2015/10/19 13:13
こんにちは!
鳥取荒神神楽研究会です!
週末の活動レポートです。
10月もついに第三週です。
土曜日は米子市の別所選果場の開設75周年記念感謝祭で、お祝いの神楽を舞わせていただきました。
二十世紀梨と富有柿(ふゆうがき)は、この地域の特産品です。
最近は輝太郎柿(きたろうがき)という新しい品種も出ています。
お祝いの神楽は、とても喜んでいただくことができました。
夜は松江市に移動して、プラバホールで行われたNHK主催の神楽カレッジしまねに参加しました。
祈りの神楽、神と人が楽しむ神楽、人を楽しませる見せる神楽、島根県内の3種類の神楽舞がありました。
土江子ども神楽団、三葛神楽、隠岐島前神楽、大土地神楽、それぞれが特徴を持った素晴らしい神楽でした。
また神楽のお話として、伝統神楽の継承に必要な3つの力の話がありました。
ひとつは、神楽を舞う人たちの知識や技術を研鑽する力、つまり舞う側の努力です。
ふたつめに、それを支援する行政や地域の応援する力です。
そしてみっつめが、神楽を見る人たちの神楽を求める力です。
この神楽を見る人たちの力こそ、神楽を継承していく中で、もっとも重要だと話されました。
神楽を見て、理解して楽しみ、神楽を称えて招いてくれる地域の人たちの力が、神楽の継承にもっとも大きな力になるのだということでした。
わたしたち鳥取荒神神楽研究会は、まさにそういった「神楽を見る人を増やす」という活動に主体を置いています。
わたしたちの活動をきっかけとして、神楽に興味を持っていただいて、中国山地に残る伝統の荒神神楽を知ってもらいたいのです。
神楽は踊りではありません。
古代には人類が自然の驚異などおそるべきものを神と称えて祈り、中世から江戸時代には神職とともに集落のつながりを作る祭りとなり、明治期からは農村娯楽としての側面も付加された、太古よりつながる日本の文化です。
祈りであり、神事であり、神の顕現であり、神話伝承を伝える娯楽劇でもある神楽は、日本人の生き方や死生観を示唆しているとも言えます。
各地にそれぞれの素晴らしい神楽が伝わっていますし、まだまだわからないことだらけですが、研究し伝え広めていきたいと思いますので、みなさん応援よろしくお願いします!
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