クラウドファンディングでしたいことその2。
それは…
トイレをつけたい。
はじめは、トイレをつけることを考えていませんでした。
共有スペースの2階にあるので、
そこを使えばいいよなー、とか
そのぶん広く使えるしな―、とか
当初は「そんなに困らない」と思っていました。
でも、これは完全に「運営者目線」であったな、と思ったのです。
利用者目線で考えた場合
飲食とちがい、本屋は「本屋内にあったほうがよい」と私は思います。
大きな理由は3つ
・おむつ替えスペースがない
・「本屋」という空間を楽しんでほしい
・アンケートの結果
です。
おむつ替えスペースがない
せんぱくBooKbaseは、親子でも気軽に来れる場所、を目標のひとつに掲げています。
はいはいのお子さんも、寝ころばせることができるスペースがあればいいな…
という思いから、和室も作ることに決めました。
でも、赤ちゃんが来る、ということは当然おむつを替える場所も必要になるということ。
和室で替えてもらってもいいのですが、ほかに人がいると替えにくいですよね。
そして2階の共有スペースにもおむつ替えスペースはありません。
お子さん2人連れで小さいお子さんだけがトイレに行く場合でも
店内にトイレがあれば、赤ちゃんを寝かせたまま目に届く範囲で見守れるので
安心ですよね。
赤ちゃんも親御さんも安心してもらえるよう、スペースを作る必要がある
と感じました。
無事おむつ替えスペースができたときは
本屋ではなく別のお店に来られた方もお気軽にご利用いただければと思います。
「本屋」という空間を楽しんでほしい
飲食の場合、食事中または食後にトイレに行って戻ってきても
すぐに目の前にいる友人との会話や食事に戻ることができます。
対して、読書の場合、いったん外に出てしまうと気持ちまでリセットされてしまう
気がするのです。
たとえて言うなら、映画の途中でいったんトイレに行くような感覚でしょうか。
本屋の外に出て、外の空気を吸い、空を見上げ、ほかのお店を眺めながらトイレに着き、また同じ道をたどって本屋に戻る。
そのとき再び外に出る前の空気に戻るのは時間がかかるか、もう違う気分を抱いているのではないかなぁ、なんて思うのです。
できれば、心行くまで「本屋」という空間、そして「読書時間」を堪能してほしい。
運営者目線でなく利用者目線で考えた時に
「あったほうがいいかも」と思いました。
アンケートの結果
今回の本屋作りにあたり、店名やロゴなどをアンケートでお伺いしています。
運営チームで話してばかりだと偏ってしまうかも…という思いと
運営側と利用者側の考えを少しでも近づけたい、という思いからはじめてみました。
トイレについても伺って見たのですが
ありがたいことに「共有スペースにあれば問題ない」という回答をいただいたのですが
やはり
「雨が降った時は傘をさして行かねばならず、子連れだと厳しいかもしれない」
という意見を目にした時に
「あ、やっぱり必要だな」と感じました。
同じ空間にトイレがあると、1人でトイレができる子であれば親御さんが本選びに夢中になっていてもどちらも安心して任せられると思います。
それに、足の悪い人が店内に来られても一階にトイレがあれば
安心ですよね。
というわけで、トイレをつけることにしました!
ふたたび見積もりとにらめっこしながら、どんなトイレが設置できるか
検討していきたいと思います!
引き続き
ご支援・ご協力何卒よろしくお願いいたします!