みなさんこんにちは。極楽寺の麻田弘潤です。
おかげさまで、なんとたった2日間で目標達成出来ました。皆さまのご支援、本当にありがとうございました!
いただいた支援金は、極楽パンチの運営のために大切に使わせていただきます。現在、6月15日(日)の本番に向かって、
スタッフ一同準備を進めていますので、今後とも応援よろしくお願いします。
支援金額20万円を目指します!
目標金額は達成することができましたがFAAVO新潟での支援の募集期間はまだ一ヶ月近くあります。
そこで、残りの期間でさらに5万円の追加支援、合計支援金額20万円を目標に支援を募らせていただき、私たちのイベントに込めた想いをより深く知っていただけるような試みを行ないたいと思います。
テキストデータを紙媒体に
こちらのプロジェクトにご支援いただいた方には金額に関わらず、キャンドル×バルーンナイトライブの中で行なわれるトークセッションのテキストを送らせていただきますが、追加支援をいただいた場合、このイベントの様子を皆様に伝える「トークセッションテキスト」を紙媒体としてお届けすることができるようになります。
当初は文字おこししたテキストをPDFにしてお送りしようと考えていましたが、残りの期間内で達成金額が20万円を上回りましたら、冊子化にともなう印刷費やデザイン料に当てることができます。
現在考えているのは10ページ程度の冊子にして、極楽パンチの理念や歴史、イベント中の写真なども加えて、よりトークセッションのテキストを読みやすい構成(イベントの背景がわかり、テキストに入りやすい構成)にしたいと思っています。
冊子化が実現した際は、ぜひ読んでいただいたあと、周りの方にも読んで頂ければ幸いです!
より読みやすく伝わりやすくしたい
今回の二階堂和美さんと麻田の環境問題に関するトークセッションの文字おこしは、京都在住のフリーライター杉本恭子さん
(http://writin-room.tumblr.com)にお願いしました。
杉本さんは彼岸寺というウェブサイトで、色々なお坊さんにインタビューする「坊主めくり」という連載をおこなっていて、
最新のインタビューは二階堂さん、ひとつ前のインタビューは麻田となっています。色々な取材を受けてきましたが、
杉本さんほど相手の思いをきちんと引き出して、さらに読む人に伝わる文章を書ける方はなかなかいないと思います。
それぞれのインタビューをぜひご覧下さい。
・二階堂和美さんインタビュー (http://www.higan.net/bouzu/2012/12/nika01.html)
・麻田弘潤インタビュー (http://www.higan.net/bouzu/2012/07/-13-1.html)
トークセッションの文字おこしをしていただく作業を、2人を良く知る杉本さんにお願いすることで、より伝わりやすいテキストを皆さんとシェア出来るのではないかと考えています。
そして、それを読みやすい冊子にすることで深く知っていただき、さらに多くの方に知っていただけるのではないかと思い、ご提案させていただきました。
今後ともご支援よろしくお願いします!
中越地震復興イベント『極楽パンチ』

▲麻田弘潤(あさだこうじゅん)極楽寺僧侶(
http://gokurakuji.info)
みなさんこんにちは。
私は新潟県小千谷市にある極楽寺で僧侶として活動している麻田弘潤と申します。僧侶として活動する傍ら、消しゴムはんこ職人として全国各地で消ゴムはんこワークショップを開催しています。
また、私は地域の仲間と一緒に2004年10月23日に発生した新潟県中越地震の復興イベント『極楽パンチ』を毎年開催しています。「エコ」をテーマに極楽寺の境内を利用して、昼間はエコマーケット、夜は本堂でキャンドル×バルーンナイトライブを行なっていて、毎年たくさんの方が遊びにきて下さっています。
以前、このキャンドル×バルーンナイトライブに使用するろうそくのリメイク費用をFAAVOを通してご支援頂きました。ありがとうございます。キャンドル×バルーンナイトライブの様子は、以前のプロジェクトページもご覧になって頂ければと思います。(
中越地震の被災体験から始まったエコイベント「極楽パンチ」でキャンドルを灯そう-FAAVO新潟)。

▲エコマーケットは毎年60店の出店があり、とても賑やかです。

▲エコを考えたものや手づくり品がセンスよく並んでいます。
今年は中越地震から10年という区切りの年となります。極楽パンチは今年で9回目の開催ですが、キャンドル×バルーンナイトライブの時間内に中越地震の『追悼式』を執り行うことで、あらためて被災当時のことや、抱えていた課題を振り返り、今の私たちの生き方を見つめ直す時間にさせていただきたいと思います。

▲本堂で開催されるキャンドル×バルーンナイトライブの会場はとても幻想的な雰囲気です。
二階堂和美さんを呼んで追悼式を行ないたい
極楽パンチのキャンドル×バルーンナイトライブでは、毎年素敵なアーティストをお呼びして、キャンドルとバルーンの幻想的な空間の中、ゆっくりと音楽を楽しんでもらっています。
今年のアーティストは映画「かぐや姫の物語」の主題歌を歌っている二階堂和美さんです。天真爛漫~自由奔放というイメージから神秘的、叙情的、そして狂気!な雰囲気までも併せ持つシンガーで、ライブの雰囲気とピッタリなのではないかと思っています。

▲二階堂和美
実は二階堂さんは浄土真宗のお坊さんでもあります。今回、中越地震から10年という年を迎え、中越地震での被災体験から生まれた極楽パンチでも追悼の時間を設けたいと考え、素晴らしいアーティトであると同時に、お坊さんでもある二階堂さんにお声がけして、一緒に本堂でお参りさせていただこうと思いました。
私たちがこれから歩む道~環境問題から考える~
そしてもう一点、二階堂さんをお呼びした理由があります。それは極楽パンチの「エコ」というテーマに二階堂さんがぴったりなのです。
二階堂さんは2011年に発生した原発事故以前から、原発の問題に関心を寄せています。事故前は「原発が最もエコなエネルギー」と言われていた原発ですが、実際事故が起きてみるとものすごく環境に悪影響を及ぼすものだということがわかりました。
その原発の問題に早くから関心を持たれていた二階堂さんと一緒に追悼式をおこない、一緒に環境問題についてお話させていただこうと思います。そのことで震災当時の想いと今の想いを繋げ、その想いを未来へ繋げていきたいと思います。
今年のキャンドル×バルーンナイトライブでは、通常のライブの他、追悼式、環境問題をテーマにしたトークセッション(二階堂さん&麻田)という構成となります。
ライブでは二階堂さんの他、昨年、あまちゃんスペシャルビッグバンドにも参加したタブラ奏者のU-zhaanが今年も出演してくれます。二階堂さんとU-zhaanのセッションは極楽パンチが初めてです!すごく楽しみです。空間演出は地元新潟の蝋燭作家Hand made candle TAiMU馬場一樹と、昨年のFUJI ROCK FESTIVALでBjorkの衣装を担当したバルーンアーティスト細貝里枝(Daisy Balloon)が今年も担当することになりました。
豪華メンバーによる洗練された空間と音楽をお楽しみ下さい。

▲U-zhaan(ユザーン)

▲Hand made candle TAiMU

▲細貝里枝(Daisy Balloon)によるバルーンアート
震災から得た学びをシェアする
2004年の中越地震以降から2011年の東日本大震災までの間、全国各地で大きな地震や水害などの自然災害が次々と発生しています。そして今後も大きな震災に見舞われる可能性が指摘されています。自然災害とは恐ろしいもので、ひとたび被災すると私たちの生活は一変し、たくさんの問題を抱えます。そこから見えてくる課題もたくさん出てきます。今回の極楽パンチでは支援いただける皆さんに私たちの想いをシェアしたいと思っています。

▲震災によって大きな被害を受けた小千谷市ではゴミの処理場の稼働がストップしました。
全国各地で災害が起きている今、被災した地域の課題は地域だけにとどめておくものではなく、より多くの方に知ってもらう必要があります。地域の課題を解決していく過程は、同時に未来の被災地の課題を解決する道になるものと考えます。
今回のリターン品の中には支援の大小関わらず、ライブ中のトークセッションを文字起こししたものをお付けします。中越地震後、地元小千谷市ではゴミの処理が出来なくなり、広場に山積みになったということがありました。その山積みになったゴミを目の当たりにし、何とかしたいと思ったことがきっかけで極楽パンチは始まりました。
その出発点から現在地までの記録を、ご支援いただいた皆さんにお渡しします。どうか私たちの思いを受け取っていただけたらと思います。ご支援よろしくお願いします!
スケジュール
開催日:2014年6月15日(日)
10:00 エコマーケット開始
17:00 エコマーケット終了
18:30 キャンドル×バルーンナイトライブ開始
21:00 キャンドル×バルーンナイトライブ終了
支援金用途
トークセッションテキスト製作(外注)にかかる費用、キャンドル演出とバルーン演出、音響設備などの追悼式の空間を作り上げる費用の一部
最後に
エコイベント極楽パンチも今年で9回目。たくさんの方に支えてもらいながら運営しています。
今後も縦貫型社会への変換を訴えることの出来るイベントとして発展していくために、私たち自身も成長していきたいと思います。
皆さまの応援、ご支援のほどよろしくお願い致します。

▲どうぞよろしくお願いします!
起案者情報
【団体名】極楽パンチ実行委員会パンチーズ
【代表者】麻田弘潤
【HP】
http://gokuraku-punch.com/2014/
【facebook】
https://www.facebook.com/pages/極楽パンチ/293438204037582
【Twitter】
https://twitter.com/ecopunch2004
リターン品の消しゴムはんこについて
今回のリターン品の中には僕の作った消しゴムはんこがあります。
消しゴムはんこはその名の通り消しゴムを素材にしたはんこで、カッターや彫刻刀を使いながら、可愛いものからクールなものまで自由に気軽にチャレンジ出来るのが魅力です。
私は消しゴムはんこを始めて8年になりますが、現在カフェや図書館、ギャラリーなどでワークショップを開催したり、たまにオーダーメイドの消しゴムはんこを作ったりしています。
一昨年からは、消しゴムはんこ作家として有名な津久井智子さんと一緒に、消しゴムはんこと仏教をコラボさせた「諸行無常ズ」というユニットを結成し、全国各地のお寺を会場に消しゴムはんこ作りを楽しみながら仏教も体感出来るという世にも不思議なワークショップを開催しています。これまでに20カ所のお寺でワークショップを開催させていただきました。
また諸行無常ズではライブパフォーマンスもおこなっていて、麻田・津久井の彫りの技術や津久井の色彩感覚を楽しんでいただきながら、仏教法話を聞いていただくという仕掛けもおこなっています。
諸行無常ズのプロモーション動画がありますのでぜひご覧下さい。
こんな感じで消しゴムはんこを作るだけでなく、表現手段として消しゴムはんこを活用してから、色々なご縁をいただくようになり、今度は産婦人科のクリニックで消ゴムはんこと仏教の話をさせていただくことにもなりました。消ゴムはんこの可能性はすごいです。
今回のリターン品には、メッセージカードなどのちょっとしたところに捺してもらえるような「ありがとうはんこ(支援金5,000円〜10,000円)」と「オーダーメイドはんこ(20,000円〜)」の2種類の消しゴムはんこを用意しました。
とくにオーダーメイドは普段仕事との兼ね合いでほとんど受け付けていないうえにオーダー料金も高いので、他のリターン品と合わせると、とてもお得となっています!可愛いものから細かいもの(写真の孔雀など)まで、メールや電話で相談しながら製作させていただきます!

▲5,000円~10,000円のリターン品にある消しゴムはんこ

▲20,000以上の支援にある「オーダーメイド消しゴムはんこ」はとても細かいものでも可能です!