クルーズに使用する古いヨットを再生し、みんなで能登里海を楽しみたい!
ヨットって?なんだかセレブなイメージ…? 縁遠い世界?そんなことはありません!
家族や友達と、お一人でも、気軽にヨットに乗って、能登里海を楽しめます。
目次 1、ご挨拶 Introduction
2、Blue Rose と能登半島の可能性 Possibility & Catamaran’s future
3、能登クルーズの楽しみ Relax & Fun
4、ヨットによるスローな海洋体験の目的 Development with the sea
5、支援金使用用途 Details of budget
6、スケジュール Schedule
7、ワールドクルーズの現状 Wise & Peace
8、能登でのヨットクルーズとは? Slow & Free
9、能登の海と人との関わり Living in Noto Satoumi
1、ご挨拶 Introduction
みなさん、はじめまして!海辺で人が集う場所を目指し、能登半島、西岸で「Cafe遊帆&ゲストハウス北海」「体験ヨットスクール」を営んでいる黒瀬と申します。
現在、体験クルーズに使用している船「Puca Puca of Noto」
活動をはじめて5年半、ヨットと海が大好きな仲間が増え、興味を持ってくれる人々も現れてきました。しかし、能登の里海の魅力、面白さはまだ十分に知れ渡っているとは言えません。
例えば、船で行く「花火大会」や、静かな七尾湾でゆっくりと楽しむ「ピクニックランチ」など、釣りや水上スポーツ以外にも楽しみはたくさんあります。
人ごみや渋滞のない海上で、ゆったりと楽しむ能登の花火大会!
もっと里海の楽しさを知って欲しい、海に集う人の輪を広げたい。
それを実現させるには、カタマランヨット「Blue Rose」のレストア(再生)が必要なのです。
(カタマラン:双胴艇の意味。船体を二つ並べ、それらを繋いだ形の船。)
そして、「Blue Rose」で、気軽に参加出来る「ピクニッククルーズ」を行います。
2、Blue Roseと能登半島の可能性 Possibility & Catamaran’s future
能登半島に1艇だけのカタマランヨット「Blue Rose」。
20年程前には、その船でオーナー夫妻と共に「隠岐の島」へ航海するなど、私にとっても想い出深いヨットです。残念ながら今は動く事は出来ませんが、その艇を修理すれば動く事は可能で、船のオーナーから使用する許可も頂きました。
なぜ「Blue Rose」が必要なのか?をまとめました。
1、大人数(20名まで)乗ることが可能。
2、シーカヤックやパドルボードなどを乗せられる海遊びの母船としての広さがある。
3、デザインの特性から通常のヨットより揺れが少なく快適に過ごせる。
(船酔いする事が少ない、調理が安全)
4、水深が浅い場所・小さな港にも行ける。
☆Blue Roseなら、浅くて入れなかった港へ入れる事により、フランス料理を堪能出来る宿(能登島)など、船で行ける飲食店や宿が増えます。
上記のように良い点が多い為、海外のヨットチャーターでも、通常ヨットよりカタマラン(双胴船)の需要が増えています。
現在、カナダのセーリングスクールより、能登半島でカタマラン艇をチャーターしたいと申入れがあるなど、今後、Blue Roseを活用して行く可能性は大きく広がって来ています。
豊富で新鮮な食材、たくさんの地酒、二か所のワイナリー、郷土色豊かな祭り、温泉、花火大会、多くの島や静かな入江、それらとクルージングの組合せには、多様な可能性があり、世界的に見て「能登は絶好の海遊び、クルージングエリア」だと言えます。
「Blue Rose」が再び走り出す為には、みなさんの支援が必要です。是非、プロジェクトに参加して頂き、「Blue Rose」をレストアし、一緒に能登と七尾湾を楽しみながら、多様な海遊びを楽しめる場所として世界に発信して行きましょう。
3、能登クルーズの楽しみ Relax & Fun
能登の里海の魅力と、Blue Roseクルーズのモデルコースです。
自由でゆったりとした「能登の里海」を楽しんで頂ければ嬉しく思います。
9:00 能登半島 西岸ヨットクラブ出航 2時間のセーリング
11:00 能登島水族館沖の大島へアンカリング(錨を入れる)
11:30から14:00 ランチタイム&パドルボード体験、島でスイミング
自由にゆったりお過ごし下さい。(船上BBQやサンドイッチランチなど)
14:30 アンカーリフト 2時間のセーリング
16:30 西岸ヨットクラブへ帰港。
オプションとして、シーカヤックやディンギー体験(小型ヨット)も可能、ラッキーな時は野生イルカと遭遇する事もあります。
和倉温泉や能登島に上陸しランチ、1泊2日で能登町の日本海倶楽部へのBeerセーリングなど、みなさんをお連れしたい「楽しい美味しい能登」がたくさんあります。運航スケジュールが決まっていない「チャーター」ですので、乗船メンバーに合わせてスケジュールをカスタマイズ出来るのが魅力です。ご一緒に能登を楽しむ事が、海から能登の活性化に繋がると期待しています。
4、ヨットによるスローな海洋体験の目的
Development with the sea.
ヨットによるクルージングには、天体の運行が海に及ぼす影響、潮の干満など自然のシステムを理解し、より安全な航海の為に、コンピューターや最新の電子航海計器を使いこなす事も求められます。
船上では様々な状況変化に柔軟に対応し、決断を下し行動に移す必要があります。これらは机の上の勉強では出来ない体験であり、実際に海に出てセーリングを行う事で、自己責任力があり、論理的な思考を身に着けた「逞しい人間」を育てる事が出来ます。
具体的には、船上で星空を見ながら宇宙に想いを馳せ、美味しい食材を頂き、美しい花火を見るなど「様々な能登クルーズ」で感動体験を共有し、自然と共存する持続可能な街を共に考えて行きましょう。皆様のプロジェクト参加をお待ちしています。
5、支援金使用用途 Details of budget
支援して頂いた金額からFAAVO手数料を引いた88万円は、Blue Roseレストア費用270万円の重要部分の「エンジン交換費用」に使わせて頂きます。
6、スケジュール Schedule
補足となりますが、私がセーリング体験を行っている理由を説明させて下さい。
7、ワールドクルーズの現状 Wise & Peace
自分で航海計画を練り、船でしか行けない島などを巡りながら、世界中をヨットで自由に旅している「ヨッティ」と呼ばれる人々が実在し、私自身も、英国籍ヨットのクルーとして南太平洋から地中海までクルーズしていました。
海賊などリスクの多いイエメン
モルジブ共和国 入国出来る最北の島 ウリガン
出会った人々は、地球を5周しているニュージーランドの老夫婦、おじいちゃんから孫まで大家族のフランス艇、プーケットで中古ヨットを買ってイギリスへ戻るケンブッリッジ大学生5人組。。。実に様々な人が海を渡り、それぞれの目的地へと航海をしていました。
言葉・文化の違い、経済格差、各国の状勢、ローカルルール(日本ではありえませんが入国エージェントへのワイロ含む)、「郷に入れば郷に従え」起こる事柄に、正しい・間違っているとの判断は通用しません。自分の常識を押し付けず、全てを受入れ、最善を尽くし、トラブルからは最良の方法で回避し脱出する、それが「ヨッティ」に必要とされる知恵とスキルであり、それが今日を生きる私達にも必要だと思います。
クルーズを通して、私が体験した事やお話したい事はたくさんありますが、ここでは書ききれません。是非、能登半島、西岸「Cafe遊帆」へお越し下さい、直接、お話出来ればと思います。場所はwebをご覧下さい。 http://www.notopuca.com
8、能登でのヨットクルーズとは? Slow & Free
ヨットは単なる観光船ではなく、生活居住スペースがあり、セイル(帆)を使い風で走るスローでエコな乗物です。セーリング技術と自然の力を理解し味方に付ければ、海を渡り、どこにでも行く事が出来る自由な乗物です。
長所&短所として、観光バスや大きな客船の様に、一度に大人数を運ぶ事は出来ません。
のんびりクルーズ
言い換えれば、ヨットクルーズで能登を観光地にするのではなく、日本人には、日頃の忙しい生活を離れ、海上でゆっくりと過ごして頂き、外国の方には「Noto Satoumi」を楽しんで頂いて、長く続く関係性を作るのが私のやるべき事と感じています。
9、能登の海と人との関わり Living in Noto Satoumi
数十年前、能登・七尾湾には櫓を押し、帆を張って走る船が多く残っていました。多くの人が海と関わり、穏やかな七尾湾では、苗を船に積み「田植え」に行くなど、庶民も日常的に船を利用し、海と親しんで来ました。ところが、今は・・・・・
「日本の田舎の人は古いものが嫌いだから、歴史的な家や文化も捨てて壊した」そう聞いた事があります。これまではそうだったかも知れませんが、今、古民家や古い生活様式は現在を生き残る知恵として見直されて来ています。私は、今一度、能登で海と共に生きる生活を考え直し、みなさんと一緒に体験し、海と寄り添って行く機会を作りたいと思っています。そして、それが海の仕事として雇用を生み、海を大切にする心を取戻し、海を守る街づくりに繋がると考えます。
親子で挑戦!
一度は船に乗って海へ出て、七尾湾・能登半島を眺めてみませんか?海岸線を走る列車や車、美しい黒い瓦の家並み、煌めく波や太陽、風の音、いろんな物を見て感じてみませんか?そして、一人でも、能登の海は素敵だなと思う方が居れば、嬉しく思います。支援よろしくお願い致します!
最新の活動報告
もっと見る支援、応援して頂いた皆様へ
2016/11/01 12:00ありがとうございました! みなさまの支援や暖かい応援に、感謝致します、本当にありがとうございます! 残念ながらプロジェクトは成立しませんでした、ごめんなさい。 全ては私の力不足であります。支援、応援して頂いた方々に申し訳なく思います。 海外クルージングから日本に戻って15年、その経験を文章にしたりお話をする事はなかったのですが、今回はレポートと言う形で少しだけ纏める事が出来ました。 経験を整理し、今後何をしていくのか?を考える良い機会となり、これまで人とどう関わって来たのか?を反省する良いチャンスでもあります。 機会を与えて頂いたFAAVOの皆様、担当の小島様に、感謝致します。 今回、予算は集まりませんでしたが、Blue Roseは再生させるつもりです。 25年前、マリーナで古い船を修理していて食事も摂らない私に「今すぐBlueRoseにご飯食べに来なさい!」と無線で呼んでくださったり、年越しやお正月、BlueRoseで共に過ごしたり、Blue RoseオーナーのN夫妻とBlueRoseは大恩人です。 6年前、Nさんはご病気で船に乗れなくなったのですが、それでもBlueRoseを手放す事なく、近くにおいていらっしゃいます。そのBlueRoseを大切に想う気持ちや、快く「みんなで乗って活用しなさい」と言って下さった事、そして今回の皆様からの応援。。 全てが本当に有難く、心が奮えています。 予算が少なく、再生には時間がかかると思います。これからもBlueRose再生への募金は続けて行きますので、宜しければご協力お願い致します。 Blue Roseの様子はCafe遊帆&ゲストハウス北海のフェイスブック等で、お知らせして行きます。是非、ご覧になって下さい、そして、お時間が許す方はCafe遊帆へお越し下さい。 皆様、お付き合い下さって、本当にありがとうございました!プロジェクトはまだまだこれからです!今後ともよろしくお願い致します!! プリジェクトは成立しませんでしたので、支援金の実決済、コンビニ払い請求はありません。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー トップ写真はアフリカのスーダン、20mの強風を耐える為にアンカー入れた入江で、一晩過ごし、夜が明けて来た時のものです。 もっと見る
返礼品ワールドクルーズフォトブックについて(写真追加)
2016/10/27 14:41ワールドクルーズフォトブック=南太平洋から地中海までの航海の写真集 です。 かっこいい写真ばかりではありませんが、船で国を巡ると言う事が見える写真集。。 旅と海が好きな方には面白いかな?と思います。 色んな国のヨット、色んな人に出会いました。 少しでも伝われば良いなぁ~。 トップの写真は、日本語で言う「赤道祭」。 赤道通過の証拠記念写真は下です。 赤道祭とは、初めて赤道通過する人が、海神様から受ける洗礼の儀式です。 とは言っても、扮装して楽しむお祭りみたいなものです。 みんな、かなりノリノリです。(悪ノリ?) 私は髭を剃られて(マネだけですが)歌を捧げろ!そうすれば赤道を通してやる!とポセイドンから要求されました~。外国人が知っている日本の歌と言えば「SukiYaki」。若い人は知らないかな?坂本九さんの名曲「上を向いて歩こう」を日本代表のつもりで唄いました。。 何もない赤道の上、こんなおバカな事をしながら通過するのです。。(^_^;) 誕生日だったポール(銀の冠のおじさんね)、同行していたEssenceが作ってくれた手作りケーキで嬉しそう そして夜の宴へと。。 たまには揉め事もありですが、こんな仲間と海を越えていくのです。。 あなたも能登の海へ是非きませんか~!こんなには弾けませんが?みんなで楽しく過ごしましょう支援よろしくお願い致します。 オーストラリア、Goveヨットクラブ(最北端のヨットククラブ)の写真を追加しました。 オーバーザトップヨットラリーと言うイベントに参加して、ダーウィンへ向かう船が多く集まっています。 みんなで国旗を持ち寄って記念写真。 私は日本国旗を持っていませんでした・・残念。。 この経験の後は、船に乗っているクルー国籍を知らせる為と、イベントの為に?どこへ行くにも国旗を持ち歩くようになりました。 もっと見る
ディンギーって何?(追記しました)
2016/10/26 19:14石川県外の方から、「乗ってみたいのですが、能登へは行けません」とご意見頂きました。 各地にヨットスクールがあります。有名な所では「青木ヨットスクール」、 クルーザーヨットを習いたい方は、私がお世話になっている「ISPA」。 東京・横浜・大阪・琵琶湖・浜名湖、とにかくヨットが置いてある所に出かけて、聞いてみて下さい。どこのハーバーでも、歓迎してくれると思います。 もし情報が見つからない場合は、Cafe遊帆までメール下さいね。 ※支援返礼品のヨット体験は遊帆のみです。他スクールは実費で体験下さい。 ------------------------------------------------------------------- 今回、多い質問が「ディンギーってなんですか?」でした。 簡単に説明すれば、小舟のことかな? 写真を正確に言えば「セーリングディンギー」です。 船の名前はオプティミスト、通称はOP、世界中の子供達がOPで練習し楽しんでいます。 その他、色んなタイプのディンギーがあります。 ゴムボートはインフレータブルディンギー、手漕ぎボートもディンギーですし、荷物や人を運ぶ海の生活には欠かせない重要な船、子供はまずディンギーで遊ぶ事で、海と親しみ学びます。 ここ石川県では、羽咋市滝港で「石川ジュニアセーリングクラブ」が活動しています。 Cafe遊帆に来て頂いても、ディンギー体験が出来ます。 操作はとてもシンプル。 舵を押すか引く、セイルをコントロールするロープを、風に合わせて引くか緩める、これだけです。後は、風を捉え、船のバランスを取るだけ。。 最初は店内で講習し、次に一緒に乗って約1時間で、なんとか行きたい方向へ進めるようになります。難しく考えずに、気持良く風を受けて走って見ましょう! 風と波の音だけで、海を滑っていく感覚を是非、体験して下さい! 風が弱い時は、お弁当を持ってノンビリも良し。 順風で豪快に走るのも楽しいですよ~ 大人2名以上は、デイセーラーと言う少し大型のディンギーが楽しく乗れます! Cafe遊帆へ来てくれたスコットランドのRさんと地元セーラーが仲良くなって、一緒にセーリングすると言う嬉しい出来事もありました。 昨年からのリピーターRさんと、地元、羽咋工業OBのセーラー、どちらも頼もしい仲間です!西岸でCafe遊帆を続けていて良かったと思えた瞬間、みなさん、ありがとうございます! もっと見る