当プロジェクトをご覧になって頂き、ありがとうございます。
私はフリースクールSTART代表の林 雄介と申します。
私は12年前に「コーチング」に出会い、関わった人たちは大きな変化を遂げていきました。
〜コーチングとは?〜
「コーチング」という言葉自体は現在では知っている人も多いのではないでしょうか?
私がコーチングを学び始めた12~13年前は「コーチング」という言葉も聞いたことがないという方が殆どという時期で、私自身も当時は全くの手探り状態で、色々試しながら進んできました。
普段活動している中で、「コーチング」を知っている人にお会いする機会が結構ありますが、「コーチング」に対しての評価は様々で、良い印象を持っている方もいれば、悪い印象を持っている方もいるのが現状です。
勿論私自身はコーチングでの強烈な変化を沢山見てきているので、素晴らしいものだと思っていますので、この素晴らしさを多くの人に体感してもらいたいと思い、日々セミナーや個別面談を行っています。
現在までの個別面談実績は1000名を超え、学力向上・不登校対応・学校部活動メンタルサポートなどで数々の成果をあげています。
今までの事例として代表的なものは、
・学力向上の為に月1回でメンタル指導を受けに来ていた子が、ちょうど1年後に学年トップに。(中学2年男子)
・個別面談を行った後に自身で学習方法を工夫し、学年トップになる。(高校1年男子)
・不登校で小学校3年生からほとんど学校に行っておらず、普段は家からも出なかった少年はたった1回の面談で、アルバイトを始め、現在も継続している。(19歳男性)
・学校での友達関係がいやで、不登校になってしまったが、面談を2回行い現在は普通に学校に通っている(高校2年女子)
・1学期の途中から不登校になり、夏休み中に家族全員で訪問してきたが、1回の面談で学校に通えるようになった。(中学3年男子)
2005年に中学校部活動のコーチを始めたことを機に、もっと子供たちの成長に関わりたいという想いが強くなり、学習塾を立ち上げました。
この学習塾ではただ勉強を教えるだけではなく、相手の中にある能力を引き出す『コーチング』を取り入れ、子供たちの驚くような成長を目の当たりにしてきました。
最近は脳と心の仕組みを「教育」に取り入れ、保護者や親子向けのセミナーも開催しています。
こうした子どもたちの成長を、コーチングを取り入れた学習塾でサポートさせてもらってきたことで、私が確信を持った事実があります。
これからの教育に必要な「メンタル」の指導
*親子向けセミナーの様子
今まで1000名を超える子供やその保護者と接してきた経験から、今後の教育にはメンタルの指導が重要になってくると強く感じています。
本来、人の能力にはさほど差がないと言われています。
しかし、学校や部活動で同じ時間、同じ内容の授業を受けているにも拘らず、結果には大きな違いが出ているのが現状です。
これを能力の差や持って生まれたものだと片付けるのは簡単ですが、何が起因してその様な結果になっているかというと、その子の今までの経験からくる「自分らしさ」というメンタルが大きく影響しています。
こちらは私のセミナー動画です。(約17分)
興味のある方はご覧ください。子供の能力とやる気について、分かりやすく説明しています。
私たちフリースクールSTARTでは全ての人が、自身の本来持つ能力を認識し、もっと素晴らしい世界を創造できるようなサポートを目指しています。
子供たちはもちろん、保護者や学校の先生、塾の先生までも巻き込んで今後の教育を考えていきたいと思います。
”民家の甲子園”とは?
「民家の甲子園」と聞いても、どんな物なのかはイメージがつきにくいと思いますので、簡単に説明させて頂きます。
全国の高等学校(学校単位)に在籍する高校生(専門学校の生徒、職業能力開発校の訓練生も含む)を対象にして行われる、被写体を民家や町並みに限定した写真コンテストで、正式名称は「「民家の甲子園」全国高等学校対抗民家町並みフォトコンテスト」。
以下は石川県大会のルールです。
■参加資格
・1チーム3名以上5名まで
・1校につき2チームまでの出場が可能
・参加1チームの作品の写真は5枚組
・5点のうち1点はその年のテーマに沿った作品(今年のテーマは「巡」)
■コンテスト内容
審査基準は一般的な写真コンテストとは異なり、
・写真とPR文(配点50点)
・プレゼンテーション(配点50点)
の合計100点で審査されます。
■プレゼンルール
プレゼンの発表順は受付時に抽選で決め、発表の制限時間は4分30秒以上5分以内です。
(少なくてもオーバーしても減点対象となります)
発表は選手1人以上5人以内としていますが、発表者が1人の場合はチームワークの評価で減点対象となります。また、発表の際のスライド切り替えは参加チーム側で行います。
この様に、この「民家の甲子園」は単なる写真のコンテストではなく、文章構成力やプレゼン能力、表現力などが問われる、多くの教育要素を含んだ大会です。
ふるさと学習で高校生の成長を応援する
学校教育における部活動の中で、一般的に脚光を浴びているのは運動部や吹奏楽部など、年間を通して多くの大会が開催されているものであることは言うまでもないと思います。
学校には写真部や放送部、演劇部などの多くの部活動が存在しています。
そこには多くの学びがあるはずなのですが、在籍している生徒たちはその学びに気づいていないことが多いと感じています。
そして、学びに気づかない理由は、活動の目的が見えにくいという事ではないでしょうか。
この「民家の甲子園」では、学校のある地元の良さを写真とプレゼンテーションによって伝える大会で、写真を取る技術は勿論ですが、プレゼンテーションやスライドの作成による
・表現力
・IT技術
・コミュニケーション力
・協調性
などが問われ、様々な教育要素を含んだ内容になっています。
故郷を再確認し、自分たちの生まれ育った町に誇りを持ち、愛着を持ってもらう事を目的の一つとしている大会に多くの高校生に参加してもらい、ふるさと教育と自身の成長につなげてほしいと思っています。
教育の要素が多く含まれた内容に感動した
2年前に初めて「民家の甲子園」を拝見させて頂きましたが、そこには私の想像をはるかに上回る内容と感動がありました。
毎年のテーマに基き5枚の写真を使った学校対抗のフォトコンテストなのですが、3名から5名のチーム戦となります。
ただ写真の評価をするのではなく、採点は作品のプレゼンテーションも含まれ、作品構成やプレゼンテーションスライドの完成度、表現力、コミュニケーション力、協調性などが求められ、多くの教育要素が含まれた内容となっています。
これからの社会を生き抜くための要素がふんだんに含まれた内容に感動し、大会を拝見させて頂きついつい涙してしまいました。
今回石川県大会を8年間主催してきた方が、主催を退くという事で私が後任を任されることになりました。
前任者の熱意や行動力が素晴らしく、多くの自己資金も投入してきたのは誰が見ても明確ですが、同じことをやろうとしてもハードルが高すぎます。
しかし、この大会は高校生たちにとって必要なものであると確信していますし、前任者の想いも引き継いでいますので、出来る限りのことをしたいと思っています。
全国大会の予選を兼ねた県大会
今回、みなさんに支援をお願いして開催したいのは民家の甲子園の石川県大会です。
今年度の全国大会は香川県で8月8日開催となりますが、その予選会も兼ねた大会となります。
石川県大会の開催場所は昨年度は能美市、一昨年度は七尾市での開催でしたが、今年度は「かほく市」での開催を予定しています。
能登里山海道沿いで石川県の中心ですので、奥能登から南加賀までの多くの学校がアクセスしやすい場所だと思います。
昨年度より県内の高校を何校か巡り、今年度開催の案内をしてきました。
5月14日に行われる高等学校の校長会にて今年度の開催を案内し、再度参加を募るために各学校を訪問します。
この大会は文科省と全国高等学校文化連盟、かほく市、かほく市教育委員会の後援は頂いていますが、石川県教育委員会、石川県高等学校文化連盟などにも出向き、応援してもらえるように進めていきます。
石川県大会は7月8日(日)を予定しています。
また、この大会を地域の方々にもご覧いただきたいので、大会の広報にも力を入れていきたいと思っています。
支援金の使い道
・ パンフレット作製費(制作~印刷・製本)約500部 25万円程度
・作品ポスター制作費 A1ポスター約20部 2万円程度
・会場設営費 5万円程度
・表彰関係備品 5万円程度
・民家の甲子園登録費 5万円
今後の実行スケジュール
・大会日程調整、会場確保(5月)
・石川県高等学校長会にてご案内(5月14日)
・参加校の募集(訪問等)(5月中旬~6月中旬)
・パンフレット作成(6月中旬~6月下旬)
・来賓、審査員の選定、確保(6月中)
・参加校決定→作品ポスター作成(6月中旬)
・会場準備→開催(7月初旬)
民家の甲子園を通して子どもたちに手に入れてほしいのは「未来を創造する力」
私が普段学校や塾などで子供たちと関わっている中で感じるのは、全ての行動が指示待ちで、どこに向かっているのかを認識していないという点です。
本来、自分の進む未来は自分でイメージし、そこに到達するための行動をそれぞれが取っていくですが、多くの場合他人に用意された、イメージしにくい未来に向かってやらされている様な感じを受けています。
時間の流れでいうと、
過去→→現在→→未来
という風に流れている感じです。しかし、本来時間の流れは、
未来→→現在→→過去
という順で流れているはずなのです。
実はこの「民家の甲子園」は、時間の流れを学べる大会となっているのです。
毎年のテーマ(今年は「巡」)に沿った写真を撮影するのですが、最終プレゼンのイメージを持って、撮影から制作を行う事で、どのような構成にすればよいか、どんな写真が必要なのかが自ずと見えるようになってきます。
まず未来を決めて、現在の行動をすすめる。そしてそれらが過去に流れていくという感じでしょうか。
これが過去から未来への時間の流れだと、
とりあえず写真撮影をする→テーマに合った写真を選定する→写真に合ったコメントを考える
という感じで進んでいく事になり、写真単体では良い作品があるかもしれませんが、全体構成のバランスがとりにくく、総合的に完成度が低くなってしまいます。
この様な「未来を自身で創造する」という教育は、学校の授業では中々身につかないと感じています。他人に決められた年間の学習範囲を、決められた期間で進めていく事が必要ですし、学習進度も自分で調整することが難しいからです。
これは、学校の授業が駄目だと言っているのではなく、現在の学校教育の中でも、「未来を創造する力」を養う場を提供できるという事を皆さんにも知っていただきたいのです。
どの世界でも一緒なのですが、今ある環境を否定して、「だから出来ない」と言う所に行き着くのではなく、「こうすれば出来る」という思考で物事を進めていきたいと考えています。
「民家の甲子園」では、未来を創造する力を養う事を目的の一つに掲げ、高等学校教育の文化となるような大会を目指しています。
しかし、この大会はまだまだ成長途上の、歴史の浅い大会ですし、この大会の事を知っている人は殆どいないと認識しています。
私はこの大会を通して、高等学校と地域の繋がり、そして自身の未来と地域の未来をみんなが一緒に考えるキッカケを与えたいと思っています。
その為にも、この大会の存在や価値を少しでも多くの人と共有し、ほんの少しでも良いので、高校生たちの成長に関わったという意識を感じて頂く事を願っています。
皆様のほんの少しの気持ちが、未来を創る高校生たちの成長に与える影響は絶大です。ぜひ応援を宜しくお願いします!
● お問い合わせ先
フリースクールSTART 林 雄介
携帯:090‐6811‐6510
メール:touya-coach@i.softbank.jp