京都芸大の学園祭、今年のコンセプトは『闘う芸祭』!
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FAAVO 京都をご覧のみなさま、はじめまして!
京都市立芸術大学 芸大祭実行委員会の小川詩織です!
普段は学校でデザインの基礎を勉強しています。
(写真は、学校の課題で私が作った鮭ブーメランです)
今回私が実行委員会をつとめる、毎年 11 月に開催される芸大祭は、学内の縦・横の繋がりを広め深められるイベントであると同時に、地域との交流を図り、学生の普段の研究制作 の成果をひろく発表する場でもあります。
総展示作品数は100点を超え、模擬店、模擬フリ—マーケット、コンサート、ミュージカルといったイベントが目白押しの大規模なアートのお祭りです。
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▲学生が全て紙で作った服のファッションショー“LOG”。本当に紙で出来ているのか疑いたくなるほどクオリティが高かったです。
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▲校内で行われているライブペイントでは、芸大生が普段どのように描いているのか見ることができます。
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▲芸大ミュージカルグループの公演は、毎年チケットが足りないほど人気です。
京都市立芸大をもっと地域へ開かれた存在へ!
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▲日本画を専攻している学生のアトリエでの制作風景。
私たち京芸生は普段、自分のやりたいことを実現するため、様々な講義を受け実習を行っています。普段は自分達が作り、描いた作品や自分自身と向き合い、どうしたら自分が納得できる作品を生み出すことができるのか、という自問自答の中にいるため、社会や地域と交流する機会は他の大学生と比べても少ないかもしれません。もちろん、自分の腕だけで食べていくためには、自身の技術力や発想力を高め、経験を積み、芸術とはなにかを考え続ける必要があります。よく、芸術家は気難しいといわれることがありますが、それは、自分の作品が納得のいくものに仕上がっているかを常に厳しくチェックしているため、そう思われるのかもしれません。
だからと言って、私たちが全く地域や社会のことに興味が無いわけではありません。
例えば私は、京都芸大の近くで行われている祇園祭で、倒れそうなほどかんかん照りの中でも多くの人がそれに負けることなく祭を盛り上げ楽しんでいる様子に感嘆した覚えがあります。またそこで着物や扇子、京都独特なあぶらとり紙等を個人さんが売っていたのが凄く印象的でした。
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▲デザインを専攻している学生の制作風景。
普段は一歩半下がったところで社会を眺めながら作品制作に没頭している私たちですが、 年に一度、思い切って学校の、アトリエの扉を開き、多くの方々との交流を通じ地域の学びを深めたいと考えています。
今回の芸大祭のキーワードは『闘い』です。
これは、これまでの京芸生の内向的な部分も今回の芸大祭で打破していこう!
という私たちの意気込みでもあります。
エボリジナル・パッション・ショーをつくる!
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本年度の芸祭テーマは『EVORIGINAL PASSION SHOW / エボリジナル・パッション・ ショー』です! “evoriginal(エボリジナル)”とは、“原住民”を意味する“aboriginal(アボリジナル)”に “evolution”と“original”をかけた造語です。
芸大生ひとりひとりが、つねに進化を求め創作を続ける“京芸の原住民”として、来訪者 をもてなし、また自らも存分に楽しみ、その情熱の一片を観ることが出来る場に出来れば、 との思いから名付けました。
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▲メインオブジェの完成予想図。世界中の神々をモチーフにした芸祭の様々な企画を司る5体のマスコットキャラクター。
今年の芸祭は、ヴィジュアル面で言えば、カラフルながらも剛健な民族的モチーフが学内 を彩り、また、「作品展の充実」や「美術学部と音楽学部の積極的なコラボレーション」などといった、芸大生としての“情熱”を見せる場をより多く設けていきたいと考えています。是非ひと味違う芸祭にお越し下さい!
観光地以外の面からも京都を見る
京都は言わずと知れた観光地です。 京都市立芸大の周りにも、河原町や嵐山などといった観光地があります。 誰もが「京都に行こう!」という話になれば、そのような有名な観光地に行くと思います。
しかし、京都は観光地だけではありません!
京都には古いものがうまく生きているところ、古いものと新しいものが上手に共存しているところがたくさんあります。観光地のみから京都らしさを感じ取ってもらうのではなく、 それ以外の何気ない所からも京都を感じ取ってもらいたい。
私たちはそんな場所のひとつとして、伝統をふまえ創作活動をしている京都市立芸大を知 ってもらいたいと考えています。
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▲京言葉をとりいれることでより効果的でユーモアのある標識に。
芸祭関連情報
◎芸大祭
【開催日】 2013年11月2日(火)~11月4日(月)
【場所】 京都市西京区大枝沓掛町13-6
◎芸大祭告知パレード
11月2日の12時より開会式
【開催日】10月20日(日) (雨天時は10月27日(日))
【場所】鴨川
◎SQUAT2013(学外アートイベント) 芸大祭関連・学外展示プロジェクト
【開催日】9/7、9/8(梅小路公園)・10 月中予定(京都大学食堂)
集まった支援の用途とその内訳
今回、より広くたくさんの方々へ楽しんで頂けるようなイベントとするため、そしてもっと多くの方々へお越しいただくため、今回京都市立芸術大学芸大祭の開催費一部の 50,000 円を、FAAVO 京都を通じて集めたいと思います!
内訳は以下を予定しております
開催周知のための有料媒体への広告の掲載費・・・50000 円
また、今のところ、京都市立芸術大学の通学路線の公共乗り物への車内広告や、雑誌への掲載を予定しています。
お返し
・3,000 円
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【芸祭パンフレット!】
今回特別に作製した芸祭手作り便せんに書いた芸祭委員会からのお礼の手紙
+芸祭の DM
+芸祭パンフレット
・5,000 円
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3,000 円リターン品に加え
+芸祭オリジナル缶バッジ1個
+芸祭当日販売予定の京都芸大生が作った缶バッチ3個&手作りステッカー3枚
※今年の芸祭オリジナル缶バッチは現在製作中です。
デザインが完成しましたら、レポートにて随時ご報告させて頂きます。
※5 名さま限定
・10,000 円
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3,000 円リターン品に加え
+芸祭オリジナル手作りTシャツ
Tシャツは、お好きなの色とサイズをお選びいただけます。(色:白・黒/サイズ:S(着丈66cm、身幅49cm)・M(着丈70cm、身幅52cm))
※柄の配置やその色についてはその都度変えておりますので、デザインが一枚一枚微妙に異なります
※8 名さま限定
また、各リターン品は10月以降の発送を予定しております。
具体的な発送時期に関してはプロジェクト終了後、レポートとメッセージにてご報告させて頂きます。
地域に愛される京芸を目指す!
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▲芸祭の会場となる校内は緑豊かな自然に囲まれ、のびのびと過ごすことができます。
独自の古い伝統を持つ京都市立芸大は、日本で最も長い歴史を持つ芸術大学です。 しかし先ほども言った通り、伝統はあってもそれに対して知名度があまりありません。
知っている人がいても、その伝統や京都市立芸大名物の変わった入試ばかりが目立って、どうもそれ以外はあまり知られていないように感じます。
【京都市立芸大名物の変わった入試?】
・実技試験が奇抜(過去特に話題になったのは、着彩のモチーフで週刊少年ジャンプ、色彩が直行する線による平面分割のみという厳しい縛り、立体でピーマンの模刻などがありました。大抵、色彩はお題といくつかの条件に沿ったとおりなら自由、立体はお題に合わせて紙などを材料に立体物をつくる、といったケースが多いです。)
・実技とセンター試験、両方の合計点数で合否が決定(一般的には実技が重視される)
・どの学科が志望であった場合でも、実技科目に立体がある(一般的にはデッサン、色彩など)
ですがもし、京都市立芸大の堅い表の面ではなく、その自由な中身を知ってもらえたなら。 芸祭を通じて地域の方々に京芸について知ってもらい、京芸と地域との交流が増え、共に楽しく芸祭でお祭り騒ぎができたなら。
芸祭を通して地域に愛される京芸になり、地域と共に芸術で様々な活動をして地域を盛り 上げていけるようになることを目指します!
応援のほど、よろしくお願い致します!
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【団体名】京都市立芸大 芸大祭実行委員会 情報宣伝セクト
【代表者】小川詩織
【Facebook】https://www.facebook.com/shiori.ogawa.9231