜びを体験してもらいたい。 たくさんの人が集まるギャラリーに、たくさんの人が集まる中央通りに、そこから活気ある商店街へと。 FAAVO様とアートスープのプロジェクトがそんな良い循環を生むための一つの起爆剤になれば良いなと思っています。 最初から長くなってしまいましたが 皆様のご支援・ご協力、どうかよろしくお願い致します！