御礼!30万円に到達しました!
たくさんのご支援をありがとうございます!おかげさまで第二目標30万円に到達してチャレンジを終えることができました。誠にありがとうございます。支援団体の決定についてなど、詳しくは以下のレポートをご覧ください。
>>レポート「\大御礼!/震災復興のために全国からたくさんのご支援をいただきました!」(2017.01.01)
鳥取県中部地震。
10月21日14時07分に鳥取県中部で最大震度6弱の揺れを観測した地震から、1ヶ月が経過しました。
(震災後の倉吉市街地の様子)
幸いにも地震で亡くなられた方はいらっしゃいませんが、一部損壊も含めた住家被害は1万棟を超え、今でも多くの屋根にブルーシートがかかっている状況です。発災後まもなくして災害ボランティアセンター(VC)が立ち上がり、県内外から大変多くのボランティアの方々が駆けつけていただき、被害を受けた屋根のブルーシート張りや、屋内の片付け、倒れた墓石の整備など、様々な支援が行われました。
(地元高校生によるボランティア(提供:倉吉市災害VC))
今も復興支援が続いています!
発災当初から今に至るまで、日数の経過にともない被災地のニーズは移り変わりながらも、行政や前述の災害VCなどによる災害支援や被災者支援が続いています。その中で、今回ご支援をお願いしたいのは、鳥取県内外から駆けつけたNPO(※)による草の根の復興支援です。
※ここで「NPO」とは、法人格の有無に関係なく、現に市民活動(市民の自主的な参加による自発的な活動で、営利を目的としない公益性を有する活動)を行っている団体を指します。
(高齢者の戸別訪問を兼ねた移動販売活動(提供:くらよしカーゴマルシェ))
たとえば、災害支援の経験・ノウハウを活かして災害VC等の支援を行うNPO。給食センターが被害を受け、パンと牛乳だけの昼食をとるこどもたちに温かいものを食べさせたいという思いで炊き出しを実施しているNPO。買い物難民の高齢者の戸別訪問を兼ねた移動販売を行うNPO。
(猪鍋の炊き出し活動(提供:琴浦町地域おこし協力隊))
これらのNPOは「このまま放っておけない」「地域の助け合いで、元の生活を取り戻そう」など、それぞれの想いで今も活動しています。
そこで、我々「とっとり元気づくりプロジェクト中部チーム」は、鳥取県中部地震で被災地を支援するために動いているNPO等を支援をするため、このプロジェクトを立ち上げました。
私たち「とっとりの元気づくりプロジェクト中部チーム」のこと。
私たち「とっとりの元気づくりプロジェクト中部チーム」は、鳥取県中部圏域のNPO等が連携して、地域の中に地域づくりの担い手を増やし、地域外との交流・連携を進め、持続可能な地域へと発展させていくことを目指すネットワーク組織です。
(9月開催「地域づくり活動に共感し支える仲間・サポーターを増やすコツ」研修)
鳥取県、日本財団及び鳥取県のボランティア活動・地域づくり活動・NPO活動・協働を支援する公益財団法人とっとり県民活動活性化センター(愛称「てとり」)の支援を受けて、今年7月に結成しました。研修や試験的なイベント等を行い、ちょうど11月上旬に地元学生に地域の魅力を体験してもらうためのボランティアプログラムを控えた中で被災しました。
(11月に実施予定だった学生ボランティア受入プログラムのチラシ)
このプログラムは地震のため予定どおりには行えませんでした。延期という形で今後開催をしようと準備中ですが、まずは県内の状況をみて、今すべきこと、できることは何かを考え、行動することにしました。
復興支援に取り組むNPOを一緒に応援してください!
復興支援に取り組むNPOは、手弁当・持ち出しで活動している団体ばかりです。また、活動を優先しているため自力で資金を確保することには限界があります。
また、1つ1つのNPOができることは限られ、目に見えにくい活動もあります。でも、その少しずつでも地道な取組みこそが、今ここにある様々なニーズを捉えた必要な動きだと考え、私たちはそれらの活動に光を当て、サポートしていきたいと思っています。
(震災後、楽しみにする方々のため恒例行事を開催(提供:三八市実行委員会))
そこで、私たち「とっとりの元気づくりプロジェクト中部チーム」は全国各地でNPOの財源確保をサポートする取り組みを行っている一般社団法人日本地域福祉ファンドレイジングネットワークCOMMNETと協力し、この度の地震の復興支援に既に取り組んでいる、もしくはこれから取り組もうとするNPOに対して支援金という形で応援したいと思います。いただいた支援金の配分に当っては、関係機関の協力のもと決定し、FAAVO鳥取の「レポート」機能などを通じて、支援金の配分結果の公開や活動報告などの情報公開・情報発信に取り組んでまいります。
目標金額は、発災日である10月21日を忘れないために10,210円としました。しかしながら、NPOが1日活動する費用は、少なく見積もっても1万円は必要です。実際は、県外から駆けつけたNPOや複数名で活動するNPOなど、これ以上のコストがかかっています。
そこで、目標金額はあくまで第0(ゼロ)目標とし、
(1)第一目標10万円(10団体の1日分の活動への支援)
(2)第二目標30万円(10団体の3日分の活動への支援)
(3)第三目標50万円(10団体の5日分の活動への支援)
として、皆さまのご支援をお願いしたいと思います。
※上記の「10団体」は目安であり、支援金の配分先を10団体に限定するものではありません。
支援金を何倍もの効果につながる「生き金」に!
この復興支援プロジェクトは、NPOを支援するいわゆる「中間支援」と言われる取組ですが、復興支援に取り組むNPOの活動を通じて、少しでも早く地域住民の方々に今までの生活を取り戻すことが可能となります。
(中部チームの会議風景)
いただいた1円のご支援が、100円分や1万円分の効果を生み出す「生き金」となるような支援につながるよう、取り組んでまいります。
ご支援のほど、どうぞよろしくお願いします。
とっとりの元気づくりプロジェクト中部チーム
鳥取県中部圏域の地域づくり団体等が連携して中部圏域の強みを活かしたプロジェクトを行うことにより、中部圏域の地域課題の解決や地域活性化に資することを目的として結成されたネットワーク組織です。鳥取県、日本財団及び公益財団法人とっとり県民活動活性化センター(愛称「てとり」)の支援を受けて活動しています。
○ Email:tottori.mid#gmail.com(#を@に置き換えてお送りください)
○ TEL:0858-32-1987
○ WEBページ:http://www.pref.tottori.lg.jp/251844.htm
(鳥取県公式ホームページ「とりネット」内)
○ Facebook:https://www.facebook.com/tottorimid/
※上記電話番号については、スタッフが常駐していないためすぐに連絡がつかない場合がございます。まずは事前にメールにてご連絡ください。こちらから折り返しご連絡させていただきます。
【協力】一般社団法人日本地域福祉ファンドレイジングネットワークCOMMNET
良い活動をしているのにお金がなく、困っている方々へのサポートを諦めざるをえない状況となっている福祉団体やNPOが多い現状に対し、お金がないで諦めない福祉・NPO活動ができる人づくり、社会のしくみづくり、環境づくり等を行い、日本の福祉を変え、社会課題の解決のスピードを変えていく活動を行っている団体です。
○ Facebook:https://www.facebook.com/commnet.tokyo/
※本プロジェクトでは、FAAVOを運営する株式会社サーチフィールド及びFAAVO鳥取を共同運営する公益財団法人とっとり県民活動活性化センターは、普段、プロジェクトが達成した場合に徴収させて頂きます手数料10%を差引かず、本活動に支援します。
最新の活動報告
もっと見る\大御礼!/震災復興のために全国からたくさんのご支援をいただきました!
2017/01/01 13:07全国からたくさんのご支援をありがとうございました! 10月21日14時07分に鳥取県中部で最大震度6弱の揺れを観測した地震から1ヶ月が経過した11月21日にチャレンジを開始したこのクラウドファンディングは、おかげさまで、昨日までに50名(※)の方から335,000円ものご支援をいただき、チャレンジを締めくくることができました。誠にありがとうございました。※実際には募金を通じて全国からさらにたくさんの方々にご支援いただいています。ありがとうございます。 個別にご紹介しきれなかった復興支援の数々。 このクラウドファンディングの「レポート」を通じて、復興支援の取り組みをご紹介してきましたが、紹介しきれなかったたくさんの取り組みがありましたので、ここで一挙にご紹介します。 とっとり震災支援連絡協議会さん(http://tottori-shien.org/)特定非営利活動法人こども未来ネットワークさん(http://kodomomirai.kirara.st/)こども食堂とみんなの居場所 ほっとここさん(https://faavo.jp/tottori/project/1717) 支援団体の決定について。 クラウドファンディングでお預かりした支援金は、関係機関の協力のもと、1月に審査会を開催し、支援団体及び支援額を決定する予定としています。結果は、「レポート」機能等を通じて公表します。また、支援金の贈呈式は、2月に予定されている私たちのチームの主催イベントの中で執り行なう予定としています。 1月14日(土)は「とっとり元気フェス」にお越しください! 私たちのチームは、1月14日(土)に湯梨浜町のハワイアロハホールにて開催される地域づくりの一大イベント「響かせようトットリズムとっとり元気フェス」にてカフェ&ネットラジオで出展してイベントを盛り上げます!ぜひ会場にお越しください。 また、1月・2月は、震災の影響でやむなく延期となっていた私たちのチームの主催イベントを開催する予定としています。詳細は私たちのチームのFacebookなどで随時お知らせしてまいります。どうぞご期待ください。 覚えていますか?6年前の年末年始の豪雪のこと。 (出典:鳥取県公式サイト「とりネット」) ちょうど6年前の鳥取県は、2010年大晦日から元日にかけて県西部を中心に記録的な豪雪に襲われ、国道9号の琴浦町から大山町にかけての約20キロメートルの区間で約1千台の車が立ち往生する大渋滞が発生。他にも漁船への被害、マツ林への被害など影響は多方面に及びました。 この国道9号大渋滞の際に、年末年始に車中泊を余儀なくされたドライバーの方々ために、周辺の事業者がトイレや食料、避難場所を提供されたり、沿道住民の皆さんがおにぎりを握って配ったりして支援しました。また、Twitterを活用して除雪の進み具合、沿道の支援、救援情報などが「#sanin_snow」というハッシュタグのもとで提供・共有されました。 昔も今も変わらずいざという時に「放っておけない」と草の根レベルで助け合える土壌は、私たちが未来に向けて受け継いでいきたい地域資源だと思います。 これからが本番です! クラウドファンディングのチャレンジは終了しましたが、復興支援NPO応援プロジェクトはこれからが本番です。復興支援に取り組むNPOの活動を通じて、少しでも早く地域住民の方々が今までの生活を取り戻すことができるよう、お預かりしたご支援が100倍、1万倍の効果を生み出す「生き金」となるような支援につながるよう取り組んでまいります。 これからも私たちのチーム及び鳥取県中部地震の復興支援に取り組むNPOへの応援をどうぞよろしくお願いします!ありがとうございます! 2017年元日とっとりの元気づくりプロジェクト中部チーム 一同 もっと見る
いま、被災により困っている住民をどう支えていくか?
2016/12/30 22:1510月21日の鳥取県中部を震源とした地震が起こった日。倉吉市内に住む日野ボランティア・ネットワークのメンバー1人は、自宅や自分が暮らす地域の状況確認などをしたのち、その夜には倉吉市社会福祉協議会に入って、支援など災害対応を一緒に取り組み始めました。 翌22日には災害ボランティアセンターを開設することが決まり、昼ごろには日野ボランティア・ネットワークの他のメンバーも倉吉で合流。その場にはコミサポひろしま、ひろしまNPOセンターなど、2014年広島土砂災害などで支援活動の経験がある方々が駆けつけていました。近隣県での災害に、被災状況を見て支援活動の必要性を確認するためでした。倉吉市災害ボランティアセンター開設準備中の上灘公民館で、倉吉市のほか北栄町、湯梨浜町、三朝町などの被害状況について情報交換をしました。 そうこうするうちに倉吉市災害ボランティアセンターの初動を共に相談。災害ボランティアセンターを中心となって運営する社会福祉協議会でも、被災により困っている住民の声にできるだけ応えていこうという方向性が確認されていました。 地震で家の中の片付けなど、生活するための場の確保が必要ではないか。在宅で生活する方は?避難所は?高齢者の方だけでなく、障がい者、子どもは?誰がどんなことに困っているか?そんな話をしながら開設準備を進める中で、被害の特徴として、家屋倒壊は少ないものの屋根の被害が大きく、被災された住民の方の要望も、当初は「まずは雨漏りを防ぐために屋根にブルーシートを張ってほしい」ということに集中していることがわかってきました。 当初、倉吉市の災害対策本部では、屋根のシート張りは消防団・自衛隊・県職員によるボランティア隊で行い、その他のボランティアで行う考えはないということでしたが、被害の規模を見ても、また住民が今困っていることを考えても、ボランティアセンターでも対応する体制を作る必要性を感じていました。そのための体制づくりやノウハウの共有などができたのも、現場リーダーや現場コーディネートを担ってくれた、広島や熊本などの被災地で経験を積んだコミサポひろしまやひろしまNPOセンターの皆さんとともに、相談しながら進めることができたからです。 一方で、被害は屋根瓦だけではなく、壁が落ちたり、家の中の家具が倒れたり食器が落ちて壊れたりしている世帯も多くありました。家族や親せきなどの助けを得て片付けなどが進められてはいましたが、高齢者世帯などで十分に片付けが進まなくても、「品が悪い」と身内以外の方が家に入ることに抵抗を感じる方も多くいることがわかってきました。 また、被災によって誰もが困難な状況に置かれていますが、高齢者や障がい者の方など「要配慮者」と言われる方やふだんから課題を抱えている方がさらに被災で様々に困っていることもわかってきました。 そこで屋根のシート張りの作業をしながら家屋内の片付けもお手伝いしましょうかと声をかけたり、地震から1週間経った頃からは、被害が大きかった地域を中心に訪問してボランティアが片付けのお手伝いをしますよと声かけをしたり、福祉(社会福祉士会、介護福祉士会、包括支援センターなど)や医療(鳥取看護大学、鳥取大学など)の専門職の方、ボランティアがチームを組んで、民生委員さんが気にかけておられる方などを訪問したり、といったことをしてきました。 日野ボランティア・ネットワークとしては、地元の倉吉市社会福祉協議会や鳥取県社会福祉協議会などの方々と相談しながら、こうした手立てをとるための計画やその実行を支援したり、各地の災害被災地やふだんの取り組み支援などでご縁のあった県内外各地のNPOや社会福祉協議会、各種組織の方々と連携して協力いただけるようなつなぎ役をしてきています。 倉吉市災害ボランティアセンターは年末に2度目の移転をし、2017年は新たな拠点で活動を開始します。被災された方々が落ち着いた暮らしを取り戻すためには、まだ時間が必要です。 倉吉市、そして中部の他町も含めて、住民の皆さん、そして地域が立ち直っていけるよう、これからも地元での取り組みを支えていきたいと考えています。 日野ボランティア・ネットワークhttp://www.infosakyu.ne.jp/hinovc/http://www.hinovnet.org/(鳥取県西部地震展示交流センター) コミサポひろしまhttp://comsup.saloon.jp 特定非営利活動法人ひろしまNPOセンターhttp://npoc.or.jp 倉吉市社会福祉協議会(倉吉市災害ボランティアセンター)http://www.kurayoshishakyo.com/https://www.facebook.com/kurayoshishakyo/ もっと見る
【活動の現場から3】移動式チャレンジショップ~新たなコミュニティづくり~
2016/12/28 08:58くらよしカーゴマルシェのこと。 2016 年9 月より、倉吉市の市街地(高齢化率40%) の町中で移動式チャレンジショップ「カーゴマルシェ(=三輪自転車)」に新鮮で安心な野菜や米、生花を積み、移動しながら直接販売をしています。スタートして2ヶ月 お客様とも少しずつ信頼関係や新たなコミュニティーが出来てきました。 大きく被災した倉吉市街地 ところが10月21日の鳥取県中部地震で市街地でも多くの家屋や店舗が被災しました。普段活動している倉吉市の明倫地区や成徳地区も大きく被災しました。カーゴマルシェのスタッフは若者や移住者です。彼らが販売より優先したことは震災によるお客様の安否でした。特にお年寄りです。そこで帽子からヘルメットに替え安否確認とお見舞いの声かけにそれぞれ担当の地区を回りました。 一人暮らしの高齢者のお宅では戸が落ちそうな家があり、釘と金づちで応急対策をしました。ある時は重たい物を移動したり、家の片づけも手伝いました。安否確認に行くと「よう来てごしなったな~、あんたらこそ気をつけないよ。ありがとうな~」と言われ、逆に励まされたり、心配してくれたりで嬉しく思いました。 復興をまずはご近所から 最近は余震も少なくなりましたが、まだまだ家の中の片づけや修復には時間がかかりそうです。これからも私たちは安心で新鮮な野菜をお届けするだけでなく、寄り添う心と笑顔も届けようと思います。倉吉市の復興をまずはご近所から始めたいと思います。 【リアルマック】 〒682-0814 鳥取県倉吉市米田町883メール:info@realmac.jp電話: 080-3875-1741( 福井)カーゴマルシェ https://cargomarche.wordpress.com/リアルマック https://realmac.jimdo.com/ もっと見る