2018/10/19 09:01

こんにちは!

ずっとこれ需要あるのか、、、?と思ってたのですがここ数日で

「レポート読んでるよ!楽しみにしてるよ!」とお声をたくさん頂いたので

自己嫌疑に負けず最後まで更新して行きたいと思います。

 

トップ画像はマグリットの作品です。

今回のファンディングサイトに載せてるトップ画像、

 

 

実はマグリットの絵からインスピレーションを得ています、というプチ情報、どうでもいいですか?w

 

今回は製作のきっかけに続けて短編映画の内容とその背景についてお話させて頂きたいと思います。

改めてあらすじを再掲させて頂くと、、

 

「あらすじ」

子供の頃から夢の中で夢と気づき、夢をコントロールすることができた「僕」は最近、夢の中に頻繁に現れる不思議な女の子の存在に夢中になっていた。日常生活そっちのけで彼女と会話をしたいと願い続ける「僕」。そしてある日ついに彼女との対面・会話を果たすが、、、、

 

ほう、、、なるほど、夢をコントロールできるんか、すごいですねこの人。

 

明晰夢、夢と現実

 

夢の中で夢と気づくことを「明晰夢」と言います。普段私たちは夢を見ている時、それが夢だとは気づかずに現実だと思い込んで体験しますよね?だからこそ怖い夢を見たときなんかは、がばっ!と起き上がって汗びっしょりになります。が「なんだ〜夢か〜、、、良かった、、」と起きてから夢だと気づきますよね。夢ってのはなんであんなに辻褄の合わない展開が続くのに、起きてからじゃないと気づかないんでしょうか。

 

この主人公は幼い頃から明晰夢をよく見る人間です。実は私もたまに明晰夢を見ます。

そう、この映画は私の実体験もヒントとして取り入れ構想しました。

 

あ、こいつ頭おかしいと思いましたか?w でも明晰夢が見れる人って結構いるんですよ。

という必死のフォロー、、、。

 

夢と気付いた時、面白いことが起きます。夢の中で遊べるんです。

ちょうど最近もありまして、夢と気付いた時に私がやってみたのは、

目の前の壁を触る、ということです。なんだそれ、と思うかもしれませんが、

普段私たちがふわふわ見ている夢がものすごくリアルなことが体験できます。

壁を触っている指先の感覚が、現実の時となんら変わらないんです。全く一緒。

夢の中では自分を殴っても痛くない、なんて言いいますが、あれは嘘で、感覚がおぼろげなだけです。

集中して夢を体験した時、その体験は現実となんら変わりません。

 

これって不思議じゃないですか?明晰夢を体験したことがある人にとって、

夢か現実かの違いは、「連続しているかいないか」だけの違いです。

夢はその場限りのストーリーですが、現実は毎日続きます。だから私たちは現実だと認識します。

 

夢の中ではあんなに自由なのに、現実は物凄く制限がある。

夢の中ではあんなに楽しいのに( 怖い夢もありますが、、、)、現実は辛い。

毎日続く現実からはいつも逃げられない。

 

私は、この作品を通して、

現実を、もっと夢の中の自由な主人公のように軽い気持ちで体験してみてもいいのでは?と問いかけたいのです。

 

喜劇王チャールズ・チャップリンの言葉に、こんなものがあります。

 

 

Life is a tragedy when seen in close-up, but a comedy in long-shot.

(人生はクローズアップで見れば悲劇だが、ロングショットで見れば喜劇だ。)

落ち込むことがあると本当に辛いですよね、でも目の前の現実からは逃げられない。

でも何年も経ってから振り返るとただの笑い話になったりする。

誰でも分かっていることだけど、こういう視点をもっと意識して生活するとすごく気持ちが楽になります。

 

また私は、運が良いとか悪いとか、環境が良い悪いとかよりも、まず態度が大事だと思っています。姿勢とも言い換えられるかもしれません。

 

どんなに不幸に思えることがあっても、もっとも大事なのは、行動あるいは努力でもなく、まず物事に対する自分の態度だと思います。

例えば、3.11の頃、私はニュースを見ていてこんな体験をしました。

 

ある人は避難施設にいる人で、

「政府は何もやってくれない、物資も届かない」

と嘆いてました。

 

他のある人も同様に避難施設にいる人で、

「金も家もなくなったけど、元気な体があります!これで十分!わははは!」

と元気ハツラツでした。

 

後者の方の方が高齢だったと思います。

 

同じことを経験をしてもその物事に対する態度が変われば、きっと行動も変わるはず。元気ハツラツな方はきっと今バリバリとまた立て直しに向けて動いていると思います。

 

目の前の現実にとらわれてネガティブなところばかり見ていると何もできません。

でも現実を一歩引いて見る、どうせ覚める夢だと思って軽い気持ちで見てみると、何か変わるかもしれません。

 

私はそうしています。遊んで不真面目に生きろ、ということを言いたいのではありません。

見方を変えてみよう!ということです。

 

夢も現実も体験の本質は同じだと思っています。

だから夢だから、現実だから、ということではなく、どちらも楽しんで生きてみたらいいんじゃないでしょうか。

 

夢と夢

 

夜中見る夢も夢、人生で叶えたい夢も夢、どちらも同じ夢ですよね。

英語でも「dream」。なんかこれ不思議じゃないですか、改めて。偶然なんでしょうか。

 

どちらも現実でない、という意味では同じでしょう。

言い方によってはどちらも本物じゃない。嘘っぱち。ああ悲しい。

夢を追うってなんか現実じゃないことに足突っ込んでる感ありますよね。

 

でもそうなんでしょうか?どちらの夢も、別に異次元の話じゃないと思います。

当たり前に叶うもの、というか現実と変わりない、という意識で捉えると人生も変わるんじゃないでしょうか。

引用ばかりで恐縮ですが大人気漫画 ONE PIECE 作者の尾田栄一郎が扉絵で言っていたある言葉がすごく印象に残っています。

 

 

夢は叶うと思っている人は夢が叶う現実を生きていくし、

夢なんて叶わないと思っている人は夢なんて叶わない現実を生きていく

 

みたいな、印象に残ってるとか言って正確な文章忘れましたw 誰か教えてくださいw

でも確かにそうだなと。これも自分の態度(正確には持ってる観念?)次第で現実やその捉え方が変わる、ということでしょうか。

 

夢は現実と正反対なもの、と思っているとそれは遠い絵空事のように思えてきますが、

夢と現実なんて区別をつけなくていいんじゃないでしょうか?

「夢」と切り離してしまうとどんどん離れていってしまう気がして、、、、

 

今回作っている映画は以上のような思いを込めています。

自分でもだいぶ変わった映画だと思いながら作ってますが、そのような背景や思いが少しでも伝われば幸いです。

 

そして、完成させるためにもご支援ご協力のほど何卒宜しくお願い致します!!!

残り5日です!!!!

 

 

 

(また要望をというか強制命令をいただいたのでこれを最後に、、、

 鳥取はもとより東京でも浮きまくっていた花柄のアロハシャツ、、、

 でもるうこさんいるからここではなんか中和されてるかも、、、そして黒いなあ、、、)