2015/04/21 19:16
吹奏楽を経験したことのある皆さまは、吹奏楽をやっていて良かったと思える瞬間がいくつかあるのではないかと思います。
私の場合は少し細かいのですが、同じメロディーを演奏しているメンバーと同じ表現ができて一体感が生まれたときです。言葉でコミュニケーションを図るように、音楽の世界ではメロディーの表現方法でコミュニケーションをとっています。楽譜どおりに演奏していても表現方法は人それぞれで、合奏する中で徐々に合わせていきます。この表現方法がぴったり合ったときに場の空気がひとつになって、演奏している数十人の思いがひとつにまとまって虹のようなアーチを描いて空に飛んでいったように感じます。その瞬間が私は大好きで、やっていてよかったと思えるひとときでした。
どうでしょうか、吹奏楽を経験したことのない方も楽器を演奏してみたくなったのではないでしょうか。
実は、5月31日の吹奏楽ライヴの会場では、楽器体験コーナーを設けています。吹奏楽で使うさまざまな楽器を実際に演奏することができ、フェスティバルに参加している子どもたちが分かりやすく教えてくれます。ぜひ、子どもたちの応援に来ていただくとともに、楽器の演奏も体験してみてください。
(昨年の楽器体験コーナーの様子)