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「町の人が出会い、ゆるく繋がる本屋」を作るための改装費を募りたい!

町の子供やおばあちゃんがふらりと入って、なんとなく時間と空間を共有する場所。 たとえば「おせんべい屋さん」や「八百屋さん」のような、町の人たちがゆるく繋がれる場所としての「本屋」を作りたい! そのための改装資金を募集しています。

現在の支援総額

1,011,000

101%

目標金額は1,000,000円

支援者数

97

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2018/02/28に募集を開始し、 97人の支援により 1,011,000円の資金を集め、 2018/04/10に募集を終了しました

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現在の支援総額

1,011,000

101%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数97

このプロジェクトは、2018/02/28に募集を開始し、 97人の支援により 1,011,000円の資金を集め、 2018/04/10に募集を終了しました

町の子供やおばあちゃんがふらりと入って、なんとなく時間と空間を共有する場所。 たとえば「おせんべい屋さん」や「八百屋さん」のような、町の人たちがゆるく繋がれる場所としての「本屋」を作りたい! そのための改装資金を募集しています。

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【松戸市】「暮らしと読書が繋がる本屋」の改装費を集めたい!


 

初めまして。普段はライターをしながら「親子で読書を楽しむWebメディア兼本屋 親子絵本専門店NanuK」を

運営しているえのもとももこと申します。

 

 

 

この度、縁あって松戸市新八柱の「せんぱく工舎」にて「暮らしと読書が繋がる本屋」を運営することになりました!

「せんぱく工舎」は2018年1月に誕生したクリエイターハウスです。

  

「暮らしと読書が繋がる本屋」をやりたい、と思ったきっかけは地元の個人商店が次々と閉店して行ったことでした。

 

 

■町の人同士がゆるく繋がるための「本屋」をつくりたい

 

■地域の「お茶の間」が消えていく。

数年前、私の家の前に、小さな八百屋がありました。そこには畳があり、よく店のおばさんと近所のおばさんが座りながら

井戸端会議をしていました。

 

私の娘も、よくおじゃまして遊んでもらっていました。

ですが、しばらくするとそのお店は閉店してしまいます。店主の方の老眼が進み、運転ができなくなったためでした。

 

 

もうひとつ、子猫がいるからと言ってよく立ち寄っていたおせんべいやさんがありました。

 

買い物の帰り、母の私が止めるのを聞かずに娘が勢いよくガラっと開けると

いつも着物の着こなしが美しい女将さんが迎えてくれて、そのそばにはいつも誰かしら、

ご近所のおじいちゃんやおばあちゃんが座っていました。

 

そのお店も、女将さんの体の具合が悪くなったことで、閉店してしまいました。

それから、娘が気軽に立ち寄れるお店は、なくなってしまいました。 

 

今はもうおせんべい屋の女将さんとも、八百屋のおばさんとも会わなくなってから2年以上が経ちました。

あれ以来、私達家族は、地域の人とゆるく繋がれる場所を失ってしまいました。

 

 

■おせんべい屋さんのような「本屋」をつくりたい

町で暮らしながらも「家」という小さなコミュニティでおさまりがちな私達が

「この町で暮らしている」と感じられたのは、間違いなくこの八百屋さんとおせんべい屋さんのおかげでした。

 

子連れで行くとスーパーで子供を可愛がってくれる店員さんはいるものの、

こたつのそばで座って、みかんももらいながらおしゃべり…なんてこともなく、会釈程度終わってしまいます。

 

この2つのお店がなくなってから、町との繋がりが断たれてしまったような、

そんな感覚になりました。

 

「町の人と、ゆるく繋がれる場所があったら…」と思うなかでふと

「作ったほうが早いのでは」と気づきました。

 

私ができる「場所づくり」ってなんだろう…

 

おせんべい屋さんのスキルも、八百屋のスキルもない。

出版業界で生きてきた私ができることは、「本屋」だな、と思いました。

 

 

 

子供から大人までの本を選んでおくことで、いろんな世代の人が集まる場所になる。

外部からゲストを招いてイベントを開くこともあれば、地元の人が講座を開くこともできる。

色んな可能性を感じました。

 

でも、私には得意なジャンルが偏っているし、一人で運営するのはハードルが高い。

 

せっかくはじめるのであれば、私だけでなく「地元で本屋をやりたい」と思っている人や、

地域の人にも参加してもらい、個性豊かな本棚を一緒に作っていきたい。

 

家賃と棚をシェアして、皆が店主を務める「シェア店主」という形はどうか、と思い呼びかけたところ、いつか自分で本屋をやりたい方や、地域のコミュニティに関心を持っている方など、約10名が参加してくれることになりました。

 

今、ミュージシャン、販売員、学校図書館勤務、書店員、デザイナーなど、幅広い年齢と職業をお持ちの方が集まっています。

 

本屋のなかに小さな「町」があるような、そんな本屋にしていきたいと思っています。

 

ただ、本屋は利益率が低いため、継続が難しく、閉店も多い業界です。本屋として成り立たせるには、工夫が必要だと思いました。

 

 

 

本屋の構想「お茶の間のある本屋」

入口付近は新刊古書を扱う販売エリア、奥はお茶の間エリアとして

今回借りた部屋は2部屋あり、入口はフローリングに、奥は和室にします。

手前のエリアはフローリングで、土足でも歩けるスペースです。

 

こちらのスペースも、講演会や演奏会などのイベントが開催できるように、楽に棚を動かせるような、キャスター付き棚を使用予定です。

ここには10名の店主の棚と、通常のジャンル別に分けた棚、企画棚などを設置します。

 

いずれも新刊・古書どちらも取り扱います。

 

 

 

 

和室は、小さなお子さんも気軽に絵本を手にとって読めるよう、販売ではなく図書スペースとして活用します。絵本以外の書籍も置きます。

 

ワークショップなどの開催もここで行います。

壁は、原画展などを開催できるようにして、絵本作家さんや画家さんの展示を行っていく予定です。

 

 

こちらを有料制にすることで、書籍販売の収入以外の柱を立てるよう工夫し、お店の運営を賄いたいと思っています。

 

一日数百円の利用料金をいただきますが、子供のみの利用は無料とし、

学校帰りの子供達が気軽に立ち寄れる環境を作ります。

 

また、利用料を上回る価格の書籍を購入された場合は利用料を返金します。

 

たとえば、この部屋で編み物をしようと朝に来て利用料金を払えば、閉店までいることができます。飲食は持ちこみ可です。

 

編み物をしていたら、近所の子供が本を読みに遊びに来た。特に会話はしないけど、なんとなくお互いの存在を感じ合う…

 

そんな場所になったらいいな、というのが私の一つの願いです。

 

高齢化や経営難で消えない「お茶の間」づくりを目指して

おせんべい屋さんや八百屋さんがなくなった理由は

 

・ひとりで切り盛りしていたこと

・高齢になってしまったこと

・経営難

 

が原因でした。

本屋が閉店する理由も同様です。

 

今回のシェア本屋ではこの3つの課題の解決に挑みます。10人で運営することで

 

・お店の運営を分担し

・様々な店主が店番をし

・家賃をシェアして負担を軽くする

 

1人の店主で成り立つ本屋ではなく、細く長く機能する本屋=お茶の間 であってほしい。

 

そのために10名の店主と「どうすれば継続できるか?」を相談しながら成長してまいりたいと思っています。

 

 

丈夫な壁と丈夫な床で長く続く本屋にしたい

強度のある床と、崩れない壁が必要

この本屋は、今年一月にできたシェアアトリエ「せんぱく工舎」の一階に誕生します。

現在、春に開店できるよう下準備を行っています。

 

 

内装などを含め、自分達でDIYを行ってコストを抑えるつもりですが、建物が古く、どうしても業者さんに依頼する必要がある部分もでてきてしまいました。

 

 

 

たとえば

・展示ができるよう、砂壁に厚みのあるコンパネを設置する

・本棚を置くため、床がたるまないよう2重貼りを行う

・キッチンや押入れを解体する

・廃材を処理する

・トイレを設置する

・スロープを設置する

 

などです。

いただいた見積もりから算出し、出した募集金額が100万円でした。

 

 

私達に力を貸してください!

本屋をやる、と決めた以上、皆さんに喜んでいただける形を整えたい。

できれば、訪れる方の心がふっとほぐれるような環境でお迎えしたい。

  

・壁と床の強度をあげたい!!

・トイレを設置したい!!

・足が不自由な方向けにスロープをつけたい!!

 

など、皆さんと一緒に、この本屋を盛り上げていきたいと思いますので

どうか応援よろしくお願いいたします!!

 

 

 

 

 

 

 

 

■ 支援金の使いみち

 頂いた支援金は

 

・DIY及び業者さんへ支払う費用

・スロープ作り

・本棚購入代

・備品の購入

・キッチンや押入れを解体する

・廃材を処理する

・トイレを設置する

 

などに充てます。

内訳など公開する予定です。

 

もし余った際は、支援者の方に還元できるようイベントを無料で開催するなどの

提案を行いたいと思います。

 

● 実行スケジュール


2月

クラウドファンディング公開

 

3月

クラウドファンディングの目途が立つ

 

3月

改装を開始

 

4月10日

クラウドファンディング終了

 

4~5月

開店

 

※スケジュールはあくまで予定です。変更の可能性があります。

 

 

●メンバー紹介

 

えのもとももこ「子供達の居場所を大人が支える」

https://faavo.jp/chiba/project/2632/report/16126

 

zeroken「カオス」に宿る可能性

https://faavo.jp/chiba/project/2632/report/16132#pj-single-nav

 

Lighthouse「誰かにとっての光となる本を」

https://faavo.jp/chiba/project/2632/report/16134#pj-single-nav

 

みろくやさん「ただそこにある本屋」になりたい。

https://faavo.jp/chiba/project/2632/report/16165#pj-single-nav

 

Luftschloss(ルフトシュロス)さん「本の海を航海するための羅針盤になりたい」

https://faavo.jp/chiba/project/2632/report/16187#pj-single-nav

 

みじゅさん「永遠に出会う場所」

https://faavo.jp/chiba/project/2632/report/16188#pj-single-nav 


「 てわたしブックス」ひろこさん「想像の海へ冒険するような本屋」

https://faavo.jp/chiba/project/2632/report#pj-single-nav

 

 

 

● お問い合わせ先

 

絵ノ本BOOKS

info@nanuk.shop

 

えのもとももこプロフィール

出版取次出身。 取次にいた頃、書店が次々閉店していくのを見て

「町に本屋は必要ないのか?」と疑問を抱く。

取次退社後、ヨーロッパ10カ国の本屋さんを訪ね歩く。

帰国後は図書館や電子書籍アプリ制作の職場に身を置きながら

「本と人とのつながりの場」を模索する。

その後、本を製作する立場であるライター業を開始する。

 

3年ほど前、もっと「読者に本が手渡せる場づくり」を持ちたいと思い

オンラインで本屋業を開始。本が作られた背景を読者へ伝える場がほしいと思い

作家へのインタビューなどをはじめる。

現在、シェア本屋としての実店舗の運営を目指し、クラウドファンディングを立ち上げる。

 

親子絵本専門店NanuK

http://nanulk.shop/

 

twitter

https://twitter.com/enomotobooks

note

https://note.mu/enomotobooks

 

最新の活動報告

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  • 1年が経ちました。

    2019/06/23 17:50

    お久しぶりです。   昨年のオープンから1年が経ちました。   日々のできごとはSNSで発信しています。 HPも、ぼちぼち、更新しています。   http://bookbase1089.fun/   ここで 簡単ではありますが、この1年の振り返りと ご報告を行いたいと思います。      シェア店主のこと   オープンから半年たち、リターンとしてシェア店主に入って くださっていた方が2名卒業し、   古物商を営んでいる方は本業が忙しくなったため卒業し、 ミュージシャンの方も新しい活動の場を見つけたため卒業し、 幕張に小屋を完成させたLighthouseさんも卒業しました。   そして6月からは新たに 専門の図書館に勤務されている方と 区立図書館に勤務されている方が、それぞれシェア店主として 参加してくださいます。   お二人の棚もまた面白く、今後が楽しみです。       売上のこと   売上は、まだまだ厳しい状況が続いています。   雨の日は少ないだろうな、と思ってはいましたが 実際には雨の日だけではなく、 天気が良くても地震が起こった日や、無差別殺人が報道された日は 全体が閑散とした空気に包まれることも、身をもって体験しました。   もちろん、そればかりでもないですし たびたび言われてしまう立地のせいだけでもありません。   私の力不足によるところも大きいと 痛感しています。   それでも、数か月、利用料の7000円を上回るシェア店主さんが 出てくるなど、うれしいこともありました。   2年目の目標は、絵本や児童書以外の選書、 特に詩集や写真集、実用書にもなりうるエッセイなどにも 力を入れていきたいと思っています。       仕事のこと(長文です)   実は、昨秋より仕事をはじめることとなりました。 本屋一本で挑むはずが、とても素敵なチャンスに恵まれ、ぜひとも! と思い、チャレンジさせていただいております。   その仕事内容は「小学校の図書室」での仕事です。   オファーをいただいたのはオープンして3か月後。   「本屋をはじめたのに、図書の仕事を受けていいものか」   と悩みました。 自分一人では決められない、と、家族に相談し、シェア店主の皆様にも相談しました。   店主の棚に個性があるように、回答もまた、ひとりずつちがいました。 そして、ありがたいことに、皆様理解してくださいました。   シェア店主のおひとりから 「なにもあきらめる必要はない。やりたいことはやるべきですよ。」 と言って下さったことも励みになり、受けることにしました。     本来なら、支援者の皆様にもすぐに報告すべきことだったと思います。 ですが、小学校という場所柄、すぐに公にはできませんでした。   今は兼業届も出し、校長先生と図書主任の先生にもシェア本屋のことを 伝え、理解を示してくださいました。   先生方には   「こどもたちがひとりでも気軽に通える本屋を、町に作りたい。  町の中に、町の人とつながっている安心できる場所を作りたい」   とお伝えしています。 本屋と学校図書という、非常に立場が近いものの 理解してくださったことは、とてもありがたいことだと感じています。   少しずつ、先生方との理解も深めつつあり、 またオープンから1年を迎えたタイミングでご報告いたします。   ご報告が遅くなり、申し訳ありませんでした。       学校図書のこと   私の勤務する学校では毎日図書の授業があり、日々100~150人の児童が 本を借りに訪れてくれます。   彼らから受け取るリクエストからはいつも学びや気づきをもらいます。   図書の仕事では選書も担当しております。 独断ではなく、先生方と一緒に必要な本を提案し、児童らのリクエストを汲み また、学校図書の専門ではなく、取次・区立図書館・ライターとしての経験から 見える選書(特に小規模出版社などからの)などを提案しています。     学校図書館「だから」置ける本 学級文庫「だから」置ける本 本屋「だから」置きたい本   それぞれの違いを感じ それぞれの場所でできることをやっていこう、と思う日々です。   学校図書での気づきや、うれしかったことなどは Twitterの @UPVfkCym2BeCdiq にて投稿しています。   なるべく普遍的な、けれども多くの図書室でもきっと見られる光景だろうな、 と思うものを投稿しています。   問題ばかりが取りざたされやすいですし、その問題にも向き合うべきですが その前に、なぜそれが問題なのか、図書室がどれだけ子供たちに必要なのか、 それを「楽しい」という側面からアプローチしていけるアカウントを目指しています。   本屋がメインの活動であり、また、時間差投稿でもありますので あまり頻繁ではありませんが、図書の活動が気になる方はこちらをフォローいただければ幸いです。       最後に、1年間の感謝を込めて   オープンしてからのあっという間の1年間でした。 日々どうすべきか、と考えていると1年経ってしまった、というべきでしょうか。   この1年、あまり成長はしていないかもしれません。 目に見えている課題は、山積みです。   けれど、ありがたいことに今年は地域の方が「ここでイベントをしたい」 と言って下さり、 不登校の子が自ら企画したイベントを保護者さんが見守る中開催したり 7月には、八柱霊園を支える石材屋さんが「お盆」をテーマに絵本の読み聞かせを 企画してくださることになりました。   少しずつトップページに掲げていた 「暮らしと読書が繋がる本屋」になりつつあるのかな、と うれしい気持ちです。     まだお越しいただいていない方にも、 何度か足を運んでくださった方にも、 この1年の成長を見ていただきたく   1年間の感謝を込めて、7月30日から開催されます 「杉山新一原画展」の招待券をお送りしたく思います。     支援当時の住所にお送りさせていただく予定ですが 住所が変わったなどありましたら、お知らせいただけましたら 大変ありがたく存じます。     また、現在も一部の方にリターンの発送ができておりません。   昨年6月~7月ごろにFAAVO経由でメッセージをお送りしていますが、 届いていない・見当たらない、という方がいらっしゃいましたら 今一度、ご連絡いただけましたら幸いです。         …… まだまだお伝えすべきことがあるように思います。 この続きは、ぜひ、お店でお話しできればうれしいです。   今後とも せんぱくBookbaseをよろしくお願いいたします。     絵ノ本 桃子 拝 もっと見る

  • みなさま   大変ご無沙汰しております。   おととい、無事本屋の工事が終了しました。 昨日は、掃除と棚入れを行いました。   そして本日、「仮オープン」として お店を開いてみました。   以下、写真を添えて紹介します。       入り口から撮影した様子です。     シェアメンバーの本棚は、このような形となりました。 りんご箱を使用しています。     かつてこの部屋で使われていた引き戸を、本が置けるように加工して頂きました。 加工して下さったのは「つなぐデザインオフィス」の井澤さんです。 この建物の2階に入居されています。         今日は、子供達3人を連れてシェアメンバーさんとで店番を行いました。 5歳・2歳・0歳の子を見ながら本屋を運営する大変さを痛感しました。      明日も、試験的にお店を開きます。 数日思考錯誤を繰り返した後、5日~15日を先行内覧会期として 先行内覧会を支援いただいた皆様にご案内し、 「before-after写真展」を行う予定です。     5月下旬を目指していたオープン。 10日ほど遅れてしまいましたが、なんとかここまで辿り着き 皆様にご報告できる状態となりました。     6月16日から、通常運転の予定です。 応援して頂いた皆様にお越しいただけましたら幸いです。   その際は 直接お礼を言えたら大変嬉しいので、こっそり名乗っていただけましたら ありがたく存じます。     皆様のご来店、心よりお待ち申し上げます(^^) もっと見る

  • 現在、ここまで作業が進んでいます。また、可動式のカウンターも作り始めています。   DIY参加者の皆さんと、わいわいやりながら、5月末オープンに向けて作業を進めています。   作業を進めるうえで欠かせないのは建築デザイナーさん。  当初、内装のデザインを誰かに依頼することや建築の相談をするのはお金がかかるし 予算的に厳しい…と諦めていました。   ただ、はじめに内装のデザインを描いてくれたシェアメンバーでありデザイナーのB子さんから 「自分は空間のデザイン専門ではないので、プロに任せた方が安心です!」 と言った声を頂いて、   確かに、へたに自分だけでやるよりも、ちゃんとプロの方にきていただいて 相談して進める方が失敗も少ないだろうし、結果的にコストを抑えられるかもしれない。   と思い、思い切って相談することに決めました。     相談したのは、せんぱく工舎の2階に事務所がある「つなぐデザインオフィス」の井澤さん。 これまで何度か挨拶したり、内装の話をときどき話していたこともあり、お願いすることにしました。   なにより、同じシェアアトリエで活動する者として私達の本屋だけでなく、「せんぱく工舎」全体のコンセプトも 理解してくださっているので、安心して相談できるなぁ、と思ったところが決め手でした。     実際に打ち合わせが始まってから、井澤さんには本当にお世話になっています。   少ない予算のなかから、どんなことができるか、どんな素材なら活かせることができるか いろんなことを教わっています。   教わっているのは知識だけではありません。   今回、DIYの講師も、井澤さんにお願いしています。   先日、床貼りをしていたとき、ドリルでねじを開けるのですが、ドリルとねじ山が噛み合わないまま 「ガガガガ」と押しこんでしまい、ねじ山が壊れてしまって進めない、という状況を2,3度起こしてしまいました。   そんな状況でも、呆れることなく怒ることなく 「よくやるんですよねー」と、プロの手腕でねじを救出してくれました。   こんなふうに、井澤さんの人柄もあってとても和やかな雰囲気でDIY作業を進めることができています。   参加者さんが帰られてからも、このあとどうやって進めていくか、どの作業なら皆さん楽しめるか、 ということを考えてくださり、知識も経験もない私は「なるほど、そうなのか…」とただただついていくのみです。     井澤さんは、独立時「設計事務所」として立ち上げたのですが、設計だと図面でしか携われない。 やはり、現場にも携わりたい、という思いから最近は「建築事務所」と名称を変更しているそうです。 (HPはまだ設計のままとなっています)   その思いがあるから、今も内装のデザインだけでなく現場にも関わってくれています。 本当にありがたい気持ちでいっぱいです。       つなぐデザインオフィスは、「自然の力を借りてつくる、ちょっとだけ豊かな暮らし」を コンセプトとしたデザインオフィスです。   現在この松戸・八柱にあるせんぱく工舎と、埼玉にも事務所があります。 せんぱくBookbase以外でも様々な建築をデザインされている井澤さん。 ぜひ、ホームページもご覧ください!   http://tsunagu-design.com/   今日も、井澤さんとDIY参加者の皆さんと一緒に本屋を作ります!! もっと見る

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