2015/09/01 09:41
「ことのは」ってどんな話しなの? こんにちわ 「ことのはPROLECT」のユウコウです 皆様方のご支援に支えられ、91%まで達成しました!もうあと少しです こうして、たくさんのご支援を戴きながら、ふと気づくと「ことのは」ってどんなお話しなのか?そう思われてた方もいらっしゃったでしょうw そう、まだ「ことのは」の原文を紹介しておりませんでした! と、言う訳で遅ればせながら、ここでご掲載したいと思います 「ことのは」 ボクの胸の奥のほう・・・ ずっとずっと奥のほうにね おっきな おっきな 大きな木がすんでいるんだ みんなの胸の奥にもあるあの大きな木だよ その大きな木にはね 「ことのは」っていうきれいな みどりの葉っぱが たくさんたくさんしげっているんだ 季節がどんなにかわっても・・・ 時間がどれだけすぎてもね・・・ その葉っぱはぜったいに枯れたり散ったりしないんだよ ねっ!すごく不思議な葉っぱでしょ?! その葉っぱはね  ボクが だれかに何かを伝えたい時に  大きな木をはなれて ボクの口からとびだすんだ ひらひら ひらひら・・・ とんでいくんだ くるくる くるくる・・・ まるで踊っているみたいに ひらひら ひらひら  くるくる くるくる・・・ その飛んでいく葉っぱの上にはね ちいさなホトケさまがのっているんだよ ひらひら くるくる飛んでいる葉っぱ 一枚一枚に 小さな 小さな ホトケさまがのっているんだ あの子に「だいすき」っていうとき あの子に「ありがとう」っていったとき 葉っぱのホトケさまは笑ってる つられてボクも笑っちゃうんだ 飛んでいった葉っぱのホトケさまは  あの子の胸の奥にある  おっきな おっきな  大きな木に向かって飛んでいくんだよ そして今度はあの子の葉っぱにのって帰ってくる にこにこのホトケさまたちがね ボクの胸の奥の大きな木のところまで にこにこ にこにこ帰ってくるんだ だから、ボクの胸の奥の大きな木は にこにこのホトケさまでいっぱいになるんだ ホトケさまも ボクも あの子も  みんなみんな笑ってる にこにこ にこにこ・・・  にこにこ にこにこ・・・  でもね・・・ あの子が泣いてしまうことや あの子が怒ってしまうこと あの子をバカにすることを言ったとき・・・ 葉っぱのホトケさまはかなしい顔をしてる つられてボクも やっぱりかなしい しくしくのホトケさまたちがね  ボクの胸の奥の大きな木のところまで しくしく しくしく・・・帰ってくるんだ ボクの胸の奥の大きな木は  しくしくのホトケさまでいっぱいになる ホトケさまも ボクも あの子も みんなみんな泣いている しくしく しくしく・・・・ しくしく しくしく・・・ ボクの胸の奥のほう・・・ ずっとずっと奥のほう・・・ そこには「ことのは」っていう 葉っぱでいっぱいの おっきな おっきな  大きな木がすんでいる ほら!みんなの胸の奥にもあるでしょ? みんなの葉っぱの上のホトケさま しくしく しくしく 泣いている? にこにこ にこにこ 笑ってる? 「ことのは」にふれてみて さて、これが「ことのは」の原文です すごく感覚的で、説明がない詩なので、小さなお子さんにすると、理解するのが難しいかも知れません 大人でも、何度も読み返してジンワリと沁み込んでくるようなモノかも知れません しかし、「ことば」の響き、「音」の織り成すリズムにより〝ココロ〟で感じ取ってもらいたいです 〝ホトケさま〟って何なの?? ワタシがお坊さんであるからでしょうか・・・ 「ことのは」には登場するキャラクター?の中に〝ホトケさん〟が居らっしゃいます(笑) 皆さんは、〝仏さん〟と聞いて例のあの姿を想像されるでしょう もちろん、それで構わないのですが ワタシの中では、ここに登場する〝ホトケさま〟に拘る事はないと思っています このお話しの中で〝ホトケさま〟であったものも、何処かでは「神さま」であったり、また何処かではいつもアドバイスくれる「先生」であったり その人その人の、大切な人のイメージで読んで下されれば、より「ことのは」の世界に心酔出来ると思います