オノワークスさんは、兵庫県小野市(三木市のお隣です)で生まれ育ち、生まれ故郷に帰郷した3人による「ものづくりチーム」です。2018年9月1日に結成されました。 企画・デザイン・設計・木工・縫製・DIYなど、それぞれが小野から出て身につけたスキルや、帰郷して磨いた得意分野を掛け合わし、補い合うことで、個々では成し得ない、より効果的で幅広いアイデア・解決策を創造するチームです。 オリジナルのものづくりを中心に、ワークショップなどの体験の場・集える場づくりなど、故郷や身近な人が必要としているものごとを提供することを目的に活動しています。 WEB:https://onoworks.myportfolio.com/ 今回、オノワークスさんにはリターン品として、 「木の家」 「木の家をつくるワークショップ」 を提供していただいています。 木の家はヒバの木で作られています。ハンコやペンをたてたり、カードや写真を飾れるタイプもあります。私たちも使っているのですが、玄関などに置くと可愛いですよ。 ワークショップは、クラウドファンディングを企画する段階から、そいるのリターン品としてどんなものがいいかという視点で何度も打ち合わせを重ねて考えていただきました。 私も実際に体験させてもらい、作業療法士としての意見もだしながら、どんなお子さんでも実感できるにはどうしたらいいか、どんな工夫ができるか、など一緒に考えたワークショップになります。 ワークショップでは、木の家をヤスリで削って、木がツルツルになっていく様子を感じてもらったり、シルクスクリーンという方法を体験してもらって、木の家に好きな柄や色をつけていくことができます。 私も実際体験しましたが、作業自体は簡単なので、幼児さんでも体験できます。 また、場所はるーとの事業所で、オノワークスのスタッフやそいるのスタッフがフォローしますので、小さなお子様や、介助や配慮が必要な方も安心してご参加ください。 ※3000円の支援コース、10000円の支援コース(シュトレンとのセット)の「木の家」は、色柄・デザインはお選びいただけませんのでご了承ください。 ※ワークショップについて 【開催時期】 10月下旬から土曜日・日曜日を中心に順次実施していきます。 時間は、1組30分程度を目安としており、1度に3組まで同時に実施していただけます。 ご希望の日程・時間帯についてはご相談ください。 【開催場所】 兵庫県三木市大村の「るーと」の事業所での実施を予定しています。 会場までの交通費や宿泊費等は自己負担となりますので、ご了承ください。
場所は本当に悩みました。 「あたりだと嬉しいな~」 「の方にぜひ!」 と、いろんなご希望もお聞かせいただいていました。 そいるスタッフとしても、 “このあたりの場所だときやすいかな~”とか、 “ここは部屋の中身はとってもいいけど、立地的に危ないなぁ”とか、 逆に“立地はいいけど部屋がちょっと狭いなぁ”とか、 “すっごくいいけど基準を満たせない・・・”とか、 “駐車場が足りない~”とか、 “全ての条件においてgood~!”と思ってたら諸事情で白紙に・・・とか。 とにもかくにも、この数ヶ月何件回ったかわからないくらいのテナントやおうちを見てまわりました。 やっぱり、子どもにとって環境って大事。 そいるが提供したい療育がその場所で行えるのか・・・常々悩みながら目を光らせながらこだわりながら、検討してきました。 私たちも今回勉強になったのですが、事業所ひとつ運営するにも、様々な方面の様々な基準や規制があり、そのすべてを満たそうと思うとおのずと選択肢は狭まり・・・何度も壁にぶちあたりました。 そんな紆余曲折を経て、最終的に今回の物件に決めました。 正直なところ、ここも子どもたちにとってBESTな場所とは言えないかもしれません。私たちのなかにも「ここはこうだったらな~」とか思う部分もあります。 でも、賃貸である以上全ての希望と条件を満たす物件は難しく(探し求めてはいたけど…)、この部屋のなかで子どもたちにより良い支援を提供できるよう、この中で出来る限りの工夫をして、子どもたちと楽しめる空間を作っいこうと決めました。 そして、いつか、子どもたちの療育のための私たちの希望を詰め込んだ建物を作れたらいいなという新たな目標も生まれました。 今は、今あるこの部屋をどう工夫して、どうかわいくして、変身させていくか・・・をしっかり練っていきますね! 子どもたちとワクワクしたり、 いっぱい笑ったり、 真剣に向き合ったり・・・ 2か月後、この部屋で楽しい療育をしている風景を心に描きながら、これから部分的な改装などをおこなっていきます。 この部屋がどんな風にできあがっていくか、 その過程もこちらでみなさんと共有していければいいなと思っています。
昨日は兵庫県庁へ行ってきました。 そいるでは「児童発達支援・放課後等デイサービス るーと」 の10月オープンを目指して現在準備をすすめています。 10月にオープンするためには今月中旬までに指定申請をする必要があるのですが、今日はその申請の前段階、事前ヒアリングでした。 申請書類に目を通していただく間は、テストを提出して丸つけを待っているこどものようなドキドキ感・・・笑いくつかの修正箇所や必要な書類の確認を教えていただき、おおむねOK!! 気が遠くなりそうな量の書類作成は、慣れない内容であることも加わり、苦労しました。物件決めも紆余曲折あり難航して、途中何度もくじけそうにもなりましたが、これで10月オープンにも光がさしてきました。 まだまだ準備することはたくさんありますが、10月からいい支援を提供できるように、まずはこの指定申請を無事に終えられるよう、最後のつめを頑張ります! 酷暑が続いておりますので、みなさまも睡眠、栄養や水分をしっかりとって、身体に気をつけて元気にお過ごしくださいね!
“そいる”の由来 今日は“そいる”の由来についてご紹介したいと思います。 私たち、NPO法人そいるの目的は、 「障がいのあるなしに関わらず子育てしやすいまちづくりに貢献すること」です。 その中で、私たちにできることとして、障がいのあるお子さんや発達の気になるお子さんとそのご家族に関わらせていただいています。 その時に第一に考えていることは、お子さん自身の力や想い、また、ご家族の想いを大切にすることです。 “そいる” = “soil” には、「土、土壌」などの意味があります。 私たちは、“花よりも花を咲かせる土”となり、子どもたちの成長を豊かに育む支えとなること、 お子様とご家族のみなさまが共に安心して過ごせるような場所になれるように、 という願いを込めて“そいる”と名付けました。 この想いを確かなものにしていけるように取り組んでいきたいと考えています。
夏祭りに出店しました! 7月27日、クラウドファンディングスタートの日に「みっきぃ夏まつり」に出店してきました! そいるの目的は、「障がいのあるなしに関わらず、子育てしやすいまちづくりに貢献すること」です。 そこで『バリアフリー屋台』をテーマに決め、出店してきました。 クラウドファンディングの案内も置かせていただき、興味を持って見てくださる方もおられました。 バリアフリー屋台って? そいるの願いは『どのお子さんにも楽しんで“参加” してもらいたい!』ということです。・ 楽しい夏まつりはたくさんの人で賑わいます。 色々な事情で、行きたいけど諦めてしまう方もいらっしゃるかもしれない・・・ たとえば、おまつりの中にこんなお店があるってわかってたら少し安心して、参加できたりしないかなと考えました。 お店の内容は、 ・バギー等を使用されているお子さんも参加しやすい設定の “ヨーヨー釣り” ・手形アートもできる、“オリジナルうちわ作り” の二本立てで行いました。 各コーナーには、視覚支援の “あそびかた” カードも用意しました。 たくさんの方に来ていただきました。 当日は述べ600名近くの方に来ていただきました! ヨーヨー釣りの高い台は、ちょうど子ども達が立ったまま釣れる高さになり、 バギーやベビーカー以外の方にも参加しやすい様子でした。 うちわ作りでは、みんな思い思いのものを作り、帰り際に「ほら」と照れながらも完成したうちわを見せてくれたりと、楽しく参加されていました。 本当にたくさんの方に来ていただき、 私たちの活動にも興味を持っていただける方もあり、 とっても嬉しかったです。 ただ、私たちも初めての屋台で、 『どのお子さんにも楽しんで“参加” してもらいたい!』 という目的を達成するには、まだまだ反省点がたくさんあります。 1つのイベントへの取り組みではありますが、勉強になることがたくさんありました。 「障がいのあるなしに関わらず、子育てしやすいまちづくりに貢献すること」を達成するために、 今回の反省点を、今後の様々な活動にも活かしていきたいと思います。