プロジェクト公開から2週間が経過し、中盤に差し掛かっています。
11名の方から73000円のご支援をいただき、現在達成率は18%となっております。多大なるご支援に心より感謝申し上げます。
さて、本日は出展してくださる企業のご紹介第1弾。株式会社カワハラ技研さんです!
カワハラ技研の小野さんにお話をお聞きしました。
―小野さん、よろしくお願い致します。
はい、よろしくおねがいします。
―今回、みたか防災マルシェでご紹介いただけるカワハラ技研さんの商品はどんなものですか?
「ほぼ紙トイレ」という商品名の備蓄型組立式個室トイレです。
―「ほぼ紙トイレ」ですか!興味深いですね。どんな特徴がありますか?
便器、タンク、仕切りを全て1つに集約した、完全個室型の大容量トイレであり、他に何も要りません。唯一ご用意していただくのがトイレットペーパーと重石用の砂やガラだけです。また、ほぼ紙でできているので、全て完全に焼却可能で衛生的という特徴もあります。
自治体管轄の避難所は勿論のこと、マンション、オフィス、工場、自治会等々、個人でなく
多くの人たちが集合していいるところにこそ備えて頂ければ、発災直後から、インフラが回復
するまでの一番手薄なところをカバーできるトイレです。
―そうなんですね。トイレの大切さは私たち実行委員会もマルシェでぜひ伝えたいと考えています。なぜこの商品を開発されたのですか?
災害時、最も大切なことは、食べることと排泄することです。いざという時の為には「備蓄すること」こそが大切です。皆さん食べ物や毛布等々は直ぐに対応可能かと思いますが、トイレがやっかいです。携帯トイレを持っていることで安心されている方も多くいらっしゃいますが、実際はデメリットもあります。マンホールトイレや届くのに日数が必要な仮設トイレという選択肢もありますが、それぞれにもデメリットがあります。そこでそれぞれのトイレに不足している部分をカバーする必要があると考えて、「ほぼ紙トイレ」を開発するに至りました。
―なるほど、それぞれのデメリットをカバーする商品ということですね!実物を拝見するのが楽しみです。今日は、お忙しいところありがとうございました。
ありがとうございました!「ほぼ紙トイレ」は被災経験女性たちの意見と取り入れた、女性に優しいトイレです。これ一つで完全な個室が完成し、安心して利用できます。みたか防災マルシェにお越しの際は、ぜひ私たちのブースにお立ち寄りください!
<商品特長>
- タンク(30㎏)とボックス(32㎏)と2分割で保管、いざという時直ぐに運び出し使用可能。
- 工具なしで女性2人で約20分で組立OK、男性ならば10分程度。
- 上下水道や電気がダメになっても使用可能。⇒災害時にはトイレは直ぐに届きません。
- 外での使用対応。(耐水紙製、タンク部分のみ樹脂製)
- 容量が400ℓ 約1600回分(毎日50~60人使用で1週間)
- 夜でも安心、LED照明付 ⇒防犯対策
- ドアは内開き、鍵付 ⇒ 〃
- バイオ製剤使用で防臭・抗菌対策
- 最後は全て焼却可能 ⇒ ゴミの山にならず衛生的
- 使わなければ長期保存可能。(3年毎にLED用単三電池3本とバイオ製剤1本(1ℓ)を補充するだけ)