◆地元の図書館で休憩所カフェを開き、
受験勉強を頑張る中高生を応援する場所を作りたい!
◆はじめに
皆さん!こんにちは!
私達は「誰かのために何かをしたい!」という同じ想いを持つ大学1年生の5人グループです。
小さくても大きくても夢を持っている学生はたくさんいると思います。
しかし、学生だから…と諦めてしまう学生。特に大学入りたての時はそう思う人が多いかもしれません。でも、自分が学生だから無力だと思いたくない。
このように思う学生と一緒にその夢を叶えるグループが欲しい!
と、そんな思いを持ち、集まりました。
そんな私たちは今回、メンバーの地元の図書館に休憩所を作りたいという思いから、「図書館カフェ hot 」という企画を実施することになりました。
Hot という言葉には、「好調な」「あたたかい」そして「ホッとする」という意味が込められています。
勉強が好調に行くようにサポートをし、あたたかいドリンクやお菓子も用意。そのような手段を使い、受験生が「ほっ」と出来る空間を作り上げる。
それが、休憩所カフェ「Hot」です。
◆私たちの想い
初めまして。
今回、企画の発案をさせていただいた、代表の金森早香(かなもりさやか)です。
兵庫県伊丹市在住の大学1回生です。
伊丹南中学校、伊丹北高校出身で、
現在は、関西大学 社会学部に所属しています。
そう、今回カフェを作らせていただく図書館「ことば蔵」の近所に住んでおり、ことば蔵が開館された6年前から今まで、とてもお世話になっています。
◯ことば蔵とは?
今回、協力していただく図書館は、「伊丹市立図書館 ことば蔵」。
4階建てととても広く、フロアごとに色々な用途で利用でき、
たくさんの年齢層の方が図書館に見られます。
(ホームページは↓)
http://www.city.itami.lg.jp/SOSIKI/EDSHOGAI/EDLIB/index.html
6年前に開館されたばかりの新しい図書館ですが、本当に図書館なの?!と思わせるくらい、ユニークなイベントもたくさん行なっています。
2016年には、「ライブラリー・オブ・ザ・イヤー2016」の大賞を獲得など、
地域の方にも本当に愛されている図書館です。
写真提供:こども作戦会議実行委員
子供が主体で企画を考え実践するイベントも。これも伊丹市民のアイデアで実現しています。
他のイベントを見たい方はこちらからご覧下さい↓
◯利用者であった中学生・高校生時代の経験
私が中学一年生の時に開館された6年前から今まで、ずっとお世話になったこの図書館。
テスト期間になるごとに自習室を使い、宿題に追われていた夏休みも私の勉強をサポートしてくれる環境でした。
さらに、毎日が勉強漬けであった大学受験の時もたくさん活用させていただき、今まで自分から触れることのなかった図書館の大切さを実感しました。
大げさかも知れませんが、私にとって、伊丹市の学生にとって、なくてはならない存在です。
メンバーの川﨑とも良く図書館で遭遇していました(笑)
たくさんの方が利用しているこの図書館。中でも、4Fの自習席はおよそ120席も休みやテスト期間・長期休みは勉強する人達で満席になっています。
(開館前から入り口前で待ち、開館後1時間で席が埋まることも・・・。)
図書館に行ったら必ず知り合いに会うくらい、友達もその場所を使用しています。
しかし閉鎖的な空間でずっと勉強しているため、息苦しさやストレスを感じることもありました。
ただ、家だとだらけてしまうから帰りたくはない…。一日中図書館にこもっている人は、そんな自分のために頑張っているのだと思います。
私もそんなことを思いながら閉館時間まで勉強していた一人の利用者。
少しの達成感と疲労感と共に自習室を出てエレベーターで降り、入り口までの開放的な空間を見ていました。
そこは「交流フロア」というよくイベントが行われている場所。
「この休憩スペースを活用すれば、利用者はもっと喜ぶのではないか・・・。」
そんな風に思いながら、友達ともそんな話をしながら、毎日帰っていました。
◯自分が実現する側に。
その思いは、大学生になっても消えませんでした。
私をずっと支えてくれた場所。そして今もいろんな学生を支えている場所。
誰かがやるのではなく、私も、ここに勉強しにくる人を支えたい。
そして、たくさんのイベントを行なっている、活動的なこの図書館ならば、一人の利用者としての私の気持ちを分かってくれるのではないか。
そんな希望を胸にホームページを見ると、毎月1回行われる「交流フロア会議」というものがありました。
そこには、「アイデアや企画はこの運営会議を経て実現が可能」という一文が。それがちょうど明日あるんだ!行動が先だ!行こう!!
急いで作った企画書と案と思いを持って飛び入り参加させてもらいました。
大人の中にいきなり来る学生は今までいなかったらしく(笑)少し戸惑った顔をされたり。趣旨には賛同してもらえましたが、私が思い描いていた、「有料での飲食物の提供」は出来ないことを告げられたり。
早くも壁にぶつかりました。
しかし、運よくその中に地域の事業者を支援するプログラムを企画していた中小企業診断士の方がいらっしゃり、声をかけてもらいました。
少しでも実現できる可能性があがるなら、と思い切って参加することに。
地域で活躍している事業者の方に混ざりながら講座を受け、支援してもらいながら、企画をつくりあげて行くことに決めました。
やはり予想以上に制約要件は多く実現は困難で、
最初は「50円〜100円」など破格の値段で提供しようとしていたドリンクは、「利用者からお金取らない」という図書館の規則上NGに。
そのため、売り上げや材料費で必要な費用をまかなうことが不可能になりました。
先例がなかったからこそ、学生である私たちの思いが、規則やルールに負けてしまう事もたくさんありました。
が、
それから半年。
色々な問題を何度も考え、一緒にここまで計画して診断士の方、友達、そして何よりも図書館に協力していただき、
「大学生が創る休憩所カフェ」を実現出来る事になりました。
そして様々な条件の中で、少しでも充実した空間に近づけられるよう、
クラウドファンディングを使用して資金集めをする決断をしました。
◆どんな休憩所カフェを作るの?
→勉強する学生の「リアル」により近づいた場所
カフェを作りたいと相談し、運営から一緒に進めてくれた4人友人と、当日ボランティアとして来てくれる友達は全員、大学1回生。
まだ高校を卒業して、受験を終えて、一年足らず。
一番勉強時間の長く、本番までの日数に対する焦りや不安など、気持ち的にも一番しんどい時期の受験生の気持ちも、十分に分かってあげられる立場です。
まだ鮮明なその時の気持ちを思い出し、
受験生が「もう一度勉強を頑張ろう」と思える場を作るにはどうしたらいいか。何かがきっかけで図書館を出たものの、勉強に集中できなかったという経験をしている私たちができることは何だろうか。
そのためにはどんなものや企画があればいいのだろうか。
私達だからこそ出来ることを、たくさん話し合い、決めました。
まずは、
休憩できる空間を提供すること。
疲れたら、一階の交流フロアにきて、休憩。他の図書館にはない少しおしゃれに飾られた場所があるだけで、気分転換に。
また、日頃の頑張り、弱音、焦り、、、どんな相談でも「受験の先輩」達が相談にのります♪
さらに、
大学生による受験生応援イベント
1日20分程度の、大学生ならではの、受験生応援プチ企画を計画中。
自分の勉強法や、大学生の実生活、試験期間の過ごし方を教えたり、簡単に出来るツボ押し講座も用意!
その他、勉強ノートを展示したりなど、
来てくれた子が「ためになる」と思える時間を作ります。
そして、
ドリンクやお菓子も用意。
今はもう、高校生の時から流行っている「カフェ巡り」。しかしそんなお金はない受験生ために、休憩の一環として飲食物も少しカフェ風にご用意します。
「カフェ」「映え」が得意分野なメンバーがフォトジュニックなものを考案中。
もちろん無料で♪
さらに、
「ルーズリーフを忘れた!」「暗記用の赤シートを忘れた!」
「付箋を忘れた!」 このような、勉強を中断してしまう原因となる小さな忘れ物のために、勉強用具も用意しておきます!
(この3つは特に、忘れるといつも通り勉強出来なくなり、かなり困ります。忘れ物が多い私の実体験談。)
私たちを含めたたくさんの学生の「あったらいいなあ」という想いを100%詰め込んだ、
そんな休憩所を、作ります。
◆支援金額・リターン品について
今回は、学生の方でも応援してもらえやすいように、
低い金額から設定をさせていただいております。
そのお返しの品も、私たちの”想い”をメインとしたリターン品とさせていただいております。
今回は中高生以外のカフェの利用は控えさせていただく予定です。が、
3000円以上支援してくださった方には、「協力者」という形で特別に来場できる体制を取らせていただきます。
さらに5000円、10000円も、私たちの力で出来るお返しを全力でさせていただいた内容となっております。
応援していただける方はぜひ、お願い致します。
◆ 支援金の使いみち
ドリンク代
お菓子代
備品(容器・包装)等
装飾品代
貸出用勉強道具代
講座・展示品制作費
リターン品代
リターン品製作費・送料
学生スタッフ交通費
遠方ボランティア交通費
クラウドファンディング手数料(20%)
◆実行スケジュールと場所
【日程】
2018年 12月26日(水) ~12月28日(金)
2019年 1月4日(金)~1月6日(日)
2月 2日(土)、 9日(土)、10日(日) 、16日(土)
【時間】
14時~17時
【場所】
伊丹市立図書館ことば蔵1階 交流フロア
◆最後に
先ほどにも述べたように、実現するまでに様々な条件があり、
無料で利用できる図書館だからこそ、
自分の将来のために勉強する学生を応援できる場であるからこそ、
この休憩所カフェも、無料で提供させていただくことになりました。
そのため、より良いカフェを作りたいと思う私たちの気持ちとは逆に、
まだ学生の私たちの力だけでは実現できない部分もあります。
私たちの思いに共感してくださった方、
今月のお小遣い代を節約し、
頑張る学生のドリンク代にしてやろう!という方、
どうか、お力を貸していただけると嬉しいです。
そして今回、私に協力していただいた図書館、地域の方々、友達、支援してくださった方皆さんに恩返しができるように、
そして図書館に来る受験生を中心とした学生がより快適な環境で勉強できるように、
メンバー全員で、全力で準備を頑張ります。
ご支援、よろしくお願い致します!!
協力: 伊丹市立図書館 ことば蔵
ING推進会議
伊丹市民 ほんだ様 藤崎様
カメラマン 松田章吾様
※本文中の写真は全て許可を得ています。
◆お問い合わせ
itami.cafe.hot@gmail.com
◆伊丹市立図書館 ことば蔵について
所在地 :伊丹市宮ノ前3-7-4
連絡先 :072-783-2775(代表)
開館日時:月/休館 火~金/9:30~20:00 土日祝/9:30~18:00
(図書フロアのみ第1木曜(祝・休日を除く)、特別整理期間は利用不可)
アクセス:JR伊丹駅前の市バス5番のりば、阪急伊丹駅前市バス6番のりばから
「大阪国際空港(伊丹空港)」行きで、「宮ノ前」下車、徒歩約2分。
JR伊丹駅下車、北西へ徒歩約12分。
阪急伊丹駅下車、北東へ徒歩約12分。
最新の活動報告
もっと見るリターン品について
2019/04/12 23:24こんにちは!お久しぶりです。 リターン品についてのお知らせです。 現在、手書きのお手紙&手作りスクラップブックの方にお時間をいただいていて、現在印刷会社に入稿中です。 誠に申し訳ありませんが、もうしばらく発送までお待ちくださいm(_ _)m お手紙の方は、発送させていただきました^^ お手元に届くまでもうしばらくお待ちください! またスクラップブック発送時にこちらから連絡させていただきます!よろしくお願いします!! もっと見る
2月営業 〜当日の様子〜
2019/02/20 13:52そして始まった2月営業!! 2日、9日、10日、16日の4日間でした。 受験間近の人も、晴れて受験が終わった高校生も、たくさんきて下さいました。 男の子2人組が、インスタやチラシを見て「このカフェのために図書館にきました」と言ってくれた時は、スタッフ一同大喜びでした(笑) 特に大繁盛だったのは最終日の16日。 明日テスト勉強だから、ときてくれた中学生の子や、妹もきてくれたり、 男の子5人組がOPEN前から最後までずっと席について勉強をしてくれたり。 「どうやって話したらいいんだろう」と言っていたスタッフのコミュ力の上がり方には私もびっくり、、、。笑 スタッフからも、どんどん空気を作ってくれたし、 利用者も大学生と深くつながるのが初めてで嬉しかったのか、本当に楽しそうに話している姿が見えました。 カメラマンの松田章吾さんもきて下さり、たくさんの素敵な写真と、嬉しい言葉をいただきました。 「あたたかい空間だった」という言葉は、Hotの目指している空間だったのでとても嬉しかったです。 決して広い場所だとは言えないけれど、 与えられたスペースの中で私が見たかった景色を見ることが出来、感無量でした。 合格祈願絵馬に願いを書いてくれる受験生も、 勉強法BOOK を活用してくれる子も。 (いいね!代わりのスタンプを押してくれています^^) こうして、営業が終わりました。 終わってほしくないという気持ちはたくさんありましたが、 準備してきたことを形にでき、満足のいく4日間でした。 私は人に恵まれすぎているなあ、と思わされる毎日で、 企画メンバーも、手伝ってくれる人も、そして来てくれたお客さんも、本当に温かい方ばかりでした。 本当にありがとうございます。 大撤収をして、楽しかったね〜〜と話をしながら、 メンバー全員が荷物を私の家まで運んでくれました。 アンケートやみんなの声ノートを見てこの出来事を思い出しながら、 リターン品やスクラップブック、清算の準備も最後までしっかりして行きたいと思います^^ 最後まで見て下さりありがとうございました。 リターン品製作の様子や、利用者からの嬉しい言葉をまたこちらで共有させていただきます!! もっと見る
2月営業 〜準備とリニューアル〜
2019/02/20 13:19ついに先日、2月16日、 2月営業が終了いたしました。 4日間のために、12月や1月の反省をふまえてみんなで改善点を考えたり、 財務組で清算をしたり、 たくさんの準備を行ってきました。 リニューアルした内容としては、 ドリンクメニューがパワーアップ。 コーラや抹茶オレなど、「欲しい!」という声に合わせてメニューを追加。 また、補助充電器貸し出しと 蒸気でホットアイマスクをプレゼント こちらも、アンケートの「充電できるカフェが欲しい」という要望を叶えることが出来ました。 また、 尼崎えびす神社の方とつながることが出来、受験生応援企画として合格祈願絵馬を用意いたしました。 なんと、、たくさん寄付していただきました。とても優しい宮司さんでした。 エレベーターにも広報の川崎が作ってくれたチラシがあったり、 一目でどんなことをしているかがわかる紹介アルバムも図書館の方におかせてもらいました。 飾り付けも装飾担当の子が進めてくれました 2月営業までにたくさん準備を進めてきたので、それが形になると本当に嬉しいね、、、とメンバーと話していました。^^ 次のレポートでは、営業の様子をお伝えします!! もっと見る