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「町の人が出会い、ゆるく繋がる本屋」を作るための改装費を募りたい!

町の子供やおばあちゃんがふらりと入って、なんとなく時間と空間を共有する場所。 たとえば「おせんべい屋さん」や「八百屋さん」のような、町の人たちがゆるく繋がれる場所としての「本屋」を作りたい! そのための改装資金を募集しています。

現在の支援総額

1,011,000

101%

目標金額は1,000,000円

支援者数

97

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2018/02/28に募集を開始し、 97人の支援により 1,011,000円の資金を集め、 2018/04/10に募集を終了しました

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

「町の人が出会い、ゆるく繋がる本屋」を作るための改装費を募りたい!

現在の支援総額

1,011,000

101%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数97

このプロジェクトは、2018/02/28に募集を開始し、 97人の支援により 1,011,000円の資金を集め、 2018/04/10に募集を終了しました

町の子供やおばあちゃんがふらりと入って、なんとなく時間と空間を共有する場所。 たとえば「おせんべい屋さん」や「八百屋さん」のような、町の人たちがゆるく繋がれる場所としての「本屋」を作りたい! そのための改装資金を募集しています。

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今回の本屋は「町の人のための本屋」であるほかに、もうひとつの側面があります。

「本屋が育つための本屋」という立ち位置です。

 

プロジェクトのはじめのほうでも伝えいていたのですが

改めてこの件について詳しくお話ししたいと思います。

 

 

取次にいた頃に経験したこと

プロフィールにもあるとおり、私は「出版取次」というところにいました。

出版取次とは、簡単に言うと出版社と書店を繋ぐ役割を持つところです。

 

当時私は雑誌を出版社から仕入れて、取引先の書店に冊数を振り分ける、

という仕事をしていました。

出版社からどのくらいの部数を仕入れるか、出版社の営業の方と交渉をしながら決める仕事です。

 

「来月は歌手のさんが表紙を飾ります!」

「今回の付録はこんなに豪華です!!」

 

出版社の営業の方の熱のこもった話を聞き、応えたい!!と思って

仕入れの数を増やそうとする。すると、販売担当から「増やさないで!」と叱られる。

 

雑誌は売れないから、決まった部数で精いっぱい、というのが理由でした。

 

当時の取引していた町の本屋さんはどこも経営が厳しく、

私が入社した欲年には、九州にある大手チェーンも倒産してしまう状況でした。

 

会社では、業界の新聞紙が回覧されるのですが当時は

ちょうど『傷だらけの店長』という連載が誌面で行われていた時期でもあり

ますます「本屋の悲鳴」を感じる日々でした。

 

取次は、なんのためにあるんだろう。

本屋が元気になるにはどうすればいいんだろう。

わからなくなった私は、取次を退社しました。

 

 

悲鳴だけでなく、産声も聞きたい

これは、8年ほど前の話です。

8年の間に、歴史ある本屋はどんどん姿を消していきました。

 

北海道の「本屋の親父」の本屋さん。

神戸の海の本屋さん。

渋谷やリブロの大型書店。

名古屋の児童書専門店。

 

小さな町の本屋さんも姿を消し、取次もまた、大きく変わりました。

 

閉店のニュースは相変わらず続きますが、一方で産声も聞こえています。

 

東京では

三軒茶屋、谷中、田原町、向島、荻窪などで本屋が生まれています。

いずれも新刊も扱っている本屋さんです。

 

東京から別の場所に移った本屋さんもいます。

 

各地では「一箱古本市」が賑わい、そこから本屋さんを志す人も生まれています。

彼らと一緒に本業を優先しながら、自由に自分達の「本屋」として過ごせる場を作ることができたらいいな。

そこである程度「何が苦手」で「何が得意か」を知って、自分達の本屋作りに活かしてもらえればいいな。

 

ここで自信をつけて、「長く続く本屋」を続けてほしい。

彼らの「やりたい場所」でしっかりと根を貼って咲き続けてほしい。

 

支え合うことからはじめて、ひとりで立てる本屋が生まれる場所として。

せんぱくBookbaseという場所と一緒に、育って行きたいと思います。

 

 

 講師を招いて講義や座談会を開催

場所だけあっても、知識も経験もないままやみくもにやるよりも

経験者から教えてもらいながら取り組むほうがより楽しいのでは、と思い

講師を招くことを考えています。

  

たとえば

書店で働いたことのある人から「棚づくり」を学ぶ

新刊を仕入れるときの方法について学ぶ

出版業界のしくみについて学ぶ

棚おろしをする

イベントの立ち上げ方

といった本格的なものから

 

みんなで「スリップ」をつくる

本屋見学に行く

本をつくって販売する

など、ワークショップ的なものも行う予定です。

 

 

ほかに、ご自身がやりたい、と思ったことは

どんどん実践してもらえるよう、拡散や告知の協力をいたします!

 

どんな本屋をやりたいかを明確にし

そのために必要な事は何か、をじっくり考える場所になれたら。

 

たとえるなら、「あかちゃんの育つ場所」として。

ゆりかごに揺られる気分で、のびのびと成長していただければいいな、

と思っています。

 

 

現在、私を含め11名のメンバーに参加頂いています。

リターンにはシェアメンバーになれるコースもあります。

おかげさまで、のこり3名さままでとなりました。

 

こちら、リターンを選択される前に、事前にメッセージいただけますよう

お願いいたします。

 

 

 

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