2016/03/21 18:27

武蔵野まごころ連活動報告パネル展、忘れないで東北~若者たちのみた現在~始まりました!

 

一日目の今日は150人を越える皆様により盛況となりました

 

印象的だったのは午前中に訪れてくださった石巻出身の男性で、大川小学校を卒業されていたそうです

 

 

石巻で被災された年配の男性が 日和山から海側を見下ろす写真の前で ご自宅が左枠外の北上川近くだった 写真に残るお寺の住職に小さい頃よく叱られたと語り 大川小学校の写真を指差して母校だったと涙ぐんでおられました。

 

さらに、お母さんに「わたしを背負っては逃げきれない、わたしは先が長くないからお前だけ走って生きなさい」と言われて 迫る津波に置き去りにしてしまったことを「私が殺した。」と涙ながらにお話されました。

 

お兄さんも行方不明のままで ご家族の全てを失って7日かかって東京の知人を訪ね 長居もできず仕事も見つからず 一時はホームレス状態になったことまで お話くださいました。

 

今でもこのような写真を見ると 黒い津波が迫る光景が蘇り 母親を思い出し兄を思い 胸が苦しくなる、けれども 体験しなかった人々に伝えるために このような催しは大切なので続けて欲しい と励ましてくださいました。一緒に涙しながら このパネル展をやる意味をあらためて強く感じました。

 

これからも活動を全力で続けていきたいです

 

皆様のご支援に感謝します

 

野村明祥