2015/10/20 10:43
行政職員としての業務とは別に、いち個人として市民活動やNPOの支援をさせて頂いており、この取組の立ち上げ時から、取組を拝見していますので、応援コメントを寄せさせて頂きます。
今回、中心となって企画をされている方々の想いを伺うに、この取組の想いは、「まちなかを盛り上げたい」というだけではなく、より精神的で、本質的な部分に触れるものであって、はっとさせられることがありました。
たとえば、「服の想いを循環させる」ということが、おしゃれだという提案です。
なぜ私たちはおしゃれをしているのでしょうか。それは、自分らしさや憧れの姿を表現したり、相手との関係性をよりよいものにしたり等多面的な効果がありますが、それらは私たちの心を豊かに満たすという目的で通底しているのではないでしょうか。
心を満たすことが、おしゃれの目的だとすれば、お金を掛けて、次々に新しい服を買い、捨て、そしてまた新品を買うということはひとつの手段に過ぎません。
この取組は、そのような消耗の連鎖の代替手段として、循環を提案するものです。不要になってしまった子供服をリメイクして、子供を主役にファッションショーを行い、物語や想いの宿る衣類を、次につなぐことを試みています。
つまり、ここにおいて、服のエコ・リサイクルは、モノを再利用して、地球温暖化防止など社会課題の解決のために行われるものではありません。リサイクルとは、想いを循環させることであり、おしゃれなファッションであるということです。
そのような価値を訴えるこの取組は、NPOや専門家などではなく、語弊を畏れずに言えば、「普通の市民」が、その想いをつないで起こした取組です。
発信力も、企画をまとめる力も、もしかすれば、なかなか伝わりにくいということもあるかもしれませんが、みなさまにも、ぜひその想いを汲み取って頂き、少しでも、ご支援をいただければと思います。
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反町さん、あたたかいコメントありがとうございました!
このイベントをきっかけに、思い出の詰まった服のリサイクルやリメイクに興味を持ってくれるひとが増えると嬉しいな、と思います(*^^*)
残り1週間と少しの期間となりました。
ご支援いただいた皆さま、ありがとうございます。
引き続き、よろしくお願いいたします!