大山の頂上を保護する会副会長の松岡嘉之です。
頂上碑移設クラウドファンディングの開始にあたりご挨拶申し上げます。
大山を敬い、大山に親しみ、大山を心のよりどころにしてきた人たちは、豊かな自然を永く後世の人々に伝え続けたいことを合い言葉に活動を推進しています。私は「大山の蝶」がとりもつ縁(えにし)で桝水高原の松岡家の養子になりました。それだけに大山と私の関係は宿命的とも云える意味深いものがあります。
昭和45年には自然保護活動が盛んになり、「大山の自然を守る会」が結成され、その頃から今日まで大山のボランティア活動に参加して半世紀になろうとしています。私たちは日本及び鳥取県の宝である「国立公園大山」を美しい姿に戻そうと昭和52年に「大山の美化を推進する会」を結成しました。昭和60年には「大山の頂上を保護する会」を設立し、官民一体のユニークな「一木一石運動」を展開し頂上の保全活動・植栽・浸食溝の埋め戻し事業を行っています。
崩落の危機に直面する頂上碑移設の事業は、平成30年の大山の頂上を保護する会の総会で官民が一致団結して行うことになりました。新しい頂上碑は、国立公園大山のシンボルとして、地域の発展と多くの方々の想い出と幸せを祈念するものです。
つきましては、国立公園大山を愛し、崩壊寸前の頂上碑移設・頂上保全活動のご趣旨にご賛同いただける皆様方の浄財のご寄付を賜りたく存じます。
何卒よろしくお願い申し上げます。
末筆ながら、皆様のご健勝並びにご多幸をお祈り申し上げまして、ご寄付のお願いとご挨拶に代えさせてさせていただきます。
大山の頂上を保護する会
副会長 松岡 嘉之