「ママのため」だけの本屋ではない
こんにちは!
先日、この本屋の活動を紹介していたら
「ママさんの居場所になるんですね」と言って頂きました。
その際に
「はい、ママさんたちもくつろげる場所になります」と答えました。
ママさんたちも「町の人」ですから、もちろん過ごしやすいように
取り組みます。
私も子供がいますので、どうしたら快適に過ごせるか
自分なりの考えをお店に反映させました。
奥の部屋を和室にすることで、まだ歩けない赤ちゃんを寝かせたまま
本を選ぶことができますし
トイレではおむつ交換台も用意する予定です。(予算次第ですが^^;)
でも、ママさんだけを対象とした本屋さんではありません。
たとえば、この本屋で置かれる本は絵本や児童書、育児書だけに限りません。
実用書もあれば、恋愛小説もある。
大人と子供の間を縫う、青少年向けの本も置かれます。
町の人の本屋であるために
この本屋をやろう、と決めた時ただ単純に「町に本屋が必要だ」と感じました。
そこで、家賃と棚をシェアする「シェア本屋」を思い付き、呼びかけました。
そしたら、偶然にも20代~50代の男性・女性がそれぞれ9名ほど集まってくれたのです。
もしこれが「ママのための本屋」と言ってしまったら
応募してくださる方は偏っていたかもしれません。
できれば「ママのため」と言わなくても母親が安心できる場所であってほしいし
母親が町の人と交流する場があることで、ママのコミュニティ以外の場所での繋がりが
生まれてくれたら…
よく住居を選ぶ時「住みやすい町」という言葉がありますが、特定の世代だけ住みやすいことに
価値はない、と私は考えています。
多世代が譲り合える町こそが、住みやすい町なのでは…と。
本屋も同じであってほしい、と願っています。
たとえば和室は
中学生が受験勉強や資格試験の勉強をするために使用する。
社会人が、仕事や人付き合いに疲れたときに休みに来る。
おじいちゃん、おばあちゃんが家族の目を気にせずにのんびりおしゃべりできる。
誰かがいたら、誰かのことを気遣いながらその空間を過ごす。
そうして声をかけなくとも「あ、この町にはこんな人がいたんだ」と知るきっかけになれば。
店主10名で町の人に受け入れられる本屋を作る
私自身、まだ手のかかる子供がいる身なので、どうしても視点が「ママ」よりになりがちです。
そんな私ですが、9名の皆さんと一緒に「それぞれが思う」本を並べていただくことで
自然と多世代・多趣味な本屋になっていくのではないかな、と思っています。
今日は、せんぱく工舎の内覧会です。
私達せんぱくBookbaseでは店主5名ほどが集まって、それぞれの本を持ち寄ります。
どんな本が並ぶのか、私自身も楽しみです!!
まだ工事が入っていない段階の全体内覧会は、本日が最終となります。
お時間ある方はぜひ! せんぱく工舎の内覧会にお越しくださいませ!
千葉県松戸市河原塚408-1 にて
10時~17時です!
ご来店(そして、ご支援もw)お待ちしております~(^o^)