
去る2月27日、阿蘇神社御神前にて制作の開始を報告する神事とともに、玉鋼を打ち延ばす作業を実演奉納いたしました。
まず、奉告祭を行った後に仮設鍛刀場にて神火を頂き炭を熾しましたました。

神火は影灯と呼ばれる木箱のような燭台で運ばれ、とても厳かな雰囲気でした。朝には夜露で湿っていたので心配しておりましたが、思ったより速やかに炭も起こり一安心でした。

玉鋼を炉の中に投じ温度を上げ準備が整った後に、神職の皆様に続き招待支援者の皆様に鎚を入れて頂きました。

一時雨が降り心配いたしましたが、軽く湿らす程度ですぐに晴れ渡り、禊の雨といった様子でした。皆様に鎚を入れて頂いた後に福岡、佐賀、大分と各地から集まった鍛冶仲間で打ち延ばし、水中に没して焼きを入れ打始式を終えました。


その後折り返し鍛錬を一回実演し、本日に続く作業の一端をご覧頂きました。



予定していたすべての作業を終了した後に、再度神前に圧し鉄をお供えして奉告を行いました。


参加者、見学者の皆様も日本各地、さらには海外からもおいで頂き見守っていただきました。神社様によると、およそ200人以上が見学されていたとのことで、遠方より御足労を頂き深く御礼申し上げます。
また、3月は13日に関市、関鍛冶伝承館にて打始式が行われますので、こちらにもご臨席いただけましたら幸いです。
関鍛冶伝承館打始式予定
13時半神事開始
14時頃より実演開始
16時頃終了予定
福留
蛍丸伝説プロジェクト実行委員会



