町に本屋は必要か、と問われることが増えてきました。
閉店する本屋も増え、そのたびに「すすむ読書離れ」なんて文字が大きな文字で
訴えます。
でも、実際にはなくなっているのは本屋さんだけではありません。
トップ文に書いたように、私の暮らす町では
おせんべい屋さんがなくなり、八百屋さんがなくなりました。
さらには
去年はお豆腐屋さんが、今年は、お花屋さんがなくなりました。
小売そのものが、消えて行っているのです。
読書離れではなく、町離れ、と言えるのかもしれません。
地元の町は寝食するための場所、娯楽は都心やネットで充分。
そんな結果なのだと思います。
正直、それでいいんだと思います。大人だったら。
でも、子供は違う。
子供達の世界は、とても狭い。
親と、学校の先生と、町の人に囲まれる生活です。
それならば、私達大人は、子供達に「どんな町」を贈れるのか。
子供達に手渡すプレゼントの箱。
その箱のなかに、どんな町があったら嬉しいだろう?
どんな町を、私達は子供と一緒に楽しみたいだろう?
せんぱくBookbaseはそんな場所を実現したいと思っています。
せんぱくBookbaseだけではありません。
せんぱく工舎全体が、そんな楽しい場所になると思います。
25日は内覧会があります。
ぜひ皆様お越しくださいませ!!