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「皆がリーダー」「リーダーが孤立しない」活動のための研修を石川で開催!

概要

現在の支援総額

301,000

150%

目標金額は200,000円

支援者数

29

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2016/04/22に募集を開始し、 29人の支援により 301,000円の資金を集め、 2016/06/12に募集を終了しました

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「皆がリーダー」「リーダーが孤立しない」活動のための研修を石川で開催!

現在の支援総額

301,000

150%達成

終了

目標金額200,000

支援者数29

このプロジェクトは、2016/04/22に募集を開始し、 29人の支援により 301,000円の資金を集め、 2016/06/12に募集を終了しました

概要

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こんにちは!

こんにちは。石川県のNPOバンク「ピースバンクいしかわ」代表理事、小浦です。

 

 

ピースバンクでは、地元の市民の方からお金をお預かりして、地域を元気にする地元の事業に貸し出す、ということを5年間続けています。
さらにこの3年間は、お金をお貸しする「融資」とは別に、「寄付集めのお手伝い」として、この「FAAVOいしかわ」ページに案件を出す方達のお世話を、仲間たちと続けてきました。

 

たとえば、「安全なエサだけを与えてのびのび育てた鶏の卵を販売したい」という夢をもつご夫婦の「山ん中たまご園」さんには、まず運転資金をご融資して、さらに、鶏のための井戸を掘るという希望を叶えるため、FAAVOでの資金集めをお勧めしました。

 

▲山ん中たまご園の堂下夫妻

 

無事に50万円の資金集めを達成され、井戸も掘ることが出来、卵の販売も好調です。融資分はすでにご返済いただきました。

 

融資先は、「女性の学びのためのスペース」ガールズスクエアさん、「精神障害のある人の働く場をつくりたい」餃子のちゃおずさんなど、5年間で29件。総額2930万円のご融資をしてきました。

 

▲ちゃおずさんのチラシの製作もお手伝いしました

 

ご支援集めのお手伝いでは、「日本一小さい農家が無肥料栽培に挑戦」風来の西田さん

 

 

「ひきこもりの青年のためのシェアハウスをつくりたい」百笑の郷さん

 

 

など、いろんな事業者さんの夢の後押しを、このFAAVOでやり、3年間で総額642万円の資金集めに成功しています。

今回は、ピースバンク自身が、資金集めチャレンジをします!

内容は、
「‘みんなで力をあわせて社会をよくする方法’を学ぶ研修会の資金を、集めたい」。

 

身近にある困りごとを解決したいと思った時に、誰かひとりがすごく頑張るのでなく、たくさんの人が次々とリーダーになり、関わっていくことで、暮らしやすい地域になっていく。その方法を学ぶ会をやりたいです。

 

私(小浦)は、奥能登の港町で、父は高校教師、母は専業主婦の家庭で、毎日海を見ながら育ちました。

前途はこの広い海のように開けていると思っていましたが、父には「女はどうせ嫁に行くから」と言われ、進路を自由に選ばせてはもらえず、しかしあきらめきれずに、

少し働いたあとで2年間の世界放浪

フェアトレードの市民グループ設立

フェアトレードショップ起業

石川県でのNPOバンクの立ち上げ、という道をたどりました。

 

旅行先の路上で、何日も食べてない子どもたちと出会い、一緒に遊んで過ごしました。手をつなげば温かくて、折り紙やあやとりを教えれば上手にやって見せてくれました。もっといろんなことを一緒にやって笑いあいたいと思いました。親しく話した女の子は、来月には売春の仕事をさせられると言っていました。きれいな目をのぞき込んでいたら、そんなことはありえない、としか思えませんでした。

 

▲コルカタの路上で暮らす子どもたちと。寄付の服に着替えて動物園に出かけました。

 

そんな絶望的な貧しさを見て、それを少しでも減らすことを自分の仕事にしたいと願いました。帰国して19年間、経済的に弱い立場にある人たちが作ったものを販売して仕事場を作り出す「フェアトレード」に取り組んできました。知らない方にも呼びかけて、多くのご協力をいただく幸運に恵まれました。

 

▲多くの市民のご協力をいただいた講演会。インドのストリートチルドレンのためのNPOから講師を招聘

 

当初、お金がなく車が持てませんでしたが、常に誰かが車を出してくれ、イベントに出店できたり、そこで出会った方が空き店舗を紹介してくれたり、ということが積み重なり、今ではスタッフ8人のフェアトレードショップです。東京のNPOバンクから資金を貸してもらえて店を大きくすることが出来たおかげで、いまの生活があります。

 

 

自分が受けたのと同じ手助けを、これからの方たちにも受けてほしい。そんな思いで、市民から出資を募り、今、NPOバンクの主宰者として、起業家にお金をお貸しすることをしています。

 

ピースバンク報告書

 

仕事としてフェアトレードに取り組む一方で、「もっとフェアな世の中に」と、非営利の取り組みもいろいろやってきました。ボランティアのメンバーが集まる場では、協力者とどんなふうに責任を分け合えばいいのかわからず、肝心のところは自分でやってしまい、結果、自分が抱えきれず苦しくなって止めてしまったことが、たくさんあります。

 

どうすれば途中で投げ出さない、長く続く取り組みになるのかと、20年近く悩み続け、自分がリーダーシップをうまくとれないからだと思っていましたが、まわりを見渡してみると、同じ悩みを抱えている人がたくさんいました。

 

「リーダーの自分だけが忙しくなってしまい、仲間と仕事を分け合えない」

「協力するよと言ってくれる人は現れるけど、うまくグループをまとめられない」

 

私だけの問題ではなかったんだ。みんな、人を巻き込んでもっと活動を広げたいのに、やり方がわからず、困っている。

そんなとき知ったのが「コミュニティオーガナイジング」という手法。
このやり方を学ぶと、グループに関わる一人一人が、自主的にリーダーとして活躍できるようになるそうです。オバマ大統領が初当選したときには、この手法が使われ、当選の原動力になったことで、有名になりました。

コミュニティオーガナイジングとは?

コミュニティオーガナイジングとは、
・普通の市民が、持っている力を結集して、コミュニティの力で社会の仕組みを変えていくこと。「人は誰でもリーダーである」という考え方で、さまざまな関係者を巻き込みながら、コミュニティを根本からよくすることを目指します

 

「一人一人誰もがリーダーになれる」

「リーダーが孤立しないムーヴメント作り」

「社会を変えることは、身近なことからやっていけばいい」

「身近なことでも、しっかりと戦略を練って動かなければいけない」

 

この考え方を日本に紹介する「コミュニティオーガナイジングジャパン」は、代表の鎌田華乃子さんが数年前から日本で活動を始め、全国でワークショップを行い、とても好評とのことです。http://communityorganizing.jp/co/info/

 

 

体験者の声(同ウェブサイトより)

「今まで参加したどのワークショップや研修よりも、自分への自信と信頼を深めることができました。」

「終わってみれば不思議と「私にはできる」という自信が深まっています。」

「どんな活動にも共通する土台で気を付けるポイントを論理的に順番に学ぶことができたので、すぐに役に立つのではないか、と感じました。」

「自転車に乗るように、実践を通して少しづつやれば必ず身につきます、という言葉に励まされました。」

この手法を、石川県でも、学ぶ機会がほしい!

石川県は、他の県に比べて、NPOの団体がとても少ないそうです。(認証NPO数:47都道府県中41位)そして、自分で起業する人も少ないと聞きます。

暮らしやすい地域と言われてはいますが、他の地域と同様の社会の困りごとはあります。

 

「地元に帰りたいけれど仕事がない。仕事さえあれば」という若い人の声。

 

「ひきこもる子どもを抱えて、もう死ぬしかない」と追い詰められた親御さんの声、「食べることが苦しみでしかない」と悩む摂食障害の方の声、誤解が多いせいで差別される不安を抱えたイスラム教徒の方の声。

 

ピースバンクの活動を通して、たくさんの「困りごと」に出会いました。その困りごとに何年も向き合い明るく活動してきた方たちとも、出会うことが出来ました。

 

せっかく課題解決のために立ち上がった人が、やはりそれぞれに活動の悩みを抱えています。このリーダーたちがつぶれてしまわないために、COの手法をいっしょに学びたい。

資金の使用用途について

ワークショップ開催に当たり、ハードルになるのが、費用です。定員18人でワークを受けるためには、ボランティアスタッフさんの手を借りても約40万かかります。

 

もちろん参加費で賄うのが普通ですが、北陸の地でどれほどのニーズがあるのかわからず、赤字になる心配があって、2年間ほど、開催に踏み出せませんでした。もし赤字になれば、大切なピースバンクの資産(過去6年間の自主事業や皆さんからの寄付をコツコツためてきたもの)が減ってしまい、活動が厳しくなります。

 

そこで、

・先に、費用の一部、20万円をFAAVOで集めます。

・参加する人には、普通に参加費を負担していただきます。(FAAVOでの寄付者様にはその分の割引あり)

・赤字が出た場合のみ、FAAVOで集まった寄付を補てんに充てさせていただきます。

・もし、参加者が十分に集まり、黒字が出た場合は

1)経済的な理由がある方への参加費補助に回します。(社会的弱者の当事者団体や支援団体の方など)

2)ピースバンクの運営資金として使わせて頂きます。(貸金業登録などの年間費用10万円、融資先の審査や困りごと相談にかかる交通費などの費用、融資の原資となる出資金を集めるための印刷代などの費用、)

 

・ワーク実施の際の参加費は、7月2日、3日の2日間で、お一人3万6千円です。場所は金沢近郊。

20万集まれば、安心してセミナーを開くことができます。みんなで社会の困りごとを解決していくネットワークを石川で深めていきたい!

どんどん石川県をおもしろく暮らしやすくしていきたい!

 

なにとぞご協力お願いいたします。

 

リターン品のご紹介(地域の問題を解決する品々です)

・フィリピンの無農薬コーヒードリップパック
ルソン島北部の地域で、村人が現金収入を得るために山の木を切って畑を作っていますが、伐採しすぎたために干ばつが起きています。

 

その地域に、反町真理子さんという日本人女性が、「コーヒーを植えて現金収入を得よう」と呼びかけて、これまでに10万本の植樹を行いました。そこから採れたコーヒー豆を、京都のフェアトレード会社「シサム工房」さんが、美味しいドリップコーヒーにしました。

 

 

・フィリピンのドライマンゴ
マニラから車で2時間ほどの海辺の街に、買春の被害にあった少年少女をリハビリするための施設があります。このマンゴは、その運営資金のために加工・販売されています。マンゴーの生産者も、正当な金額で買い取られるフェアトレードの取引に納得して協力しています。

 

起案者情報

【団体名】ピースバンクいしかわ

【代表者】小浦むつみ

【HP】 http://piecebank.net/

【facebook】https://www.facebook.com/piecebank/

【参考リンク】http://www.huffingtonpost.jp/2014/01/11/community-organizing-kanoko-kamata_n_4580830.html

最新の活動報告

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  • 7月2日、3日に、ワークショップが無事に終わりましたのに、こちらにはご報告もまだ出来ておらずほんとうに、申し訳ありませんでした!!ワークショップの中身がとても濃かったこともありますがせっかく習ったことを、まずは実践してみようと、あれこれ実際の社会(笑)で、やってみて、その感想をまとめたりしていて遅くなってしまいました。支援してくださった方にお届けしようと、手書きと写真でのレポートを、作成中です。あと数日でお届けできます、もうしばらくお時間いただきますがどうぞご容赦くださいませ。金沢ワークショップ開催時にコーチとしてボランティアで参加してくださった会沢さんが、こちらにレポートをあげてくださっています。よろしければごらんくださいませ。http://communityorganizing.jp/workshop/kanazawa2016/ もっと見る
  • おかげさまで目標の20万円を達成することができました。 ありがとうございました!   ワークショップへのお申し込みもたくさんいただき、  定員まであとお一人分だけになりました。     リーダーの役割に悩んでいる人は、 「もっとよくなろう」と思うからこそ悩んでいると思います。   自分はそんなにうまくやれていないと悩みながらも、  社会に関わっていきたい気持ちがあり、 なにかいいやり方があるんじゃないか?と模索している人が、  石川にもたくさんいる。   そのことが今回のチャレンジでわかり、嬉しいです。   みんなで、学んで、 みんなで強く賢くなって いしかわの困りごとを、解決していきましょう!   あとお一人のお申し込み 心よりお待ちしています。   チャレンジの期間はあと2週間。 悩んでいるリーダーに届きますように。   目標は達成しましたが これを越えていただけるご支援があれば ピースバンクの活動資金として使わせていただきます。   今年は、ピースバンクが「貸金業者」として登録して丸6年経ち、 登録を更新する年です。 3年に一回、15万円を石川県に払っています。 これと、 年に一回、貸金業協会に支払う5万円が、 いちばん大きな支出です。     今日も、バンクの運営メンバーが、 持ち込まれた相談と向き合っています。 ぶじにお金の段取りがついて 困りごとの解決がされていくのを見るのが 私たちの喜びです。   3年にいちどのこの更新が終わると また3年間活動できる、と、ほっとします。   なにとぞ、ご支援よろしくお願い致します! もっと見る
  • 今回、コミュニティオーガナイジングのワークショップをしていただくのは鎌田華乃子さん。お名前も華やかですが実際にお会いしてもほんとうに美しい方です。2年前に初めてお会いした時びっくりしました。ハーバード留学から帰国された後いろんな媒体に登場されましたが、最近のものでは日経電子版のインタビュー記事ですなぜトランプ氏?オバマ旋風の愛弟子が語る米大統領選↑他の方とはちょっと違う、コミュニティオーガナイジングの視点からの分析ぜひお読みください   そしてJBプレスでの連載記事はこちら2年前の金沢でのワークではなぜご自身がこの活動をやっているのかをご自身の体験から短く語ってくださいました。小さかった頃の鎌田さんの心の動きが見えるようで深く共感しました。(この短い自己紹介にもCOのセオリーが入ってました。そのあと私たち参加者も同じように話すコツをつかむトレーニングを受けました)夜の飲み会では、「どうしてもリーダーとしての自信がもてない」と弱音を吐く私を「いろいろと大変ですもんね」と受け止めてくださりつつ「私たちも協力しますから。一緒にがんばりましょう」と励ましてくださりその真摯な声かけがほんとにうれしかった。結局、2年間もかかってしまいましたがようやくフルバージョンのワークをしてもらえることになって本当によかったと思ってます。今回は、全部で3人のチームでいらっしゃるのでこれまた心強いです。鎌田さんとそのチームの皆さんも、自分たちもCOという実践をしている人たちなので現場の苦労もよーくわかってくださるはず。自分から心を開き仲間と出会いチームになって、社会に出て行く。一緒に学びましょう、ほんとうの変化を起こしていくために。※ ファンディングのチャレンジ、おかげさまで70%まで来ました!感謝!あとすこし!よろしければこのページのトップにある「プロジェクトについて」をクリックしてプロジェクト紹介ページの「いいね」ボタンを押してくださいませ。鎌田さん横浜市出身。11年間の会社勤務を経てハーバード大学ケネディ・スクール(行政大学院)に留学、行政学修士(MPA)課程修了。卒業後、ニューヨークにあるコミュニティ・オーガナイジング(CO)を実践する地域組織で市民参加の様々な形を現場で学び13年に帰国。NPO法人コミュニティ・オーガナイジング・ジャパン(COJ、http://communityorganizing.jp)を14年1月に立ち上げ、CO普及活動に取り組んでいる。慶応義塾大学グローバルセキュリティ研究所客員研究員。 もっと見る

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