今までにない”晩茶”と”ゆこう”のコラボレーション!!

こんにちは!今回上勝町に2月~3月の間インターンシップでいろどり晩茶生産組合さんの方にお世話になっている、星野拓也と申します。
上勝町は「葉っぱビジネス」と呼ばれる料亭などに出すつまものを生産・販売する事業が有名ですが、他にも特産品として阿波晩茶、ゆこう、しいたけなどの特産品もあります。

私たちいろどり晩茶生産組合では、この阿波晩茶を生産している方から商品を買い取り、加工・販売を行っております。そこで、今回はこの晩茶を軸に、なにか新しい商品開発ということで、ゆこうと晩茶を混ぜた「ゆこう晩茶」という商品を作ろうと考えました。晩茶もゆこうも上勝町内でしかあまり認知がされておらず、是非日本全国のみなさんに知ってもらいたい!という思いのもと、開発を進めております。
簡潔にいうと、晩茶の特徴である酸味、そしてゆこうの柑橘特有の香りを混ぜたものという形になりますが、「飲み方の提供」ということで、何かご家庭で牛乳やはちみつ、ヨーグルトを混ぜていただければ、より一層おいしくなる商品が提供できれば、と考えております。
晩茶の糖尿病予防効果、ゆこうの香り… いいことづくめ!!

徳島県上勝町で広く愛飲されている晩茶と、上勝町が全国生産量の半分を占めていて、主に酢の代用品、といった形で使用されているゆこう。そのどちらもが上勝オリジナルであり、その二つをうまくコラボさせた形、ゆこう晩茶という商品開発を行っています。晩茶特有の酸味とゆこうの柑橘特有の香り、その二つをうまく組み合わせたものを現在試作しているところです。さらに、今回は「飲み方の提供」ということで、飲み方のバリエーションを増やすという意味で、ご家庭で牛乳やはちみつ、ヨーグルトなどを手軽にいれていただけるような形のものにしようと考えています。
アピールポイントとしては、晩茶の糖尿病予防効果、血糖値の上昇を防ぐ効果に加え、ゆこうの香りを楽しむことができる、飲み方をそれぞれの家庭で簡単に工夫することができる、といったことがあります。
知らないからこそ飲んでみたい!! そんなお茶でありたい!

上勝町ではみんなが飲んでいる阿波晩茶と、簡単に手に入るゆこう。しかし、一歩上勝町外へ出て徳島市内へ行ってしまえば、晩茶とゆこうを知っている人は、グッと減ってしまっています。東京の青空市場に商品を出してみても、まず晩茶を知っている人がいない。酸味があって、香りも緑茶と異なっている、こんなにおいしい晩茶を飲んだことがないのはハッキリ言って人生損してる!と思っています。ゆこうに関しても、上勝町内では酢で絞ったり、お寿司の酢として使ったり、つけものとして利用されたり、様々な用途で使用されているにもかかわらず、徳島を出てみるとまずゆこうについて知っている人がいない。まず知ってもらうことが必要だと強く感じています。ゆこうも晩茶も、「他にはないもの」、つまり生産が上勝に限定されているため、希少価値も出てくるのではないかと考えています。
上勝町の、そして全国の過疎・高齢化地域を助けたい!!

上勝町全体における課題として、どの過疎・高齢化地域にもいえることですが、人口減少、高齢化率約50パーセントなどの問題をどうやって解決していくか、という課題、そして上勝町独自で晩茶やゆこうといったものを生産しているにもかかわらず、その知名度が全国はおろか徳島市内でもない、という課題があります。
上勝町全体として解決していくためには、上勝町の基盤ともいえる「葉っぱビジネス」を中心に、徳島市内を初めとして、そこから四国→全国とSNSなどのネットワーク活動から、実際に全国各地に赴いて、宣伝活動をして上勝町を認知してもらう、といった解決方法があると思っています。
このプロジェクトを実行することによって、上勝阿波晩茶とゆこうの販売拠点をさらに広げるきっかけにし、東京では青空市場にて晩茶の販売も行っていたり、飲食店での販売もしているので、まずはとにかく試飲をしてもらって、どんなものかを知ってもらう、という風に「知名度の上昇」といった解決方法のアプローチができると考えています。
上勝町の"阿波晩茶"と"ゆこう"、ぜひ味わってみませんか?

四国で一番小さな町、「徳島県・上勝町」。人口1700人ちょっとで高齢化率も50%を超えるいわゆる「限界集落」。そんな環境の中、脈々と受け継がれる「晩茶」と「ゆこう」、県外はもちろん県内でも知らない人も多い、幻の名品です。この二つの夢のコラボ商品をぜひ全国に広めたいと思っています!このプロジェクトを成功させて、上勝町をもっと盛り上げていきます!!
早く皆さんに飲んでもらいたい… 最速で商品化を行います!
2015年2月 商品開発
2015年3月8日(日)
徳島市内「あらたえの湯・田宮店」にて
「ゆこう晩茶」試飲会、サンプル提供
2015年3月 商品製造・シール製造
2015年4月 支援者に先行発送
2015年5月 商品化
集まった支援の用途とその内訳
制作個数100袋(10袋入り)
原材料費:2万円
包装資材費:3万円
加工賃:3万円
パッケージ製作費:2万円
販促活動費:1万円
合計 11万円
起案者情報
【団体名】いろどり晩茶生産組合
【代表者】百野 大地
【HP】http://www.irodori-bancha.com/
【facebook】https://www.facebook.com/Dutch100jp