皆様、多くのご支援をいただき誠にありがとうございます。大きな変更点があります。
10,000円のコースについてです。
現在、【島倉監督の撮影裏話が聞ける体感型「三沢川ウォーク付き上映会」ご招待(1ファミリー(4名様まで※ご家族に限ります))】となっていますが、(1ファミリー(4名様まで※ご家族に限ります))→(4名様まで※ご家族に限りません)に変更いたします。
終了直前の変更で申し訳ございませんが何卒よろしくお願いいたします。
身近な街中に見た、生物のドラマ!稲城市三沢川の魅力をドキュメンタリー映画「三沢川いきものがたり」で、多くの人に伝えたい!
皆さん、こんにちは。稲城在住、フリーの映像ディレクター、島倉繁夫です。
私がドキュメンタリー映画「三沢川いきものがたり」を作ったきっかけは、初めてヘビとカラスの対決を見たことからです。そのときに、生態系の上位にあるヘビが生息しているならば、それより下位の生き物たちがたくさん生息しているのではないかと気がつきました。
稲城市内を流れる三沢川は、人の生活環境の中で「里山」以上に身近な、いわば「街なか」の生態系を示すものです。人と同じ生活圏に住む生き物たちの記録、それはそのまま稲城市の生活環境の豊かさ、住みやすさを示すのではないかと感じました。
この「三沢川いきものがたり」には、昆虫も合わせて65種類の生き物が映っています。特に嬉しかったことは、海にいるような鳥(いそしぎ)までもが上流の稲城まで来ていると分かったこと。また、アオサギが飛んで来て、家の屋根に停まったときは「やった!」と思いました。市のほぼ中央に位置する稲城市役所の辺りが、一番生き物の種類が多かったです。
▲稲城市役所の側で三沢川を撮影している様子。
撮影は、2010年の4月から2016年の5月末までの約6年間行いました。矢野口から百村まで三沢川の遊歩道3km強を、ほぼ毎日往復1時間ほどかけて、カメラを片手に川を覗き込みながら歩いて記録していきました。
2016年からは編集を行いました。6年間で撮りためた約3,000カットの映像を生き物ごとに振り分け、全35シーンにまとめました。すると圧倒的に春のシーンが多いのです。それだけ春は、生き物たちが活発になる季節なのだなと思いました。けれども、それではアンバランスですので、四季のバランスをとるのに苦労し、シナリオも7稿まで書きました。
▲「三沢川いきものがたり」の予告編です。
生物の多様性!身の回りの環境に対する「気づき」に役立ちたい!
▲稲城の街並みを、よみうりランドの側から撮影
大人から子どもまで「三沢川いきものがたり」を楽しんで観てもらいながら、『三沢川だけでもこんなに生き物がいる、稲城って良い街だね、面白いね』と、稲城の魅力を感じてもらえたらと思います。
そして、稲城の方だけでなく、今後は似た環境のある地域の方にも、ぜひ観てもらいたいと考えています。通勤・通学、散歩やショッピングなど、ごくごく日常的な都市生活の場面において、身の回りの環境に対する「気づき」に役立つことが出来れば、制作者としてこれ以上ない喜びです。
そのために、より映像を楽しんでいただけるように、作品のクオリティを少しでも上げて、多くの方にこの想いを届けたいのです。
現在の映像は、すべての作業を一人で行った為、上記の作業に加えて、ナレーションや編集についても私自身がおこなっています。そこで、プロジェクトで実現したい内容は以下の2項目です。
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●作品ブラッシュアップの為に、ナレーションをプロに依頼し再録音します。さらに映像の追加撮影・編集を行います。
●より多くの方に三沢川の魅力を知ってもらえるよう、島倉監督の撮影裏話が聞ける体感型「三沢川ウォーク付き映画上映会」を開催します。
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これまでの実績
昨年(2017年)は、稲城市内で上映会を行いました。
6月17日(土)の午前・午後2回、城山文化センターで上映会を行いました。
合計で約250名の方に映画をみていただきました。応募多数で、お断りする方も出てしまいました。
午後の回は、高橋勝浩市長(稲城市)にもご来場いただき、上映後に対談も行いました。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/list/201706/CK2017061802000148.html
▲その時、取材をして頂いた記事です。
▲上映会時の様子です。
作品仕様(ブラッシュアップ前)
○ハイビジョン カラー ビスタサイズ(16:9)ステレオ
○上映時間85分
上映会について
現在上映会は8月18日、25日の2日間で設定しています。それぞれ定員は100名程度入る事の出来る会場です。
※会場:稲城市地域振興プラザ(稲城市東長沼 2112-1)
それぞれ、スタート時間が違います。それに伴って集合時間等が違います。
●18日:13:00~稲城地域振興プラザ集合(12:30開場)→上映会→15:00~川歩きスタート→京王よみうりランド駅にて解散
●25日:17:00~京王よみうりランド駅集合→川歩き→18:00~上映会→稲城地域振興プラザにて解散
各回人数把握の為、ご参加頂ける方の人数・日にちを備考に記載をお願いします。
クレジットについて
お返しの中にあるクレジットについて、サイズは以下のように予定しています。
※左から小・中・大。中・大については、ロゴマークなども可能です。協賛/協力・特別協賛などの表記については、検討中です。
支援金の使いみち
ナレーション費用:20万
映像追加編集:10万
試写会費用・その他(返礼品費用・印刷費用・雑費など):10万
FAAVO手数料:10万
実行スケジュール
4月末:クラウドファンディング開始
6月末:募集終了
7月中:編集作業
8月中:試写会開催
クラウドファンディングでのご支援とは別に、試写会などのをお手伝いして頂ける方も合わせて募集しています。
試写会での、会場設営・受付・三沢川ウォーク時の誘導などの作業を想定しています。
具体的な内容については、お問い合わせ頂いた際に、お打ち合わせさせて頂く予定です。
お問い合わせ先
●作品内容についてのお問合せ/sigfcm43961@gmail.com (島倉)
●ご支援についての問合せ先/info@shigurego.com (三沢川いきものがたり応援事務局)
最新の活動報告
もっと見る10,000円コースについて、一部変更をさせて頂きます。
2018/06/28 14:24皆様、多くのご支援をいただき誠にありがとうございます。大きな変更点があります。 10,000円のコースについてです。 現在、【島倉監督の撮影裏話が聞ける体感型「三沢川ウォーク付き上映会」ご招待(1ファミリー(4名様まで※ご家族に限ります))】となっていますが、(1ファミリー(4名様まで※ご家族に限ります))→(4名様まで※ご家族に限りません)に変更いたします。 終了直前の変更で申し訳ございませんが何卒よろしくお願いいたします。 もっと見る調布市でカフェ上映会を企画中です!
2018/06/22 12:51「三沢川いきものがたり」クラウドファンディングプロジェクトも終了まで残り1週間となりました。これまでに、多くのみなさまにご支援をいただき、ありがとうございます。達成に向けて、ラストスパートしていきます!そんな中、稲城のおとなり・調布市でも、「三沢川いきものがたり」を上映する計画が進んでいます。 上映予定会場は、京王多摩川駅すぐそばの『カフェ大好き』。すべて手作り「安全、安心」なスローフード、そしてアットホームな接客が魅力の「おいしい・楽しい・大好き!」なカフェです。木のぬくもりを感じる明るいこのお店は、社会福祉法人『調布を耕す会』が運営していて、障がいを持つ方が働く場所でもあります。一度食べたらやみつきの手間ひまかけた<カボチャプリン>、2日かけてルーから全て手作りの<カレーライス>、ワッフルコーンもお店で焼くこだわりのイタリアンジェラード<ハッピーアイスクリーム>など、美味しいメニューが大人気。さらに、お店で使用するコーヒーカップや器もひとつひとつ手作りというこだわりよう。居心地が良くて、ついつい長居してしいそうです。今回、こちらの『カフェ大好き』さんと、調布で映画の上映活動を行っている『調布まちシネマ』さんのご協力により、調布での上映会企画が持ち上がりました。開催時期は2018年の秋~冬ごろを予定しています。稲城だけでなく他の地域の方にも見てもらいたいと願っていた私にとっても、大変うれしい企画です。このアットホームなお店で「三沢川いきものがたり」をみんなで見て、語り合う。とても楽しい上映会になりそうです。なんとしても今回のプロジェクトを達成させて、ブラッシュアップバージョンでの上映ができるようにがんばります!カフェ大好きの店長・後藤朋子さんからは、応援メッセージもいただきました。「長い時間かけて、じっくりと生態系をおったドキュメンタリーと聞き、たくさんの生きものがでてくるのだろうな・・と、わくわくしてきます。わが家の息子たちにもぜひ見せたいなと思います。映画を通して皆さんと素敵な時間を過ごせますように・・・。楽しみにしています!」 詳細は決まり次第、三沢川いきものがたり公式サイト(https://misawariver.skymember.site/)、 カフェ大好きのブログ(https://ameblo.jp/chofucafedaisuki/)、 調布まちシネマホームページ(http://chomacine.tamaliver.jp/)等でお知らせいたします。ご期待ください! カフェ大好きhttp://www.tagayasukai.com/html/cafedaisuki_1.htmlカフェ大好きのブログhttps://ameblo.jp/chofucafedaisuki/ もっと見るヘビを見たことがこの作品づくりにつながった。
2018/06/19 15:11街なかの生物多様性ドキュメンタリー「三沢川いきものがたり」のものがたり Vol.02 ヘビを見たことがこの作品づくりにつながった。 “生物多様性”を考えるときには生態系が絡んできます。例の三角形で示される食物連鎖の図をあてはめると、三沢川ではどんな生き物がその頂点に君臨しているのでしょうか。いわゆる里山ではキツネなどの小動物やオオタカ、チョウゲンボウといった猛禽類がトップに位置していますが、里地より身近な市街地を流れる三沢川では猛禽類は見かけません。猛禽類の下はヘビやカラスなどですが、三沢川にヘビなどいるのだろうか。 ところが見たのです、ある日ヘビを。ヘビが生息できるということは、それより下位の生物が豊富に存在するということ。「これは作品にできる」。そう思ったのでした。ある年など、夏の日の取材で1日に4匹もの個体を撮影したことがありました。そのうちにヘビが出歩く日が読めるようになりました。お天気の日のお昼前後。春から真夏にかけて「今日は出るぞ」と予想していくと、何回かはその通りになりました。 けれども、編集の段階で壁に突き当たりました。ヘビが苦手な人の存在です。周囲の女性何人かに伺ってみると、言下に「ヘビは嫌い」「ヘビが出るなら見たくない」というご意見。生態系上ヘビの存在はとても重要なのですが、そのために作品を観てもらえなかったらどうしよう、と数か月も編集を進められずに悩んだのでした。 救われたのは「ヘビが主役じゃないんでしょ」とのお声。これは、ヘビが出てもいいが、やたらに出てほしくない、ということと解釈させて頂きました。 そこでいいことを思いつきました。結果としてヘビが登場するシーンをすべてカットした「ライトバージョン」と、ヘビが登場するノーカットの「ヘヴィバージョン(ヘビだから)」の両方を編集しました。映写会の目的や観客層によって使い分けられるように。 けれどもその心配は杞憂に終わりました。試写会後の反応では、ほとんどの人が、「ヘビは重要ですね」「とても面白いです」「ヘビの出ない三沢川ドキュメンタリーなんて、…」と大変好意的に言って頂けたのでした。ということで、試写会を含めて何回か上映会を催しましたが、「ライトバージョン」で上映したことはこれまで1度もありません。 もっと見る