「仕事工房ポポロ」は、引きこもりや不登校の若者支援や、発達障がい児の学習支援などを行っています。
この日は、「風のたよりプロジェクト」の日でした。
これは、依頼のあった引きこもりや不登校の若者に、絵手紙を送るというプロジェクトです。
岐阜県内のみならず、全国から依頼が来ます。
自分ももともと当事者だったスタッフや、ご家族が、一枚、一枚、心を込めてコメントを書いていきます。
絵手紙のイラストを描いてくれているのも当事者の方ですが、こうした才能を発揮し、今では彼女の描く絵手紙が商品として販売されています。
絵手紙は一方通行の場合が多いのですが、ご家族からお返事をいただいたり、ご本人からお返事をいただくこともあるそうです。
また、お返事はいただけなくても、実はこの絵手紙をとても楽しみにしていて、部屋に飾ってくれている方もいるそうです。
そんな方達の事を思いながら、一枚、一枚、筆を入れる。
手書きだからこそ伝わるものがある。
「誰かが自分を思ってくれている」
絵手紙の向こうにいる方々が、そんな風に感じてくれていたら嬉しいな。
そんな思いを乗せて、今日も風のたよりをお届けしています。