①【はじめに】
※ 演技ワークショップ『角川研究所』レッスンより
◎「音楽座ミュージカル」の代表的作品を映画化。
皆様、こんにちは。埼玉県さいたま市出身・在住のMusical Of Japan 代表/角川裕明(かくかわひろあき)と申します。私は、埼玉県川口市にある「SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ」のインキュベートオフィスに入居し、そこを拠点に日本にミュージカルの文化を深く浸透させるための活動をしております。この度、同じSKIPシティのインキュベートオフィスに入居されているというご縁で、和製オリジナルミュージカルを創出し続けている「音楽座ミュージカル」様の作品を映画化するという機会をいただくことになりました。つきましては今回、自分の地元であり活動拠点でもある埼玉県がオフィシャルパートナーとなっているクラウドファンディングネットワーク「FAAVO埼玉」様のお力をお借りし、まずはこの映画化プロジェクトを “立ち上げる” ためのお力添えや応援をぜひいただければと思い、エントリーさせていただきました。
②【プロジェクトへの想い】
※ 角川監督作品/短編ミュージカル映画『ユメのおと』予告映像
◎日本にもっとミュージカル文化を浸透させたい。
日本ではその控えめな国民性もあってか、ミュージカルという文化があまり一般的ではありません。しかし海外では、ブロードウェイやウエストエンドに代表されるように、日常生活の中に当たり前のよ うにミュージカル文化が存在している国も少なくありません。ミュージカルは、物語の中に歌やダンスが加わることで台詞のやりとりだけでは得られない感情の高ぶりや深み、そしてエンターテインメント性を表現できるのが大きな魅力。そんなミュージカルの素晴らしさを日本でもより多くの方々に知っていただきたいと思い、「日本にもっとミュージカル文化を」をスローガンに『Musical Of Japan』という団体を立ち上げました。その一環として『Japanese Musical Cinema』という名の元に和製ミュージカル映画を作り始めて5年。映画としては短編3本に長編1本、そのほかミュージカルをテーマにした映像作品も数多く制作してきました。目指すべきところはミュージカルの文化を「正しく」日本に根付かせるということ。そのためにはこれからも良質なミュージカル映画を作り続けることが不可欠だと考えています。
2020年に東京オリンピックが開催され、海外諸国が日本に注目することになります。そのタイミングに向けて和製ミュージカル映画が根付き、日本のミュージカル文化が「正しく」普及されることに繋がればと思っています。そういう意味で、良質な日本の物語をミュージカルという形で多くの人々に届けている音楽座ミュージカルの作品を映画化することは理想的で大変意味のあることだと考えています。
2017年の今年は、ミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』や、ディズニーのミュージカル作品『美女と野獣』の実写版映画が公開されて話題となり、ミュージカル文化を根付かせるためのタイミングとしてはとても良いと思っています。このチャンスを最大限に活かすためにも『とってもゴースト』の映画化をぜひ成功させ、「日本にもっとミュージカル文化を」という想いをぜひ実現させたいと思っ ています。どうかご協力の程、宜しくお願いいたします。
※ 松竹配給 オムニバス映画『埼玉家族』予告映像(角川監督作品/短編ミュージカル「父親輪舞曲」)
※ 角川監督作品/短編ミュージカル映画『MY☆ROAD MOVIE〜チャリンコで自分探しの旅〜』予告映像
※ 角川監督作品/長編ミュージカル映画『蝶〜ラスト・レッスン〜』予告映像 第一弾
※ 角川監督作品/長編ミュージカル映画『蝶〜ラスト・レッスン〜』予告映像 第二弾
③【監督/角川裕明 プロフィール】
※ MOVIE『第2回 神保町映画祭ダイジェスト映像』より(6分40秒〜角川裕明登場)
◎日本唯一。ミュージカル専門の映画監督。
角川裕明(かくかわひろあき/http://www.kakukawa.com/)。1974年生まれ。早稲田大学法学部卒業。広告代理店(株式会社アサツー ディ・ケイ)勤務を経てボーカリストに転身。シンガーソングライターとして都内のライブハウスを中心に音楽活動を始める。その後、俳優業へも活動の場を広げ『レ・ミゼラブル』『エリザベート』『オーシャンズ11』などのミュージカルや『ショーシャンクの空に』などの本格的なストレート芝居等、数々の舞台や映像作品に出演する。2012年、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭にて初監督作品であるミュージカル映画『ユメのおと』が短編部門のグランプリを受賞。その後、SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザを中心に活動。2013年、埼玉県と松竹製作のオムニバス映画『埼玉家族』の中の1作品としてミュージカル作品『父親輪舞曲-ちちおやロンド-』(鶴見辰吾 主演)を監督。新宿ピカデリー等で劇場公開(松竹配給)される。2015年には、ミュージカル文化を日本にもっと広めることを目的に「Musical Of Japan」を立ち上げ。現在は『角川研究室』というワークショップも頻繁に開催し、ミュージカル映画俳優の育成にも力を入れている。音響芸術専門学校特別講師。リマックス養成所講師。れんアカデミー講師。PASOC講師。Y.O DANCE STUDIO 特別インストラクター。Japanese Musical Cinema 代表。デザインブランド「wayomix」プロデューサー。2016年、監督最新作のミュージカル映画『MY☆ROAD MOVIE~チャリンコで自分探しの旅~』で第2回神保町映画祭のグランプリを受賞、第3回岩槻映画祭でも最優秀監督賞を受賞した。ジャンクション所属(http://www.junction99.com/)。
④【SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザとは】
※『SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2012』授賞式より(前列右から2番目=角川)
◎埼玉県にある世界基準のデジタル映像制作拠点。
▼埼玉県/SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ
埼玉県が整備した彩の国ビジュアルプラザは、撮影から編集、発表まで一貫して行うことができる施設です。一般利用者向けの施設として、子どもから大人まで映像制作を楽しく学べる”参加体験型”の「映像ミュージアム」、NHKと共同運営しており埼玉県の貴重な映像資産を見ることができる「公開ライブラリー」、4Kの迫力のある映像が楽しめる「映像ホール」があります。映像制作者向けの施設としては「HDスタジオ」、「ポストプロダクション」、「インキュベートオフィス」があり、ハイエンドな機材・施設が整備された「デジタル映像制作拠点」としてアマチュアの方からプロの映像制作会社まで広く活用されています。
▼SKIPシティ国際Dシネマ映画祭
この映画祭は、Dシネマ(デジタルシネマ)にフォーカスした映画祭で、デジタル撮影・制作された作品のみを対象とした国際コンペティション映画祭です。世界中から、エンターテインメント性とデジタルの新たな表現の可能性を感じる作品を公募し、次代を担うクリエイターを発掘することにより、新たな映像産業の発展に寄与することを目的に、2004年から毎年開催しています。
⑤【音楽座ミュージカルとは】
※ 音楽座ミュージカル『とってもゴースト』より
◎良質なオリジナルミュージカル作品を数多く創出。
1987年の旗揚げから現在に至るまで、音楽座ミュージカルでは、自分達の手で作品を創り続けてきました。音楽も台本もない全くのゼロの状態から、伝えたい想いを形にするために、音楽座ミュージカルがとった方法は“チーム戦”。「ひとりの天才より十人の凡人で何ができるか」を合言葉に、独自の創作システム「ワームホールプロジェクト」を確立させました。そうして生まれてきた作品達は「生きる」ことの根源を問い続ける独自の精神性とオリジナリティを高く評価され、文化庁芸術祭賞、紀伊國屋演劇賞、読売演劇大賞など、日本の演劇賞を数多く受賞しています。
⑥【『とってもゴースト』あらすじ】
※ 音楽座ミュージカル『とってもゴースト』より
◎お洒落で骨太な大人のファンタジー作品。
入江ユキはアパレル業界で注目されている、美貌のファッションデザイナー。ところがファッションショーのリハーサル当日、ほんの息抜きのつもりで出かけたドライブ中に、自動車事故で死んでしまう。突然の出来事に、自分でも死んだことに気づかないユキは、リハーサル会場へゴーストとなって現れる。しかしもちろん、その姿は誰にも見えず、声も聞こえない。そこへ天界からガイドがやってきた。ガイドの言葉に驚くユキ。しかし、“まだ生きる、まだ死ねない”という強い思いがわきおこり、ガイドの説明を振り切って夢中で逃げ出してしまう。雨が降る夜の街を呆然と彷徨っていたユキは、高台にある公園でデザイナーを志し生きる服部光司と出会った。ユキのひとり言に思わず返事をする光司。パワーの強い幽霊は、午前零時から三時までの間 (霊界タイム)だけ、生きる人間の目に見えたり、声が聞こえたりするらしい。光司の優しさに触れ、孤独なユキの心に温かいものが流れる。そしてユキは、この世の中でやり残してきたことが、「人を愛し素直に生きること」だと気づくのだった。
⑦【制作スケジュール】
※ 角川監督作品/長編ミュージカル映画『蝶〜ラスト・レッスン〜』撮影現場より
◎2018年春4月の劇場公開を目指して。
2017年
▼5月
・FAAVO埼玉にて、活動立ち上げのためのクラウドファンディング開始
・『とってもゴースト』製作委員会の発足
・製作費調達のための準備開始、関係各所への企画説明
▼6月
・映画版脚本の完成
・製作資金調達のためのクラウドファンディング開始
・音楽座ミュージカル「とってもゴースト」上演、上演企画に連動
▼8月〜10月
・プリプロ(撮影準備)
▼11月
・レコーディング他
▼12月
・撮影
2018年
▼1月
・編集
▼3月
・完成(初号試写)
▼4月
・宣伝・配給活動 順次劇場公開
※スケジュールにつきましては、製作過程で変動する可能性があります。
⑧【支援金用途内訳】
※『The ワークショップ Show vol.2』プレゼンテーションより
◎プロジェクトを着実に進めるための第一歩として。
プロジェクト立ち上げのための権利料/人件費/交通費/印刷経費 等=約 250,000円(FAAVO手数料除く)※ 余剰分は製作費として利用させていただきます。尚、製作費のための資金に関しましてはまた別途でクラウドファンディングを立ち上げる予定です。
まずはこのプロジェクトをきちんとした形で立ち上げ、日本でのミュージカル映画のヒット作創出に向けて、皆様のお力をお借りしながら一歩ずつ準備を進めていきたいと思っております。何卒宜しくお願いいたします。
最新の活動報告
もっと見るご報告と御礼。そしてあらためての所信表明。
2017/06/12 08:59皆様。 こんにちは。角川裕明です。 御陰様で先週末の6月10日、 最終日1週間前にして 目標額を達成することができました。 本当に本当に 本当にありがとうございます。 日本にもっとミュージカル文化を広めること。 そして音楽座ミュージカル「とっもゴースト」を 想いを込めて映画化すること。 皆様からの応援を胸に 真摯に取り組んでいきたいと思います。 最終日まで、まだ数日ございます。 どうぞ最後まで応援の程、よろしくお願いいたします。 角川裕明 もっと見る
FM Nack5 の番組にゲスト出演いたします。
2017/06/03 01:02本日6月3日(土)、FM Nack5の『大野勢太郎の楽園ラジオ〜パワー全開!!〜』に角川がゲスト出演させていただきます!このクラウドファンディングのこともお話してくる予定です。お昼の12時55分頃に出演予いたします!ぜひお時間のある方は聴いてみて下さいね。 http://www.nack5.co.jp/program_1436.shtml?date=2017-06-03 もっと見る
角川の監督したミュージカル映画がドイツで上映されます。
2017/05/24 23:11皆様、こんばんは。角川裕明です。ちょうど先週水曜日の5月17日からこのプロジェクトをスタートさせていただき、そこから1週間でなんと112,000円(23:00現在)のご支援をいただくことができました。本当に本当にありがたい気持ちでいっぱいです。皆様からの想いをしっかり受け止めながら、この勢いで目標の300,000円を実現させ、映画化にむけての次のステップへ進めるように気を引き締めながら頑張っていきたいと思います。 そして。ちょうど来週水曜日の5月31日からドイツで開催される「第18回ハンブルク日本映画祭」にて、監督作のミュージカル映画『MYROAD MOVIE 〜チャリンコで自分探しの旅〜』が上映されることになりましたので皆様にお知らせいたします!上映は現地時間の6月4日18時から。とても嬉しいです!今回の上映は、神保町映画祭のスタッフの皆様がご尽力下さったお陰。心から感謝しております。ぜひ皆様、チェックしてみて下さいね。http://www.jffh.de/ja/2017/musical%e3%83%bbmy%e2%98%86road-movie-bicycle-trip-of-self-discovery/ 皆さんに応援いただくこの「とってもゴースト」の映画も、完成後は世界各国で観てもらえるよう、頑張りたいと思います!引き続き応援の程、何卒宜しくお願いいたします! もっと見る