現在、ここまで作業が進んでいます。
また、可動式のカウンターも作り始めています。
DIY参加者の皆さんと、わいわいやりながら、5月末オープンに向けて
作業を進めています。
作業を進めるうえで欠かせないのは建築デザイナーさん。
当初、内装のデザインを誰かに依頼することや建築の相談をするのはお金がかかるし
予算的に厳しい…と諦めていました。
ただ、はじめに内装のデザインを描いてくれたシェアメンバーでありデザイナーのB子さんから
「自分は空間のデザイン専門ではないので、プロに任せた方が安心です!」
と言った声を頂いて、
確かに、へたに自分だけでやるよりも、ちゃんとプロの方にきていただいて
相談して進める方が失敗も少ないだろうし、結果的にコストを抑えられるかもしれない。
と思い、思い切って相談することに決めました。
相談したのは、せんぱく工舎の2階に事務所がある「つなぐデザインオフィス」の井澤さん。
これまで何度か挨拶したり、内装の話をときどき話していたこともあり、お願いすることにしました。
なにより、同じシェアアトリエで活動する者として私達の本屋だけでなく、「せんぱく工舎」全体のコンセプトも
理解してくださっているので、安心して相談できるなぁ、と思ったところが決め手でした。
実際に打ち合わせが始まってから、井澤さんには本当にお世話になっています。
少ない予算のなかから、どんなことができるか、どんな素材なら活かせることができるか
いろんなことを教わっています。
教わっているのは知識だけではありません。
今回、DIYの講師も、井澤さんにお願いしています。
先日、床貼りをしていたとき、ドリルでねじを開けるのですが、ドリルとねじ山が噛み合わないまま
「ガガガガ」と押しこんでしまい、ねじ山が壊れてしまって進めない、という状況を2,3度起こしてしまいました。
そんな状況でも、呆れることなく怒ることなく
「よくやるんですよねー」と、プロの手腕でねじを救出してくれました。
こんなふうに、井澤さんの人柄もあってとても和やかな雰囲気でDIY作業を進めることができています。
参加者さんが帰られてからも、このあとどうやって進めていくか、どの作業なら皆さん楽しめるか、
ということを考えてくださり、知識も経験もない私は「なるほど、そうなのか…」とただただついていくのみです。
井澤さんは、独立時「設計事務所」として立ち上げたのですが、設計だと図面でしか携われない。
やはり、現場にも携わりたい、という思いから最近は「建築事務所」と名称を変更しているそうです。
(HPはまだ設計のままとなっています)
その思いがあるから、今も内装のデザインだけでなく現場にも関わってくれています。
本当にありがたい気持ちでいっぱいです。
つなぐデザインオフィスは、「自然の力を借りてつくる、ちょっとだけ豊かな暮らし」を
コンセプトとしたデザインオフィスです。
現在この松戸・八柱にあるせんぱく工舎と、埼玉にも事務所があります。
せんぱくBookbase以外でも様々な建築をデザインされている井澤さん。
ぜひ、ホームページもご覧ください!
http://tsunagu-design.com/
今日も、井澤さんとDIY参加者の皆さんと一緒に本屋を作ります!!