2016/12/13 17:14

1.自己紹介

 私たちは鳥取の学生が将来を考えるきっかけを自分たちで創りだしていこうという想いの下、立ち上がった学生団体「Wake up Teenager in Tottori」(以下「WTT」)といいます。普段は【「鳥取イチ熱い会」にしたい】という、社会人と学生が同じ目線で共通のテーマについて語り合い、新しいものを生み出していくイベントを実施しています。

2.支援活動の経緯

 そんな中、鳥取県中部地震がおこりました。WTTの代表が東日本大震災の復興支援に関わっていたという経緯もあり、WTTとして何かできないかと動き始めました。

 まずは大学生ができることをしっかりと考え行動しようということで「地震被害への自分たちができる行動と支援を考える会議」を開催し、NPOの方・被災地域の方・県庁の方・そして鳥取大学で被災地支援活動に取り組み始めていた「鳥取発信復興支援プロジェクト(以後鳥プロと記述)」のメンバーなどに参加して頂くことができました。そして鳥取大学生として「募金をすること」と「体制を整えて現地ボランティアに週末に行くこと」を決めました。

3.現在の活動

 鳥プロが主体となり募金活動を毎週月曜と火曜に鳥取駅にて実施しています。WTTのメンバーも微力ながらお手伝いをしています。現地ボランティアに関しては、鳥取大学からのボランティア派遣はできるだけまとまろうということで、鳥プロが鳥取大学に申請して大学認可を得ることができたので、週末は「倉吉市災害ボランティアセンター」に鳥取大学生として足を運んでいます

 ボランティアの内容としては、住民の方々を訪問して何かお困りごとはないかを確認するニーズ調査や、ボランティアセンター内で発生する業務のお手伝いを主にしています。また、先日は、通路が土壁の崩壊により埋まってしまった民家の土砂撤去のお手伝いをしました。狭い場所のため業者にも断られたらしく、そういった方々のためにもボランティアは必須だと感じたので今後も継続して活動していこうと思います。

 また、自分たちが活動している中で多くの県外のNPOの方が協力して下さっていると知りました。県外の方が鳥取県のために汗を流している姿を見て、自分たちももっと頑張らないといけないなと思っています。

4.中部復興への想い

 東日本大震災や熊本地震などと比べると、鳥取中部地震の被害は小さいように思えてしまいます。最初は私たちもそうでした。しかし、現地に行ってみると多くの家が傾いたり瓦がなくなっていたりと、ある意味中途半端な被災をされています。

 そこが建て替えの支援を得られるか得られないかの微妙なところになってしまっていたりします。今後寒さも厳しくなる中で住民の方々の不安は計り知れないものだと思います。また、風評被害による観光業への影響は計り知れないものがあります。一刻も早く普通の生活を取り戻してもらえることを願うとともに、今後はWTTが中心となって鳥大生が中部の観光地をPRしていくような行動を起こしていこうと思っています。

 5.連絡先

[Wake up Teenager in Tottori]
WTTは社会人の方々と協力して事業を行う「伴走プロジェクト」を行っています。地域課題の解決や、大学生を巻き込んだイベントがしたいというご要望がありましたらご連絡ください。
・Address:wakeupteenager@gmail.com
・TEL:080-5639-6870 (WTT代表 西岡)
・Facebook:www.facebook.com/wakeupteenager