2016/03/26 15:00

一時は難しいかもしれないと思われていた今回のクラウドファンディングチャレンジですが、
なんとか達成率80%目前までこぎつけました。
これもすべて皆さまのあたたかいご支援のおかげです。誠にありがとうございます!

しかし、依然として厳しい状況です。
終了まであとたったの4日で残り21%、金額にして約19万円が埋まらないといけません。
皆さんのご協力なしにはできないこのチャレンジ、残り少ないですが何卒よろしくお願いいたします!

 

4月16/17日イベント「国立ポッポ祭」、内容が目白押しです!

今回の寄付のもとに行われる鳩の湯イベント、「国立ポッポ祭」。
こちらの準備が着々と進んでおります!

まずはメインとなる丸山清人絵師によるペンキ絵ライブペインティング
現在丸山さんと相談して、どのような絵にするか検討中です。
ペンキ絵の本流は守りつつ、でも今まで見たことのないようなペンキ絵を考えております。
本来のペンキ絵は1日でさーっと描きあげるものですが、今回は特別に2日間じっくりかけて描きますので、これまでの丸山さんの作品の中でも突出した大作ができること間違いなしです。
ご期待ください!

ライブペインティング会場のかたわらでは、ペンキ絵の雰囲気を盛り上げるべく
銭湯やお風呂で聴きたい曲をチョイスした音楽ライブを企画しています。
鳩の湯のもつ昔ながらの高天井に響く音楽はとても気持ち好いと思います。
懐かしの歌謡曲から、ゴスペル、はたまたサンバまで?何が出るかはお楽しみ!
銭湯気分にひたれる心地好い空間をお約束します。(^^)

そして、ライブペインティングが行われていない方の湯船では足湯を張ります。
せっかくの銭湯イベントだからお湯に入りたい。そんな思いを形にしました。
しかも今回は普通の銭湯ではまず見られない特別仕様!
お風呂に関する本やマンガ、またお風呂に浸かりながら読みたい本。それら“風呂本”をガーーッと集めて、洗い場に陳列します。
お好きな本を読みながらお湯に浸かれる、その名も「足湯図書館」
おもしろい本をたくさん用意してありますので、ぜひこの贅沢な空間をお試しください。

さらには脱衣所のロッカーを使ってくじびきや展示なども企画しております。

もちろん各種グッズ販売をはじめとした出店なども予定しています。
企画が目白押しで、運営側も今からドキドキワクワクしております(^^)

「銭湯をめいっぱい楽しむ」をテーマにつくる、「国立ポッポ祭」。
ぜひいらして下さい!
(※寄付されていない方も自由にご来場いただけます!
入場料:大人300円/中人(高校生以上)100円/小人(中学生以下)無料)

 

変わり続ける銭湯、変わらない銭湯。

このクラウドファンディングを行っている最中にも全国各地で銭湯が廃業になっています。
現在、週に1軒のペースで銭湯がなくなっているそうです。すごい早さですね。

一般家庭に家風呂が普及した現代において、銭湯のかつての役割は失われています。
しかし銭湯には、ただお風呂に入って綺麗になるだけにとどまらない魅力がたくさんあり、その魅力は未だに失われていません。

広い湯船に手足を広げてつかり、日常のせせこましさから解放される気持ち好さ。
同じ風呂釜に入るご近所仲間との交流。
「銭湯のある町」という響きのもつあたたかみや、災害時や非常時に頼れるインフラとしての安心感。

時代はどんどん変わっていきます。
その中で、時代に合わせて変わり続けていくことと、変わらぬままそこにあることの両方が、失われつつある文化を活かしつづけることにおいてとても大事なんじゃないか、と考えております。

今回の鳩の湯リニューアル計画や、クラウドファンディングというネットサービスを用いて寄付を募ることは、そういった「旧き良きものと現代事情との合わせ目を探る」という試行錯誤のなかの一環だと思って、ご賛同頂ければ幸いです。

クラウドファンディング、残りわずかですが、引き続きよろしくお願いいたします!