2018/10/20 06:04

ハロー!ロサンゼルスからこんにちは!

今日は作品内容にも関わる、世界の在り方について紹介したいと思います。

 

今回の短編映画の内容ですが、どんなプロジェクト?のところに説明しているように

 主人公が夢の中で出会う女の子をきっかけに夢と現実の間を行き来し、次第にその境目が失われていきます。どっちが現実で、どっちが夢かだんだんわからなくなるわけです。

 

あ、今思い出しました!私が今作品について影響を受けた別の作品を!w(すいません突然、、)

紹介させてください!それは

 

 

ドラえもん のび太と夢幻三剣士

 

 

 

わーい!いやーこれ好きすぎます。

子供ながらに不思議な話だなーと魅せられ、なんども繰り返し見ました。

 

Wikipedia先生から引用させて頂くと、あらすじは

夢の中で良い思いをしたのび太は夢と現実の落差を嘆き、せめて夢の中で良い格好をしたいとドラえもんに懇願する。一度は「もっと現実の世界で頑張らないと駄目だよ!」と怒られるも、最終的には自分の好きな夢を見られるひみつ道具「気ままに夢見る機」を出してもらう。その翌日、奇妙な老人が現れ「あなたはもっとすごい力が手に入る。ただし、『夢幻三剣士』の世界でのことだが」と言い残し去っていく。

 

のび太が夢の中で活躍するファンタジーですが、私が当時衝撃を受けたポイントがあります。

この話では、あるスイッチを押すことで途中から現実と夢が入れ替わるのです。ファンタジーの世界が現実になり、いつもの現実世界が夢になる。あるとき、お母さんが寝ているのび太を起こすんですが、彼は自分の部屋で起きた瞬間「なんだぁ〜夢か〜夢なんか見てる場合じゃない〜」とかなんとか言ってまた居眠りを初めて(のび太寝るのほんと得意ですよね)ファンタジーの世界へと戻って行きます。のび太の部屋も夢っぽくボヤッとしてます。そしてその辺りから時間配分もファンタジーの方が多くなって行きます。完全に夢と現実が逆転します。

 

その発想に、藤子不二雄あんたすごい!と子供ながらに上から目線で思いましたw

 

もしかしたら

夢の中の世界もどこかに実際に存在していたりして、、

 

 

世界はひとつではない

 

前置きが長くなりました、、、

パラレルワールド、という言葉は皆さん聞いたことあると思います。

自分が住んでる世界と並行して、同時に別次元に世界が存在している、ということです。

SFでもよくありますよね。物理学でも出てくる話です。

なんでこういう考えが出てくるんだ、というところですが、

物理学上の問題や観測内容(量子力学など、矛盾や謎が多い)を上手く説明するために、世界はこんな風になってるんじゃないか、とか宇宙はこうなってるんじゃない?、という仮説の一つとして出てきます。

 

物理的にこうなってないと説明つかないよね〜的な。

観測内容的に、これを説明するとしたらパラレルワールドってものがあれば辻褄合うんじゃない?

 

 

 

と言う感じですね。

実際にそれが正しいかどうかは別として、こうだったら矛盾は解決できるよね、観測結果に合ってるようね、と言う形で提唱されたり、支持されたり、あるいは他の観測結果や理論から否定されたりします。

 

 

 

エヴェレットの多世界解釈

 

と言う解釈があります。私はこれが好きですw

他のレポートで言及した物理学者のデヴィッド・ドイッチュさんも支持者です。

 

どんな世界観かというと、今この瞬間も常に無数の世界が同時に存在していて、少し先の未来も無数のバージョンが存在しており、私たちはその中の一つを選んで(あるいはなんらかの条件や偶然?で一つに決まって)世界を選びとって進んでいくということです。

 

いろんな未来の可能性がある、ということではなくて、常に無数の種類の未来が実際に今存在している、ということです。そして今この瞬間も色んなバージョンの自分が存在している、ということです。

 

ちょっと面白くないですか?気持ち悪い?

 

 

 

トップ画像で紹介したのは「Mr.Nobdy」という映画でして、この映画、多世界解釈とは少し異なるんですが、でも似た世界観を上手く映像化しています。すごく不思議で面白い映画なので良かったらこの週末で是非観てみてください。

 

 

(今気づきましたが、IF YOU NEVER MAKE A CHOICE, ANYTHING IS POSSIBLE ですって。やっぱり多世界解釈に通じます。)

 

夢と可能性と未来世界

 

前回の話に続きますが、この理論に従えば、私たちの未来は可能性がたくさんあるわけではなくて、実際に、既に、無数に存在しているということです。

全く同じ人物が、絵描きとして成功した未来、失敗した未来、起業家として成功した未来、挫折して失敗した未来、素敵な人と結婚した未来、最悪な人と結婚してソッコー離婚した未来。

これが今同時に存在しています。つまりもし皆さんが抱いている夢があるとしたら、それは単なる可能性としての夢ではなく、実際に未来に存在しているわけです。そして今の皆さんがそれに実際に繋がっています。

 

そう考えるとなんでもやれる、なれる気がしてきませんか?

Your choiceが実際に進む未来を決めるわけです。

 

 

それくらい世界ってのは実は自由で、柔軟性があるものなんじゃないか、

 

 (ダリの絵みたいに、、)

 

そう考えた方が楽しくないですか?

 

そこで前回も言った通りに「態度」が重要になってくるのではないかと。

物事に対して、運が悪いとか、環境が悪いとか、誰が何言ったとか、会社が、政府がどうとか関係なく、自分がどういう態度でそれを捉えるか、が未来を決める一手になるのでは?

と思うとなんか色々世界が面白くなってきます。

 

こんな風に少し見方を変えて(自分の都合の良いように)世界を捉えると人生も少しずつ面白く変わっていくのではないでしょうか。

 

夢と神

 

これはものすごく余談なんですが、(すいません毎回その場の思いつきで書いてるので、、勢いに任せています)

夢の中って登場人物がたくさん出てきますよね?でもあれって自分が創り出していますよね。

自分が作った登場人物と自分が会話をしている。自分同士が会話をしているわけです。そういう意味で夢の世界は全て自分が創り出した、つまり自分が創造主(想像主?)なわけです。

 

 

そういう意味でも夢って不思議だな〜と。

明晰夢を見る僕としては、一個人の脳みそがあんなリアルな世界を作れるってほんと不思議です。

 

よく東洋哲学で(キリスト教とかもそうですが、)神と自分は一つ、世界も自分が創り出しているとか言いますよね。ブラフマンとアートマン。あれも夢の世界では成り立つ気がします。

ちょっと繰り返しになりますが、、、もちろん夢の中では主人公は主観で見ている自分なんですが、でも周りの登場人物も自分で作っているわけで、そういう意味では世界を創り出している主と、登場人物である自分は同一人物ですよね。

 

ああ不思議。

 

あと、夢の中ではカメラ位置が変わったりします( 職業病?w )

自分の目で観ている時と、少し俯瞰で後ろから自分の後頭部を観ていたり、鳥の目で自分が見えたりします。とにかく夢は不思議で面白い。

 

こんな世界観からヒントを得て作品を作ってます、ってなんか広がりすぎて訳わかんないですねw

 

とにかく、未来はあなた次第!世界は私達が思っている以上に不思議で面白いんだということです。

 

荷物持ちになる世界

 

先頭に立つ勇者として活躍する世界

 

どちらも同時に未来で待ってます。

 

どっちを選びますか!?

 

ということで残り4日?です!!!

皆さん引き続きご支援のほど宜しくお願い致します!

クラウドファンディングを達成している世界へ連れてってください!!!!!