2014/11/12 16:01
残り時間も少なくなりました。ご支援いただきました皆様誠にありがとう御座います。 この帯揚げの白生地は京都市内には現在ありません。新たに丹後ちりめんとして機に掛け織らなくてはなりません。最低ロットの単位が大きいので手持ちとして織る業者(仲間問屋・白生地問屋)は皆無です。花街の人は注文すればいつでも手に入ると思っているようですが、生産地の現状を分かっていませんし、分かろうとも思ってないようです。舞妓さんの刺繍半襟も同じです。土台となるちりめん生地は丹後では永らく織っていません。現在市中にある分だけですし、舞妓の半襟として手刺繍が出来る職人も僅かしかいませんので、極端に高額になり柄数(デザイン)も少なくなっています。 舞妓によってはミシン刺繍の半襟をしている子もいます。 花街自体が衣裳や和装小物に対し、危機感が少ないことも問題だと思います。 皆様、何卒、後少しのご支援を宜しくお願い申し上げます。