2018/01/05 00:00

あけましておめでとうございます。
クラウドファンディングも残り1週間となりました。

 

年内最後のレポートでも書きましたが、今回のストーリーブック制作・クラウドファンディングは千葉工匠具のストーリーを伝え、広め、残していくために始めています。


クラウドファンディングを実施すること自体がブランディングに向けた広報の一環、とも言えるかもしれません。募集期間も80日間と長めに設定していますし、all-in方式にすることで御支援いただいた方に間違いなくストーリーブックを届けられるようにしています。

資金はまだまだ募集中ですが、個別に会員鍛冶屋に問い合わせが入るなど、現時点でも広報効果は現れ始めています。

 

PVの推移

FAAVOでは管理ページから、PV・UU数の推移、ページへの流入元分析を見ることができます。
今回のプロジェクトのPV推移を簡単に紹介すると、以下のようになります。

1日~10日目  平均PV 38.6/日
11日~20日目 平均PV 9.9/日
21日~30日目 平均PV 8.2/日
31日~40日目 平均PV 16.6/日
41日~50日目 平均PV 29.7/日
51日~60日目 平均PV 16.8/日
61日~70日目 平均PV 19.7/日
71日~80日目 平均PV ??/日

 

自己評価

1日~10日目は関係者による閲覧が多かったと考えると、11日目以降の1日平均で一桁のPVが「千葉工匠具」ブランドの出発点の実力・注目度だったと思います。

 

それが11月30日(37日目)に伝統的工芸品指定されたこともあって、以降は10~30PV/日と倍以上で推移します。ブログやウェブサイトには、まず1日10PVの壁というものがあるそうです。少なくとも壁は越えて、千葉工匠具なるブランドがあるなと、ウェブ世界の片隅で認知されたのかなと思います。
ちなみに71日目である1月3日は55PVでした。

 

少し古いですが、2013年のリサーチバンク(ライフメディア社)が実施した「ブログに関する調査」によると、1日の平均アクセス数が50を超えるのは全体の3割程度です。ようやくある程度の個人ブログ並の注目度にはなったということでしょうか。

 

鍛冶産地・工匠具産地としては200年の伝統がありますが、ブランディングを意識し始めたのはつい最近のこと。
一般名称である「工匠具(こうしょうぐ)」で検索して、ようやく、三木、三条といった他産地に並んで「千葉工匠具」が上位表示されるようになったばかりです。
まだまだ頑張っていく必要があります。ストーリーブックの制作・配布を通じて、口コミベースの拡散、レポート・論文といった使用者・研究者目線での独自コンテンツも生まれていくようにしていきたいです。

 

各メディアによる情報拡散効果の違い

10日単位でならした1日平均PVの推移はさきほど紹介したとおりですが、1日単位だと100PVを超えた日もあります。

新聞やケーブルテレビで紹介された日とその翌日に上がる傾向がありますが、どのメディアで、どのように紹介されたかで結構特徴が出ています。

 

紙媒体だけではなく、web媒体にも並行的に記事掲載してもらうこと
記事内容も、単に「千葉工匠具」の紹介に終わらず、クラウドファンディング実施中であると紹介されていること
FAAVOプロジェクトページへのリンクが貼られていること

 

様々な要素ありますが、今後の広報宣伝活動の参考になりそうです。
ストーリーブックにも、どのメディアに掲載されたことが効果があったか、オマケ的に記載すると良いのではないかと思い始めました。他の伝統的工芸品産地の方にとっても役立つかもしれません。