もくじ
・”起業支援”と”空き家活用”で”地域活性化”を狙うNPOの新たなチャレンジ
・城下町での起業にチャレンジする人をバックアップします!
・城下町への想いと悔しさ「目の前で町家が取り壊されていく現実」
・空き家バンクでは足りない部分を補います!
・もう待てない城下町の活性化。若手が今やるしかない!!
・今までの取り組みと今後のスケジュール
・集まった支援の用途とその内訳
・リターン品のご説明
・起案者情報
・クレジットカード決済以外の支援方法
”起業支援”と”空き家活用”で”地域活性化”を狙うNPOの新たなチャレンジ

はじめまして!NPO法人ひと・まち・あーと代表理事の畑本です。
龍野城下町を拠点を構えて約10年。微力ながら「“ひと”と“まち”を“アート”で繋ぐ」というキーワードで、龍野城下町の活性化に携わり、拠点運営やイベント企画などを行ってまいりました。
その中で、
城下町全体の活性化には、カフェや雑貨店、カルチャー教室などが複合的に面で展開して出店し、町を歩いて回れるという環境整備が必須だと感じるようになりました。しかしながら、出店のハードルを上げる様々な問題があるということが分かってきました。

そこで今回のプロジェクトは、これから起業する人が城下町での空家を利用したカフェ運営や、教室運営等をする前に、私たちの活動拠点である「Toilinks」の空きスペースで「お試し営業」をしてもらい、運営ノウハウ・地域ニーズの把握や、地域住民との良好な関係構築、そして本人の自信を築いてもらいたいと思います。そしてここから空き家を活用した多くの起業家を生み出し、城下町の活性化に繋げることが、このプロジェクトの狙いです。
今回は、上記「お試し営業」の拠点となる建家「Toilinks」内部の一部改装費及び設備費を皆様にご支援いただきたいと思います。

▲「Toilinks」1階の様子。自分達で綺麗に改修してきました。
城下町での起業にチャレンジする人をバックアップします!
起業して城下町へ出店する際にハードルとなるのは以下のとおりです。
・自身が考えているお店が地域へ受け入れられるか
・そもそもニーズはあるのかどうか
・不動産屋にも載っていないような空き家はどうやったら借りられるのか
・出店後にご近所とのお付き合いは上手くいくのだろうか
龍野城下町コミュニティ「Toilinks」にチャレンジショップ(※)を整備し、
城下町での営業に慣れ、地域住民との接点も出来てくれば、空き家への入居・出店を促し、空き家の紹介、改装に関する相談、オープン後のオーナー同士の連携体制の構築など、末永い付き合いが出来るような体制作りを構築していきます。また、各出店者や地域住民などの協力を得ながら龍野城下町空き家活用基金(仮)を創設して、改装費を補助、もしくは低利融資するなどの仕組みを整え、チャレンジしやすい土壌作りを行います。
※チャレンジショップとは?
チャレンジショップとは、新規出店をめざすチャレンジャーに、店舗や空き家を安価な家賃で一定期間貸し出し、出店を支援する制度です。 専門家の派遣や研修などの支援を受けながら、独立開業に向けた経営を学びます。

▲「Toilinks」1階の様子。
城下町への想いと悔しさ「目の前で町家が取り壊されていく現実」
私自身32歳とまだまだ若いです。高校生の頃から地域活動に関わり、漠然とではありますが、地域で事業を展開して生計を立てていくというイメージを持っておりました。10年以上かけてようやく生計を立てることが出来そうになっていますが、この10年の間に、沢山の若い仲間が同じように城下町での出店を計画していました。私自身が他の方の支援を行えるほどの余裕がなく、出店に至らないケースを数多く見てきました。
それらの若い仲間が出店していたら、取り壊されずに済んだ町家があったかもしれません。そう思うと悔しくてなりません。
そんな状況をなんとか打破すべく、出来る限りのことをやろうと今回のプロジェクトを起案し、この夏にチャレンジショップのために2階の改装に踏み切りました。実を言うと銀行融資を受けての改装ですが、それでも資金的に厳しいのが現実です。財務面で言うと無理をしての取組みですが、幸いにも当法人の人材的な体制や、周辺の環境が、本プロジェクトを本格的に展開できる状況になりつつあり、
取り組むなら今のタイミングしかないと感じております。
空き家バンクでは足りない部分を補います!
地域には沢山の空き家があり、入居して出店してみたいという声もあります。空き家バンク(※)の制度もあるのに活用されず、出店がなかなか進まない状況です。家主や地域住民と、チャレンジしたい人との間に立って、双方をフォローする仕組みが空き家バンクには足りていません。
そこで、本プロジェクトは当法人が双方の間に立ち、出店に向けて多角的なフォローを行いつつ、家主や地域住民との融和を図ります。
改装に関する相談や、ボランティアスタッフによる工事応援、金融機関や士業と連携しての起業に関する経営支援など、より具体的な支援体制も構築します。
※空家バンクとは?
「空き家バンク」とは、空き家の賃貸・売却を希望する人から申込みを受けた情報を、空き家の利用を希望する人に紹介する制度です。

▲空き家を修繕するボランティアスタッフ
もう待てない城下町の活性化。若手が今やるしかない!!
古い町並みが好きで、全国各地の有名な城下町や宿場町へ訪れますが、その度に龍野の城下町がいかにボリュームのある城下町で、町家が連続して残っているか。その潜在的価値の大きさを改めて実感いたします。ただそれも、住民の高齢化が著しく、ここ数年で急激に空き家が増加しているように感じます。
どんどん空き地も増えている状況です。旅館だった比較的大きな建物も取り壊されました。
このスピードはどんどん上がっていっているように感じております。もう
待ったなしの状況になっており、この状況に歯止めを掛けるのは今しかないと感じております。私自身を含めた若者のチャレンジをどうか宜しくお願いします!
今までの取り組みと今後のスケジュール
チャレンジショップのメインは、当法人の拠点の2階です。平成25年7月からのボランティアスタッフの工事応援とNPO役員からの借金によって、事務所およびミーティングルームが完成し、平成25年11月から供用を開始しました。平成26年5月には棟続きの部屋を「日山クリエイターズハウス」としてスタートさせ、平成26年9月から、手付かずの二階部分の改装工事に着手し、2階フロアが綺麗になりました。平成26年11月から先行してチャレンジショップ制度をスタートし、マタニティヨガ教室、カメラ教室、食育に関する講座などがスタートしています。そして、平成27年1月より、キッチン部分の改装に取りかかり、2月末までに改装を完了し、観光客の多くなる3月にはカフェなどの飲食に関わるチャレンジショップはスタート予定です。もちろん、チャレンジャーの募集は随時行います。

▲活動拠点となる「Toilinks」2階の様子。こちらも自分達で綺麗に修繕しました。
平成26年11月 チャレンジショップ制度先行スタート
(マタニティヨガ教室、カメラ教室、食育等が対象)
平成27年 1月 拠点となる建家のキッチン部分の改装
平成27年 2月 改装終了
平成27年 3月 チャレンジショップ制度本格スタート予定
(カフェ等の飲食関係)
集まった資金の用途とその内訳
既存の家庭用のキッチンを飲食営業の許可が取れる程度に改装し、業務用冷蔵庫、製氷機、ガスコンロ、作業台などをそろえます。

▲ここのキッチン周りを改装します。
▲キッチン周りの現状<2015年1月7日追記>
そして今回のプロジェクトで改善したいキッチンの現状をご報告します!
ここを改善して飲食関係のチャレンジショップをできるようにしたいのです!
(250,000円)換気扇設置
(150,000円)2曹式シンク、ガスコンロ、作業台、製氷機、給湯器
(100,000円)排水接続、給湯器接続
リターン品について
今回ご用意したリターン品は、チャレンジショップ制度先行の取り組みとして活動している手作り工房「こみち」の職人である大田黒朗子さんにご協力して頂きました。手作り工房「こみち」は普段は龍野の城下町にて、オリジナルの生地を使って、鞄や和雑貨を作っており、こちらの工房でしか販売しておりません。その品質の良さ・デザインを、是非その手でお確かめ下さい!

▲手作り工房「こみち」の大田黒さん

▲工房こみち製 コースター
サイズ:縦10cm×横10cm
(サイズは若干前後します。デザインは届いてからのお楽しみ!)

▲工房こみち製 がまぐち手提げ小
サイズ:縦15cm×横(最大)13cm×マチ幅4cm /革紐(金具込)25cm
(サイズは若干前後します。デザインは届いてからのお楽しみ!)

▲工房こみち製 がまぐち手提げ大
サイズ:縦17cm×(最大)26cm×マチ幅5cm
(ショルダー紐のサイズはご指定いただけます。)
(サイズは若干前後します。デザインは届いてからのお楽しみ!)

▲工房こみち製 鞄
サイズ:縦29cm × 横38cm×マチ幅13cm/ショルダー紐…80~144cm
(ショルダー紐は調節ができます。)
(サイズは若干前後します。デザインは届いてからのお楽しみ!)

▲工房こみち製 小さいがま口(ちっちゃめがま口)
サイズ:縦9cm × 横9cm

▲Toilinks施設利用券
「Toilinks」は昭和7年築の長屋だった古民家を改装したワークスペースです。チャレンジショップの拠点となると同時に、普段はコワーキングスペースとして一般の方々に利用して頂いており、その施設利用券をご提供いたします!普段はコワーカーや、会議室などに利用されています。Wi-Fi完備!
■Toilinks施設内にお名前掲載(2014年12月27日追加)

■畑本康介半日または一日利用権(2014年12月27日追加)
数々の地域活性化イベントや行政、自治会などで活躍してきた、起案者の畑本康介が、ワークショップやミーティングのファシリテーション、講演、人生相談、話し相手などに協力させて頂きます。内容はご相談ください。※交通費は支援者様負担となります。
■龍野城下町ショップset(2015年1月4日追加)
龍野の城下町にあるお店の品、サービス券の詰め合わせをご用意しました!
(注)2015年1月4日以前に1万円コースを支援して頂いている方は、別途起案者より変更の有無の確認の連絡メールをさせて頂きます。連絡がない場合は、ご連絡ください。
<セットメニュー>
・「花屋 calla」さんのお花
・「菓子と珈琲 朔」さんの焼き菓子
・「矢車商店」さんの利用チケット(ドリンクチケット)
・
「 ガレリア アーツ&ティー 」利用チケット(コーヒーチケット)
<ショップご紹介>
・「花屋 calla」さん
町のはずれの小さな小さな古民家 花屋。センスが良く、とても可愛い。

・「菓子と珈琲 朔」さん
名家の大きなお屋敷をカフェとしてオープンして、まだー年半程にも拘らず、絶大な人気を誇る。

・「矢車商店」さん
マドエ(窓絵)作家として活動する神吉さんの古民家アトリエであり、
ときどきカフェとして営業するアットホームさがハンパない。

・「 ガレリア アーツ&ティー 」さん
1999年にオープンした龍野城下町にアートの風を吹かす老舗中の老舗。
起案者情報

▲左が起案者。右は協力者の篠原さん。
【団体名】NPO法人ひと・まち・あーと
【代表者】畑本康介
【H P】
http://www.npo-hma.net
【facebook】
https://www.facebook.com/npohma/
【経 歴】13歳で芸能集団「野華」に所属し、和太鼓演奏家として活動
を開始。以降、演目制作に始まり舞台演出や空間演出を手掛
け、学生時代には芸術作家とコンビを組みイベント企画ユニ
ットとして地域活性化イベントなどを行政や自治会、温泉組
合などに提案し請け負う。卒業後はイベント企画を行いなが
らコミュニティスペースとして龍野藝術工房伊勢屋の運営に
参加し、その後”NPO法人ひと・まち・あーと”を発足し、現
在に至る。
クレジットカード決済ができない方、直接支援をしたい方は、以下にて支援金を受け付けております
(頂いた支援金に関しては、プロジェクト未達の場合、各メンバーより
責任を持ってお返しいたします。お気軽にご連絡下さい。)
■銀行振込をご希望の場合
三井住友銀行 龍野支店
普通 番号 5328639
口座名義 トクテイヒエイリカツドウホウジンヒト.マチ.アート
※銀行振込後は、以下連絡先に必ずご連絡を下さい。
■連絡先(ご持参希望の場合)
〒679-4161 たつの市龍野町日山437番地
TEL 0791-63-5001
FAX 0791-72-9039
MAIL: info@npo-hma.net
担当:畑本、篠原
※支援受領後は、預り証をお渡しさせて頂きます。