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蔵・子ども図書館プロジェクト ~ 家と学校以外の第3の居場所をつくる ~

子どもの孤立を防ぐ場所。 築100年を超える古民家を改修し、子ども・若者の居場所「YORISOI子ども図書館」をつくる。 普段は安心して居られる居場所 気づいてあげられる場所でありたい。

現在の支援総額

110,000

3%

目標金額は3,000,000円

支援者数

8

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2019/08/18に募集を開始し、 8人の支援により 110,000円の資金を集め、 2019/11/06に募集を終了しました

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蔵・子ども図書館プロジェクト ~ 家と学校以外の第3の居場所をつくる ~

現在の支援総額

110,000

3%達成

終了

目標金額3,000,000

支援者数8

このプロジェクトは、2019/08/18に募集を開始し、 8人の支援により 110,000円の資金を集め、 2019/11/06に募集を終了しました

子どもの孤立を防ぐ場所。 築100年を超える古民家を改修し、子ども・若者の居場所「YORISOI子ども図書館」をつくる。 普段は安心して居られる居場所 気づいてあげられる場所でありたい。

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◎古民家の蔵を改修し、子どもが居場所として使える図書館をつくる。

 

 蔵・子ども図書館プロジェクト実行委員会・NPO法人 兵庫SPO支援センター

 

蔵・子ども図書館プロジェクト実行委員会のメンバー

 

◎ご挨拶

 

 

FAAVOをご覧のみなさま、はじめまして。 

NPO法人兵庫SPO支援センター 代表理事の李 貫一 です。

 

兵庫県の補助事業「生きがいしごとサポートセンター播磨東」センター長として、NPO法人や一般社団法人等のソーシャルセクターの起業や運営を支援しております。

 

 私の仕事は、少子高齢化が進む地域に入り込み、「地域が地域を支えるしくみをつくる」まちづくりと、地域の課題をビジネスの手法で解決する「コミュニティ・ビジネス」の推進です。県と市からお仕事をいただいています。これまで、100団体を超える団体の起業を支援し、300団体を超える運営支援を行ってきました。

 

私に対する友人の印象は、服装はフォーマルにならないように気を使い、食事は移動しながらおにぎりとパンをかき込み、とぼけた顔をしてまちに入り、賢いのか抜けているのかわからない。

柔軟にいろんな顔を見せながら、まちにつながるしくみを創っていく。刑事コロンボのような人、とか。

 

そんな私が真顔で向き合うのが子どもたちです。私はこの子たちの使いだと思っています。この子たちのために何を残せるか?

「地域で子どもをそっと支えつづけることのできるしくみをつくろう」

それが今回の「蔵に子ども図書館をつくる」プロジェクトです。

「偶然の中で必然をつくる」自然な理由で来れる場所。

「子どもの孤立をなくしたい」。いろんな悲しい事件の根底には「孤立」があります。

「きみはひとりじゃない。ずっとそばに居るよ」そんなメッセージが漂う場所。

どうかご支援ください。

 

 

◎淡路島 洲本でのプロジェクトです

 

みなさんは淡路島がどこにあるかご存知ですか?

 

洲本市は兵庫県の南にある島、淡路島の中央部にあります。

面積は約182平方キロメートル、人口約4万4,500人(平成30年3月)

洲本城跡がある三熊山、「こはく、るり、めのう、しろ、斑紋」五色の玉石が敷き詰められている五色浜は瀬戸内海国立公園に属していて緑豊かな自然にかこまれたまちです。

 

 

淡路島は古事記の国生みの島として記述されており、洲本市は経済、文化の中心として発展してきました。ですが昨今の地方都市における問題の例にもれず、産業を支えてきた地場産業の衰退、人口減少や担い手不足による土地の荒廃、少子高齢化が進み、コミュニティの中心として栄えていた洲本商店街もシャッターを閉じている店舗が目立つようになってきました。

<洲本市まち・ひと・しごと地域創生本部会議 資料より参照>

 

 

 

◎YORISOI米田家から始まりました

 

淡路島の中心に位置する洲本市本町商店街は高齢化率が市内で最も高い地域です。

当時を知る地元の人は言います。「30年前は人で埋まり、5メートル先も見えらんかった」

5丁目から8丁目まで続く商店街ですが、今は半分以上が店を閉めています。

 

その中の7丁目商店街角に、100年以上前に開業した米田砂糖店がありました。

昭和42年後継者がなくなり米田砂糖店はその幕をとじることになります。明治以降の淡路地域の町屋商家の姿をみせてくれる貴重な建物でもあります。

 

改装工事中の米田邸

 

2016年に「洲本市中心街地における暮らしやすいまちづくりを考える協議会」より委託を受けて洲本市本町6丁目に「洲本まちづくりカフェ」をオープンしました。

その関係から洲本市から声をかけていただき、地域課題解決と中心市街地の活性化を目的に米田邸を改修・運営する事業に取り掛かりました。

 

オープンした米田家

 

2018年春に多くの方々の力を借りて「YORISOI米田家」としてオープン!

1階に米田家食堂、2階はレンタルスペースとして使用し、定期的に若手企業家のチャレンジシップ、子ども食堂「みんなでいっしょにごはん」、淡路島の有機・無農薬野菜を販売する「淡路島まちかどマルシェ」を開催しています。

 

 

毎月第2・第4金曜日開催の「みんなでいっしょにごはん」は16回を超えました。(現在、蔵工事中のためお休みしています)

 

 

地域の一流ホテルのシェフと地元の高校生がメニューから相談し料理をつくり、

児童委員の方、地域のご婦人など、多くの方々に支えられています。

毎回、地域の子どもと大人が合わせて40人ほど参加され大変好評をいただいております。

 


時には淡路人形座におられた方が、ボランティアで読み聞かせをしてくれることもあります。

高い天井に梁が見える古民家の空間にやさしい声が響き、子どもたちは、興味津々の顔で聞き入っています。

 

 

地域の人たちが作る愛情のこもったごはんを、その地域の子どもや大人が一緒に食べ、地域の人が読んでくれる物語を食後にみんなで聞く。

なんて素敵で贅沢な時間でしょうか。

 

地域の宝である子どもを、地域の多くの人々が関わって育てる。

子どもの孤立をなくす第一歩だと考えています。

 

 

◎淡路島・洲本市の現状

厚生労働省が公表している「地域における自殺の基礎資料」(発生日、居住地の数値)によると、2010~17年までの自殺者数は洲本市75人、南あわじ市106人、淡路市98人。

 

全国や兵庫県と比べて島内の自殺率は高いのが現状で、「SOSを発信しにくい地域性」なども指摘されています。

年代別自殺死亡率は男性が20〜40代が高く、女性は10〜20代と若者の多さが目立っています。

「自殺の問題に限らず、引きこもりなど困っていることがあっても表に出さない地域性がある」と担当者。

洲本市では17年度から「子どものこころの教育プログラム」を試行し、幼いうちからSOSを出せるよう小中学校で保健師らが授業をしており、淡路市でも子どもたちへの取り組みを検討しているという。

 

<2018/12/4 05:30神戸新聞NEXTから引用>


 

◎子ども図書館として蔵を改修

 

表面には出にくい問題でもある子どもの孤立、引きこもり。

相談できる地域の大人がいれば…

そっと見守れる場所があれば…

そんな思いから「蔵・子ども図書館」プロジェクトが始まりました。

 

米田邸には主屋と蔵があり、今回の「蔵・子ども図書館プロジェクト」では蔵を図書館として改装します。

 

 完成イメージ図

 

 「淡路島から孤立をなくそう」そう考えて「蔵・子ども図書館プロジェクト」の計画を始めたのは約1年前です。

私自身、子どものころに両親と生き別れ、孤独を感じたこともあり、子どもの貧困、いじめや虐待などで声を上げたくてもどうしていいかわからない、そんな環境をなんとか改善できないものかと考えておりました。

 

◎家や学校以外の日常的に来れる第3の場所をつくることで孤立をなくします

 

 

少子高齢化が進むこの商店街の一角で、地域が地域の子どもを支える場づくりを進めていきます。

  

普段は安心して居られる場所「子ども図書館」として、本を読んだり、雑談したり、宿題をしたり、年下の子どもに勉強を教えたり、教えてもらったり…たまにはそこにいる大人に話を聞いてもらったり。

 

家庭と学校以外に第3の居場所をつくることが必要だと考えます。

 

 

◎「偶然の中に必然をつくる」

 

 

「偶然の中に必然をつくる」この言葉をよく使います。

相談窓口…というとどこか構えてしまって敷居が高くなってしまう気がするんです。

 

子どもが自然に集まれる場所。

大人が自然に寄り添える場所。

 

地域で見守り、見守られる場所。

 

そんな場所をつくります。

ぜひあなたのできること、できるかたちで参加してください。

 

◎蔵・子ども図書館プロジェクト実行委員会のメンバー

 

 蔵・子ども図書館プロジェクトを一緒に作ってくれている実行委員会のメンバーを紹介します。


 

京都工芸繊維大学大学院

京都工芸繊維大学大学院生

 

私たちは京都工芸繊維大学大学院で建築を学んでいます。

6年前から洲本市で古民家や廃校のリノベーションなどを行ってきました。

空き家になっていた米田家を2017年に地域の居場所として改修し、今年は母屋の奥にある蔵の改修を始めました。

様々な方と関わり合いながら、建物の設計から実際の大工仕事まで自分たちの手で行なっています。

洲本で出会った子、そしてまだ出会ったことのない沢山の子ども達のための居場所をつくるべく奮闘中です!よろしくお願いします。

 

豊島あゆみさん

洲本市民生委員主任児童委員

 

15年間、民生委員をしてきた中で感じたことですが、

子どもが学校に行きたくても行けない、ひきこもっている子どもたちが

ふらっと立ち寄れるやすらぎの場所があればと思っていました。

子どもだけでなく、子育て中のお母さんなど、保護者の方もくつろげるような場所になってくれればと思います。

 

 堂本秀幸さん

淡路島観光ホテル料理顧問

 


 堂本秀幸さん

 

 

蔵のある「YORISOI米田家」の主家で月2回「みんなでいっしょにごはん」

(子ども食堂)を開催してきました。

料理を通じてみんなが幸せな気持ちになってくれたら、幸いです。

今回は、月2回の「みんなでいっしょにごはん」だけでは、カバーしきれない子どもたちも、日常的に来ることができる場所として「子ども図書館」ができるとのこと。

淡路島、洲本が、この場所を通じて、子どもにやさしい地域になることを期待しています。

 


◎現在の改修状況

 

米田屋の蔵の内部は、立派な小屋組や土壁が印象的な、長い歴史を感じさせる落ち着いた空間です。

蔵の中で大切に保管されてきた立派な家具を生かしながら改修設計を進めています。

まず収蔵品を整理した後、湿気でダメージを受けた一階の床の一部を土間打ちしました。

また、二階の床を一部抜き、日が差し込むよう吹き抜けにすることで暗かった内部を明るく開放的にしました。

古くなっていた一階の土壁は解体して活動空間を広げ、解体で出た土は二階の土壁補修に再利用しています。

今後は、二階の床のフローリング貼りや本棚の製作を行います。

 

 

 

 

◎今後のスケジュールについて

         11月完成

 ①~⑦ 京都工芸繊維大学大学院生作業日

 8月18日 クラウドファンディングスタートイベント

     「蔵に子ども図書館を」-地域で子どもを支えるしくみを考えるー

 8月25日 「蔵の壁塗り体験」

      淡路島在住、日本を代表する左官名人植田俊彦氏との蔵の壁塗りイベント

 

◎支援コースについて 

 今回の支援いただいた皆様に、ひとつひとつ心を込めた返礼品を送りたいと考えました。

 

3,000円コース

お礼状には、淡路島の書家つ花セん氏が直筆で、「愛」と「ありがとう」の文字を書いてくれています。

 

5,000円コース

お礼状に加え、淡路瓦で作ったオリジナルコースター2枚セットをお送りします。

淡路瓦で作ったコースターは、吸水性が高く、見た目にも濡れた感じがありません。

障がい者支援施設で丁寧に作ってもらいました。

飲み物で使える丸型のコースターと鍋敷きにも使える四角形のコースターを各1枚、計2枚をセットにして送ります。

 

10,000円コース

10,000円以上ご支援いただいた方には、上記の返礼品(お礼状+オリジナルコースター2枚セット)に加え、ご支援いただいた方々のお名前を残すべく、ネームプレートを制作し、蔵の壁に掲示させていただきます。永くにそのお志を顕彰してまいります。

 

20,000円コース

10,000円コース(お礼状+オリジナルコースター2枚セット+ネームプレート)に加え、淡路島の無農薬・有機野菜の詰め合わせを1箱お送りいたします。

農業が盛んな淡路島ですが、無農薬・有機野菜のみを販売するのは、当法人が運営する「淡路島まちかどマルシェ」(月2回YORISOI米田家で開催)だけです。

無農薬・有機野菜にこだわり、丹精込めて作っておられる4農家から野菜を集めて、お送りいたします。

 

30,000円コース①

 

 

10,000円のコース(お礼状+オリジナルコースター2枚セット+ネームプレート)に加え、播州織の聖地・西脇市で織ったストールを淡路島で藍染した1点物のストールです。

ストールは180㎜×55㎜の長いものと、110㎜と100㎜の正方形に近いものの2種類を用意しました。

お好きな方をお選びいただけます。

このストールは、今回のクラウドファンディングのためにわざわざ創られた画期的なもので、西脇市の播州織ブランド「Gohobi」(藤井茂職布)と淡路島の藍染職人根岸氏の「おのころ藍」がコラボした他にない貴重な商品です。

藍染職人根岸氏の「おのころ藍」
なんども丁寧に染め重ね後処理に至るまで数日間かけて仕上げていきます。
偶然に生まれる染の濃淡は、雲と空がさわやかに交わったような模様を描き出し、世界に一つだけのストールを生み出します。

肌触りは柔らかく軽い、綿100パーセントのストールです。

 

30,000円コース② 

10,000円コース(お礼状+オリジナルコースター2枚セット+ネームプレート)に加え、淡路島の有機・無農薬野菜の詰め合わせ1箱を月1回3カ月にわたりお送りいたします。

農業が盛んな淡路島ですが、無農薬・有機野菜のみを販売するのは、当法人が運営する「淡路島まちかどマルシェ」(月2回YORISOI米田家で開催)のみです。

無農薬・有機野菜にこだわり、丹精込めて作っておられる4農家から野菜を集めてお送りいたします。

 

50,000円コース①

30,000円コース①(お礼状+オリジナルコースター2枚セット+ネームプレート+藍染オリジナルストール)に加え、古民家「YORISOI米田家」の人気の空間である主屋2階スペースの利用権3日分を提供いたします。

ワーキングスペース、イベント等でご利用いただけます。

会場利用可能時間:10時〜21時

会場利用期限:2020年12月27日まで

 

50,000円コース②

30,000円コース②(お礼状+オリジナルコースター2枚セット+ネームプレート+有機野菜1箱月1回3か月)に加え、古民家「YORISOI米田家」の人気の空間である主屋2階スペースの利用権3日分を提供いたします。

ワーキングスペース、イベント等でご利用いただけます。

会場利用可能時間:10時〜21時

会場利用期限:2020年12月27日まで

 

1,000,000円コース

30,000円コース①(お礼状+オリジナルコースター2枚セット+ネームプレート+藍染オリジナルストール)に加え、今回の「蔵の図書館」命名権とオープニングセレモニーでのテープカットをしていただけます。

 

◎お問い合わせ先

NPO法人人兵庫SPO支援センター

TEL:078-915-0075 FAX:078-915-0076

  

最新の活動報告

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  • ある調査によると、ひきこもり状態にある人は、全国で100万人を超え、家庭の問題として隠す人も多く、実際は200万人に上ると言われています。  「格差をなくし、孤立する人をなくしたい」との今回の「蔵の子ども図書館」にも通じる、課題です。  11月1日、「ここで、もう一度ひきこもり問題を考える」セミナーを洲本市の洲本市総合福祉会館で開催し、37名の方々にお集まりいただきました。   「子どもの孤立をなくしたい」「人や本とつながる場所をつくり、子どもの不幸な現実を少しでも減らしたい」として、立ち上げたプロジェクトですが、残り1日となり、寄付額は達成されていません。  このクラウドファンディングが終了しても、クラウドファンディングを通さない直接の寄付活動を進め、来年の3月までに「蔵の子ども図書館」を完成させます。  子どもが孤立することなく、自然につながり、地域が支える第3の居場所を目指して活動を推進してまいります。  このクラウドファンディングに支援くださった方々には、心より御礼申し上げます。  これから、クラウドファンディングのサイト会社より、当団体に名簿が公開され、リターン品の準備にかかります。今しばらくお待ちください。 今回のクラウドファンディングの目的に、地域の方に課題を知っていただき、共有できればとの思いもありました。  その目的はある程度達成され、今後も続けてまいります。  今後ともよろしくご支援ください。       もっと見る

  • 9月22日(日曜日)、当法人と京都工芸繊維大学大学院生で、クラウドファンディングへの参加を求め「子ども図書館」の募金活動をいたしました。島外から来られた親子など、多くの方に募金をいただきました。 心よりお礼申し上げます。 有難うございました。 皆さんの想いを必ず、かたちにして残してまいります。 そんななか、このたびの第4次安部改造内閣で、経済再生担当大臣及び全世代型社会保障改革担当大臣に就任されました西村康稔大臣が洲本商店街に来られ、改修中の「蔵の子ども図書館」と古民家「YORISOI米田家」を視察されました。 少子高齢化が進む地域において、地域課題解決に挑戦する私たちにとって何よりの励ましになりました。 地域で地域の子どもを支えていくしくみをつくる「蔵の子ども図書館」。 誰一人取り残さない社会を目指す、この挑戦的な取組にご支援をお願いします。 もっと見る

  • クラウドファンディングのスタートに合わせて開催された 「地域で子どもを支えるしくみを考える」イベントが神戸新聞(8月19日付)に掲載されました。 もっと見る

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